癌になっても入れるがん保険があれば、がん経験者にとっては本当に嬉しいですよね。
アフラックのがん保険「生きるためのがん保険寄りそうDays」は癌になっても入れる保険です。しかし、癌になっても入れる保険には、メリットやデメリットも存在します。
もし癌になっても入れるがん保険のメリット・デメリットを把握しないまま加入してしまうと、加入後に後悔する確率が高くなります。
そこで今回は、癌になっても入れるがん保険・がん経験者でも入れる保険について以下のことを解説します。
- 癌になっても入れるがん保険、アフラック「生きるためのがん保険寄りそうDays」
- 癌になっても入れるがん保険「生きるためのがん保険寄りそうDays」の口コミ・評判
- 引受基準緩和型保険のメリット・デメリット
- 無選択型保険のメリット・デメリット
FP紹介:森田俊介
FP(ファイナンシャルプランナー)として保険専門の大規模サイトを自ら運営。
2018年よりがん保険おすすめ.jpを監修している。
癌になっても入れるがん保険だといって飛びつくのではなく、メリット・デメリットをしっかり把握して検討することが大切ですので、ぜひ最後までご覧ください。
内容を簡単にいうと
- 癌になっても入れる保険はアフラックの「生きるためのがん保険寄りそうDays」がおすすめ
- 原則がん経験者は通常のがん保険には加入できない
- なんの保険が自分にベストか確かめるには、プロと一緒に複数の保険を比較するのがおすすめ
- 複数の保険を比較するときは、当サイトが唯一おすすめしている保険相談サービス、ほけんROOM相談室を絶対に使うべき(何回相談しても無料で損をするリスクがないため)
- 癌になっても入れるがん保険の種類は引受基準緩和型と無選択型
Contents
癌になっても入れるがん保険はアフラック「生きるためのがん保険寄りそうDays」
癌になっても入れるがん保険で一番有名なのは、アフラックの生きるためのがん保険寄りそうDaysです。
基本的な内容および主契約についてご紹介いたします。
契約年齢 満20歳以上、満85歳 加入できる方 ガン治療および投薬(予防のための投薬も含む)が終わって最後の日から5年以上が経過している方※過去5年以内に「がん(悪性新生物)」の診断や治療を受けておらず、また治療を受けるように勧められていない事。※経過観察のための検診・検査での通院は「治療および投薬」に含まれません。 保険期間(主契約) 終身(一生涯) 保険料の払込期間 終身 支払方法 月払・半年払・年払クレジット払・口座振替・払込用紙・団体/集団取扱 契約プラン(主契約)「特別がん保険(無解約払戻金)」※契約は「入院給付金」の日額金額で選択。 入院給付金「がん・上皮内新生物」での入院●1日目から日数無制限 日額「10000円」 日額「5000円」 通院給付金「がん・上皮内新生物」での通院●三大治療のための通院は日数無制限
●退院後365日以内の通院なら日数無制限日額「10000円」 日額「5000円」 手術治療給付金「がん・上皮内新生物」で「所定の手術」を受けた時●一連の手術は14日間に1回(回数無制限) 20万円/回 10万円/回 放射線治療給付金「がん・上皮内新生物」の治療目的で「所定の放射線治療」を受けた時
●60日に1回(回数無制限)20万円/回 10万円/回 契約者サポート ・がん専門相談サービス「プレミアサポート」※がん患者専門のカウンセラーによる相談や専門医紹介サービス(有償ものものあり)
・がん治療に伴う生活情報サービス
※「外見面」や「生活面」での変化をサポートする情報冊子の提供払込免除 無 解約払戻金 無 配当 無 ※クーリング・オフ制度有
実際に契約をする際は、入院給付金の金額を選択します。
詳しい商品内容は以下をご覧ください。
関連:アフラック「生きるためのがん保険 寄りそうDays」の口コミとデメリットを紹介!
