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かんぽ生命の帝王切開まとめ。手術給付金はいくら貰える?2回目の場合は?

「帝王切開の保障が手厚い保険に加入したい!」、「かんぽ生命の帝王切開の保障の評判は?」という方向けの記事です。

結論からいうとかんぽ生命の保険でも十分に手厚く帝王切開を保障してくれます。具体的な金額について、記事内で説明していきます。

この記事のトピックは以下になります。

  • かんぽ生命の帝王切開時の給付金はいくら?
  • 加入前妊娠していた場合どうなる?
  • かんぽ生命加入者が帝王切開を受ける際に知っておきたいこと

帝王切開への備えを万全にするためにも、ぜひ最後までご覧ください

内容をまとめると

  1. 帝王切開になった場合、かんぽ生命で給付される金額の内容は入院日額×入院日数+手術給付金(入院日額×10)
  2. 帝王切開になった場合の自己負担費用は平均して20~24万
  3. かんぽ生命では妊娠後に加入した場合も帝王切開で給付金がおりる(3年以内の病歴を正しく告知している場合)
  4. また、既に帝王切開で出産の経験がある場合は医療保険に無条件で加入できる可能性はかなり低いので注意
  5. 妊娠・出産を考えていて、保険についてお悩みがある人は、まず保険のプロに無料相談してみるのがおすすめ
  6. 今ならスマホ1つで無料オンライン相談できるので、この機会に保険の悩みを解決しましょう!

関連:かんぽ生命には医療保険がないが、特約でカバーできる

かんぽ生命の帝王切開の際に受け取れる給付金はいくら?


出産を控えておられる方にとって、帝王切開の不安はつきものですよね。帝王切開による分娩となった場合、かんぽ生命で受け取れる給付金はいくらくらいなのでしょうか。

まず、帝王切開になった場合の費用ですが、健康保険が適用され、選択帝王切開術の場合は201,400円、緊急帝王切開術では222,000円となっており、複雑な手術の場合はさらに2万円が追加されます。どこの病院でも同じ金額で、このうち自己負担額は3割になります。

ただし、食事や差額ベッド代などは健康保険の保障の対象とはなりません。また、入院日数は7日から10日程度のようです。

かんぽ生命に加入の場合、帝王切開の際に受け取れる給付金を見積もってみましょう。
基準保険金額が100万円の場合入院日額が1,500円、200万円になると1,500と3,000円、300万円になると、1,500円、3,000円、4,500円から選択できます。手術給付金は入院日額の10倍となっています。

これをもとに、例えば入院日額が4,500円の場合で計算してみると、

  • 入院:4,500円×8 (入院日数を8日と設定)=36,000円
  • 手術:4,500円×10=45,000円
  • 合計:36,000円+45,000円=81,000円

となります。
関連:養老保険に加入していた場合、帝王切開で保険金が受け取れるの?

帝王切開が2回目の場合でも受け取れる給付金は

帝王切開が2回目、つまり帝王切開で出産の経験がある場合、医療保険に無条件で加入できる可能性はかなり低いです。告知内容の「過去5年以内に帝王切開を含む妊娠・分娩にともなう異常で入院や手術をしたことがあるか」という項目に、該当するからです。

そのため、ほとんどの場合で特別条件付きでの加入となり、帝王切開の保障はつかないでしょう。ただ、既に保険に加入しており、1回目の帝王切開で給付金が受け取れた場合、2回目も受け取れる可能性があるかもしれません。

加入前に妊娠していた場合はどうなる?


かんぽ生命加入前に妊娠していたもののその事実を知らないまま保険に加入した場合、帝王切開を受けた際に給付金は降りるのでしょうか?
結論からいうと、帝王切開時の給付金は問題なく支払われます。

3年以内の病歴を正しく告知していれば告知義務違反と見なされることはありませんし、仮に妊娠中でも告知時に分かっていないのであれば記入する必要は必ずしもありません。

ただし、加入前から妊娠が発覚しており、かつ帝王切開での出産となる可能性が高い場合には加入を断られる可能性が高いです。
妊娠中の方でも加入できる保険でおすすめなのはオリックス生命が販売している新キュアレディです。