癌になっても入れるアフラックのがん保険「生きるためのがん保険寄りそうDays」の口コミ・評判
癌になっても入れるアフラックのがん保険「生きるためのがん保険寄りそうDays」の実際の加入者はどんな口コミや評判を残しているのでしょうか。
「よくCMで話題になっているので、注目していましたが、保障内容も充実していて満足しました。」
アフラックは、TVCMで有名ですよね。特に、CMでも「がん」を経験した方の経験談のお話があったりするので、がん保険のイメージがとても強い会社です。
実際に、1955年に世界で初めてのがん保険を開発し、1978年、日本で初めてがん保険を販売しました。他にも、契約件数No.1であったりすることから、アフラックは、がん保険のパイオニアと言ってもよいかもしれませんね。
がん保険の商品を長年取り扱っている事や、契約件数No.1となっている事を考えると、アフラックは、がんになった方のために考えられた商品を提供しているという事が考えられます。
そして、がん経験者でも入れる保険「生きるためのがん保険 寄りそうDays」、これは、ガン経験者の方にとっては、とてもありがたい商品だと思います。
「セカンドオピニオン的な用途もあるので、治療だけでなく精神的なサポートもしていただきました。」
保険契約をすると付随して、「プレミアサポート」(がん専門相談サービス)として、がん患者専門のカウンセラーによる専門医の紹介が受けられます。そして、セカンドオピニオンを受けたり、治療方法などの選択の相談をするという事が出来ます。
がんの診断を受けて、ショックになっている時に、何からすれば良いのか、自分に合った治療方法は何なのか、インターネットで検索しても、情報量が多すぎてわからない、というのが出てくると思います。そういった中で、専門のカウンセラーによる相談は、とても心強いです。そして、精神的な不安を取り除け、心強いサポートになるのではないでしょうか。
長い治療をしていく上で、精神的な負担が軽くなるという事は、少しでも前向きになって、がんと向き合うことが出来ます。
他にも、「外見面」や「生活面」での、がん治療に伴う情報サービスも受けられるので、治療中のちょっとした出来事へのサポートも万全ですね。
関連:アフラック「生きるためのがん保険 寄りそうDays」の口コミとデメリットを紹介!
癌になっても入れるアフラックのがん保険「生きるためのがん保険寄りそうDays」のパンフレットはこちら
アフラック「生きるためのがん保険寄りそうDays」のパンフレット
おすすめのがん保険はわかったけど、他の保険も比較してどの保険に入るか決めたい!という方は当サイトが唯一おすすめしている保険相談サービス「ほけんROOM相談室」で、プロと一緒に気になる保険を比較するのがおすすめです。何回相談しても無料なので、損をするリスクがなく安心できます。
参考:アフラック「がん経験者のための「生きるためのがん保険 寄りそうDays」とは?」
原則がん経験者は完治しても普通のがん保険に入れない
基本的にがん経験者の方は完治していたとしても、再発の恐れがあるため、がんになったことがない方と同じ条件で加入する事は、ほとんどできないと考えられます。
後ほど詳細なご紹介も実施しますが、現在はがんの治療もかなり進んでおり、症状・治療経過によっては条件付きでの加入ができます。
一昔前ならほぼ100%加入ができなかったのが事実ですし、現在でもがんを経験していると門前払いの保険会社も存在します。
そもそも保険は発生するかもしれないリスクに対し多くの加入者を募り、一定の割合で発生するリスクを補填する商品です。リスクが高い状態の方を沢山受け入れる事で、商品として成り立たない可能性が高いのです。
また、健康を維持し保険料を収めている契約者に対し、公平性を確保できない点も見逃せません。上で説明した通り現在では条件つきで保険に入れるケースも出てきていますが、その際には保険会社から一定の審査が実施されています。
保険会社によって、重要視する点が若干異なり基準も明確な物はないのですが主に以下のような点に注目しているようです。
− 過去に発症したがんの種類や、部位
− がんのステージや、転移リスクの有無。(上皮内新生物等の良性腫瘍か、悪性腫瘍か)
−がんが完治してからの期間と、その期間中の健康状態
−がん以外の病気の有無
−現在の健康状態
がんについては、多くのデータが蓄積されてきているため、がんの種類・その後の経過等でリスクを算出する事が可能なのだと考えられます。
そのため、アフラックの寄りそうDaysのような、癌になっても入れるがん保険が存在しているのです。
癌になっても入れるがん保険①:引受基準緩和型
ここでは、癌になっても入れるがん保険の「引受基準緩和型保険」を解説します。
その言葉の通り、がん保険契約希望者を引き受ける基準が比較的ゆるい保険を指します。
がん保険に限らず一般的に保険に入る際には、契約者は自分の健康状態を告知する必要があります。告知した内容を保険会社が考慮し、リスクを算定した上で保険料が決まるのが一般的です。
これに対して『引受基準緩和型がん保険』では、元々特定の持病や病気の履歴がある人が前提です。
そういった人たちが保険に加入しやすいように、告知に必要とされる情報が一般的な保険に比べて少なくて済むように設計されているのです。
関連:持病でも加入しやすいがん保険おすすめランキング!一番安いのはどれ?