新キュアレディの詳細についてはこちらの記事をご覧ください

その他、帝王切開を受ける際に知っておきたいこと


帝王切開による分娩となった場合、仮に、かんぽ生命から給付金を受け取れない場合でも、公的医療保険制度などによって自己負担額の軽減や一時金などをもらえます。

どのようなものがあるか見ていきます。

自己負担額が3割
前述したように、帝王切開の場合、健康保険が使えますので、手術料、投薬料、診察料、入院料などの自己負担額は3割となります。
ただし、分娩費や食事代、差額ベッド代などは対象外です。

出産育児一時金
妊娠4ヵ月(85日)以上で出産したとき、健康保険より出産育児一時金として、赤ちゃん一人につき42万円が支給されます。
また、帝王切開の場合は出産費用が42万円以下になることは少ないかもしれませんが、その場合でも、差額分が後日被保険者に支払われます。

出産手当金
 出産のため会社を休み、その間に給与がなかった場合、出産の日以前42日から出産の翌日以後56日目までの範囲内で、会社を休んだ期間を対象として出産手当金が支給されます。
受け取れる金額は、「標準報酬日額の2/3 × 休んだ日数分」となります。

高額療養費制度
健康保険適用の3割の自己負担額が限度額を超えた場合、高額療養費制度が利用できます。
自己負担の限度額は年齢や収入によって金額は異なりますが、70歳以下で平均的な収入(標準報酬月額が28万~50万円)の場合、80,100円+(かかった医療費-267,000円)×1%となっています。
仮に医療費が100万円だった場合でも、自己負担限度額は、87,430円ですみます。

高額医療費控除
世帯あたりの1年間の医療費の支払いが10万円を超えた場合、確定申告すると還付金が受けられるというものです。

帝王切開を受けた際の手術給付金の請求方法


かんぽ生命で帝王切開を含む手術給付金を請求するには、以下の手順で進めます。
1, 必要な書類をそろえる

  • 保険証券(保険証書)
    保険証券がない場合でも、記号番号(証券番号)がわかれば大丈夫です。
  • 被保険者の運転免許証・パスポートなど
    本人の顔写真が確認できる証明書が必要です。
  • 印鑑
  • 保険金受け取り人の銀行の預金通帳、キャッシュカードなど
  • 会社所定の入院手術証明書
    ホームページからダウンロード可能です。

2, 郵便局で手続き
被保険者本人が、最寄りの郵便局で手続きを行います。
簡易郵便局では対応できません。
保険金の受け取りを口座振込みにする場合は、口座番号のわかる通帳等が必要です。

3, かんぽ生命で審査

4, 受け取り
審査完了後、給付金を受け取ることができます。
手順そのものはそれほど複雑ではないようですが、郵便局に出向いて手続きを行わなければならないので、会社に勤めていらっしゃる方の場合、ちょっと不便かもしれませんね。
代理人による手続きも可能ですが、その場合は別途、

  • 委任状
  • 委任者の印鑑登録証明書または委任者本人のみが使用できる公的な証明書類の原本
  • 代理人本人であることが確認できる書類
  • 代理人の印鑑

などが必要です。
他の保険会社とも帝王切開保障について比較してみたい!という方もいると思います。そんな方は保険のプロと一緒に気になる保険を比較しましょう。無料なので、やってみて損はありません。

まとめ:かんぽ生命の帝王切開まとめ。手術給付金はいくら貰える?2回目の場合は?


帝王切開に関するかんぽ生命の給付金に関して、解説してきました。
最後にもう一度、主なポイントをまとめておきます。

  • かんぽ生命で給付される金額の内容は
    入院日額×入院日数+手術給付金(入院日額×10)
  • 過去に帝王切開の経験がある場合、新たな加入では保障はつかないことがほとんど
  • 既に保険に加入しており、1回目の帝王切開で給付金があった場合は、2回目も可能性あり
  • かんぽ生命で給付金がもらえなくても、公的療養制度などで対応可能
    自己負担は3割
    出産育児一時金
    出産手当金
    高額療養費制度
    高額医療費控除
  • 手術給付金の請求方法は複雑ではないが、郵便局に出向く必要あり

いかがでしょうか。出産予定の方は帝王切開の不安を感じておられる方もいらっしゃると思います。

ですが、仮に、かんぽ生命で給付金が受け取れなくても公的な保険でカバーできますので、お金に関してはそれほど心配しなくてもよいでしょう。
参考:厚生労働省

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