癌になっても入れる引受基準緩和型保険のメリット
癌になっても入れる『引受基準緩和型保険』のメリットは、やはり持病や、病気の羅患経験があっても加入しやすい基準になっている点です。
通常、保険はリスクが高い方の加入を敬遠するのが一般的です。
保険商品の性格上、リスクが高い方が多い状況では商品設計が成り立ちません。しかし、近年は医療技術の進歩もあり一昔前であれば、リスクが非常に高かった病気も完治するケースも増えています。
そういった背景を受け、一定のリスクを抱えた契約希望者も受け入れてくれる保険が生まれました。本当に保険を必要とする契約者の方にとっては、加入者の立場にたってくれるありがたい保険ですね。
癌になっても入れる引受基準緩和型保険には、何かあった際に支えてくれる保険の存在は経済的だけではなく、精神的な安定をもたらしてくれるメリットもあります。
癌になっても入れる引受基準緩和型保険のデメリット
それでは、癌になっても入れる引受基準緩和型がん保険のデメリットは何でしょうか。
概要を紹介した文の中でも説明をさせていただきましたが、条件付きでの加入である点が挙げられます。
その条件は保険商品によって様々ですが、一般的に通常の保険商品より『保険料』が高かったり、『保険金』の支払いに制限があるケースが多いです。
よくよく考えれば、当然の話なのですが『引受基準緩和型がん保険』は一般の商品より『保険金支払いリスク』が高い商品設計になっています。
そのリスクを保険会社が抱える代わりに、契約者にも一定の負担を依頼するのです。
一般の商品と比較すると、確かに『保険料が高い事』や『保険金の支払いが限定的』である事はデメリットです。
それでも、がんのように羅患時に大きな負担が発生する疾病を抱える方にとっては、癌になっても入れる引受基準緩和型保険のような商品がある事は大きな希望になるのではないでしょうか。
癌になっても入れる限定告知型保険という選択
癌になっても入れる引受基準緩和型がん保険が、加入できる条件が緩やかな商品だとご紹介しました。
これ以外に、限られた告知内容で加入できる保険商品を『限定告知型』と呼び、こちらもがんになっても加入できる可能性のある商品です。
『限定告知型』の保険商品は、保険会社から提出を求められる告知項目が限定的である事が最大の特徴です。これに該当しない場合には、他に一切の告知義務はありません。
しかし、提出を求めらる内容で引っかかってしまう内容がある場合は加入は非常に難しいのです。
過去の症例や、蓄積されたデータから本当に確認が必要な情報に絞られた設計になっているのだと考えられます。
同じ病気でも症例や、経過は様々です。
限定告知で求められる内容が、自分の症例からは回避できる場合、癌になってもがん保険に入れる可能性は高いです。
癌になっても入れるがん保険②:無選択型
癌になっても入れるがん保険の種類として最後に『無選択型がん保険』をご紹介します。
先にご紹介した、『引受基準緩和型がん保険』や『限定告知型』は基準や内容はどうあれ告知は必須でした。
これに対し、『無選択型がん保険は』どんな状況の方でも一切の告知が不要な保険となります。
つまり、保険会社側の視点から『選り好みはしない、無選択でどなたでも入って頂けます』という設計の保険商品なのです。
これだけ聞いてしまうと、『保険商品として成り立たないだろ!』と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし後ほどメリット・デメリットをご紹介しますが、きちんと商品として成り立つように設計がなされています。
癌になっても入れる無選択型がん保険のメリット
癌になっても入れる無選択型がん保険のメリットは、何といってもどのような状況・症状の型でも加入が認められる点です。
この記事の中でも説明を実施してきましたが、一般的にはリスクのない健康な状況で保険は加入するものです。契約者も『保険料』の支払いという負担が必要ですが、何かあった際には『保険金』という対価を得られます。
保険会社も安定した運用を実施するために、基本的には既にリスクを抱えている人や、リスクが高い人の受け入れを拒否するのが一般的です。
しかし、この『無選択型がん保険』ならこれまではどうしても保険に入る事ができなかった人でも保険に入る事ができるのです。
保険金を受け取れる事もそうですが、仮に家族を養っている立場の方であれば、癌になっても入れるがん保険に加入し、自分以外の方を安心させてあげられるのも大きなメリットになりそうです。
癌になっても入れる無選択型がん保険のデメリット
この癌になっても入れる無選択型がん保険ですが、当然デメリットも存在します。
まず、癌になっても入れる引受基準緩和型がん保険でもそうでしたが、保険料の支払いは一般的な保険商品より高いです。
また、そもそもリスクが非常に高い状態での加入が前提の商品のため、保障内容が限定的になります。もし、『無選択型』を検討されたい場合は保障内容をよく確認してする必要がありそうです。
例を挙げると、死亡保険型保険の場合には、支払われる保険金は一般の保険商品より少ないようです。
支払った保険料より、死亡時に受け取れる保険金が少なくなるケースもあるようです。
最後に、この保険では加入後すぐに保障が受けられるのではなく『免責期間』という保険が適応されない期間が設けられています。通常91日目にならないと保障対象と見なされないとされています。これは、明日にでも亡くなってしまうリスクがある人が保険を活用するなどの極端なリスクを避ける事が目的と考えれます。
このように色々な条件を設ける事で、極端なリスクを排除し癌になっても入れる保険商品として成り立つように設計がされているのです。
メリット・デメリットをみてみてもがん保険が自分に必要なのかわからない!という人は保険のプロに相談しましょう。保険の相談は当サイトが唯一おすすめしている保険相談サービス「ほけんROOM相談室」を利用するのがおすすめです。
何回相談しても無料なので、損をするリスクがなく安心できます。
癌になっても入れる医療保険を紹介!
ここまで、『癌になっても入れる保険』についてご紹介をしてきました。
がん保険だけでなく、医療保険の加入も検討している方のために、癌になっても入れる医療保険をご紹介します。
癌になっても入れる医療保険①オリックス生命『新キュアサポート』
癌になっても入れる医療保険「新キュアサポート」の特徴:持病や、入院・手術経験がある方にも幅広い保障を手厚く準備
ポイント1 :病気や怪我による入院:手術を一生涯保障 保険料は加入時のまま上がらない。
ポイント2 :加入前にかかっていた病気が悪化した場合の入院費・手術費も保障。
ポイント3 :七代生活習慣病による入院は、1入院の支払い限度日数が拡大、三大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)による入院は、支払い日数無制限。
ポイント4 :入院の有無に関わらず、約1000種類の手術を保障!
ポイント5 :一生涯の死亡保障も準備可能(引受基準緩和型終身保険特約へ加入した場合)
ポイント6: 先進医療を受けた場合には、給付金と一時金をお支払い。
今回の記事の中で引受基準緩和型の保険の場合、保障される範囲が限定的になる可能性がある点を説明させて頂きました。こちらの製品は、上記の通り通常の保険と同じかそれ以上に手厚い保障を準備してくれています。
元々持病として抱えていた病気についての、入院、手術費についてもカバーしてくれる点は何とも心強いですよね。
また、がん以外の病気に対する保障が手厚い点も加入者としては嬉しいのではないでしょうか?
関連:癌になっても入れる医療保険「新キュアサポート」の口コミ・評判やデメリット
癌になっても入れる医療保険②東京海上日動あんしん生命『メディカルキットラブ』
癌になっても入れる医療保険「メディカルキットラヴ」の特徴:がんに対する入院・治療に注力したタイプ
ポイント1 : 健康状態に不安がある方でも入りやすい、20歳から入れる保険
ポイント2 :病気やケガによる入院を一生涯保障
ポイント3 : 加入前にかかっていた病気が悪化した場合の、手術・入院・放射線治療も保障
ポイント4 :がん治療を目的とした入院は、支払い日数無制限で保障(がん入院支払日数無制限特約加入時)
ポイント5 : 先進医療を受けた時の技術料を最大2000万まで保障 (先進医療特約を付加した場合)
こちらの商品も持病がある方が加入できる点や、病気ケガによる入院を一生涯保障してくれる点はオリックス生命の新Cureサポートと似ています。
しかし、こちらの商品は主にがんが再発したり、がんの治療が今後の人生に関係しそうな人にできるだけ手厚い保障を齎してくれる点が最大の違いと言えます。
どちらも保険加入者にとっては非常に魅力的な商品ですが、本当に自分にとって、どの範囲の保障を手厚く受ける方が良いのかを考えて決めるべきだと考えられます。
関連:癌になっても入れる医療保険「メディカルキットラヴ」の口コミ・評判やデメリット
がんになってから、がん保険への加入はできるのか?まとめ
癌になっても入れるがん保険について解説しました。
この記事のポイントとしては以下になります。
- 基本的にがんにかかってしまうと、保険には入れない。
- 引受基準緩和型、無選択型のような癌になっても入れるがん保険もあるが一般的には保険料が高い場合や、保障範囲が限定的である。
- 癌になっても入れるがん保険のなかにも比較的保障が手厚い商品も存在している。
がんに対する備えを真剣に考えられているのであれば、健康な時の加入が大原則だと考えられます。
それでも、いつ・どんなタイミングでがんを発症してしまうかは誰にも分かりません。
癌になっても入れる保険を知っておくことで、人生をより良いものにしていけるでしょう。
癌になっても入れるがん保険に入りたいと思ったら、複数の保険を比較して自分にあった保険を見つけましょう。保険を比較する際には、当サイトが唯一おすすめしている保険相談サービス「ほけんROOM相談室」で保険のプロと一緒に気になる保険を比較するのがおすすめです。
何回相談しても無料なので、損をするリスクがなく安心できます。