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AIG損害保険「医療保険(実費補償型)みんなの健保」のデメリットや加入者の評価

AIG損害保険「医療保険(実費補償型)みんなの健保」のデメリットが知りたい!

みんなの健保のデメリットや評判を知っておきたい!、AIG損害保険「みんなの健保」は本当に良い保険なの?
という方向けの記事です。

珍しい実費保障型の医療保険のみんなの健保ですが、通常の医療保険とどちらが良いのか気になりますよね。
そこでこの記事では、みんなの健保について以下のことを解説します。

  • みんなの健保の特徴
  • みんなの健保のデメリット・メリット
  • みんなの健保の評判・口コミ
  • 商品・保障内容

実費保障型のみんなの健保が自分に最適なのか見極めるためにもぜひ最後までご覧ください。

自分にベストな医療保険を確実に知りたいという方は保険のプロに相談しましょう。当サイトが唯一おすすめしている保険相談サービス「ほけんROOM相談室」で、プロと一緒に気になる保険を比較するのがおすすめです。何回相談しても無料なので、損をするリスクがなく安心できます。

AIG損害保険の医療保険「みんなの健保」の特徴

冒頭で述べたように、AIG損害保険の医療保険「みんなの健保」は、公的医療保険制度の自己負担3割から1割負担などにあたる実費の部分を保障するタイプの保険です。

通常、例えば、入院日額5,000円、手術給付金は入院日額の10倍など、定額の保障がほとんどの医療保険の中で、まだまだマイナーな保険です。
ただ、病気になって入院や手術が必要になる場合、いくらかかるか検討がつかないので、実費を保障してくれる保険であれば、経済的な不安はかなり軽減されるといえるでしょう。

AIG損害保険の医療保険「みんなの健保」のデメリット

実費を負担してくれる保険として、気になる「みんなの健保」ですが、まずは、デメリットから見ていきましょう。
どんなデメリットがあるのでしょうか。

保険料が10年更新

最初のデメリットは、保険料が10年ごとの更新で上がっていく、という点です。
例えば、実費プランE1男性の場合の保険料を見てみましょう。

0歳 10歳 20歳 30歳 40歳 50歳 60歳
保険料 1,340円 1,420円 1,770円 2,260円 3,320円 6,060円 12,040円

0歳から20歳までの上昇率はそれほど高くないのですが、30歳、40歳と年齢を追うごとにその上昇率は高くなり、特に、40歳から50歳、50歳から60歳ではそれぞれ2倍前後に跳ね上がっているのがわかります。

50代、60代は、病気にかかる可能性も高くなるので、仕方ないといえば仕方ないのですが、終身型の医療保険などの保険料などと比較すると、高齢になってからの高額な保険料は、家計にとっても厳しいかもしれません。

特定疾病一時金の支払いはがんの場合を除いて一度きり

がんと診断確定された場合、または、心筋梗塞、脳卒中、肝硬変、腎不全、インスリン依存性糖尿病などの特定疾病で、5日以上の入院が必要と診断された場合、特定疾病一時金が給付されるのですが、この特定疾病一時金の給付が、がんをのぞいて10年間の保険期間を通して1回しかないのです。

がんについては、上皮内がんは対象外で、最初の診断確定と、直近の診断確定から2年以降経過したもの(転移、再発も含む)について、何度でも給付金を受け取れます。

その他の医療保険では、がん以外の疾病でも1年に1度であれば、支払回数の制限がない保障のものも見られるので、それらに比べると、保障内容が物足りない印象です。

AIG損害保険の医療保険「みんなの健保」のメリット

次に、メリットについて解説していきます。具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。

デメリットとメリットの両方をしっかり確認してくださいね。

契約可能年齢が幅広い

契約年齢は0歳から89歳まで可能で、0歳に関しては生後15日以上から対象となります。

生後15日以上の0歳から入れるというのもさることながら、特に、89歳まで契約可能な医療保険は少ないので、保険料はそれなりに高くはなってしまいますが、高齢で入れる保険がないと困っている方にはうれしい保険ではないでしょうか。

特約の種類が豊富

オプション特約の種類がかなり多いのも、メリットのひとつです。

  • 先進医療費用保険金

その技術料だけでなく、交通費、宿泊費が実費で給付されます。

  • 通院医療保険金(日額)
  • 回復支援費用保険金

また、特定疾病の保障としては、以下のような特約があります。

  • がん入院保険金(日額)
  • がん入通院治療費用保険金
  • 特定疾病診断給付金
  • 女性特定疾病入院一時金

これらの中から、ご自身に必要なものを自由にカスタマイズできます。

診断書の取得費用まで実費補填してくれる

3つ目のメリットは、診断書を取得する際にも、1万円+消費税の金額まで実費を保障してくれる点です。

保険金の請求時には医師の診断書が必要で、それを取得するためには、通常1万円~2万円程度の費用がかかり、これがばかになりません。
1万円までではありますが、この取得費用まで保障してくれるのは、他の保険ではあまり例が見られず、案外うれしいメリットといえるのではないでしょうか。

みんなの健保が自分にベストなのかわからない!という人は複数の保険を比較して自分にあった保険を見つけましょう。
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AIG損害保険の医療保険「みんなの健保」加入者の評判・口コミ

一般的にはまだ種類の少ない、実費を保障するタイプの「みんなの健保」ですが、実際に加入している方の評判はどうなのでしょうか。
準備中です。

AIG損害保険の医療保険「みんなの健保」の商品・保障内容

次に、「みんなの健保」の実際の保障内容を具体的に見ていきます。
ますは、基本保障から解説していきますので、確認してみてくださいね。

入院治療費用保険金

公的医療保険制度によって、入院した際に自己負担となった金額などの実費を保障してくれるものです。
自己負担の割合の3割、2割、1割によって、保障の種類も3型、2型、1型の3種類があります。

3型 2型 1型
保障額 自己負担3割の実費+食事療養標準負担額 自己負担2割の実費+食事療養標準負担額 自己負担1割の実費+食事療養標準負担額
1回の入院の限度額 120万円 90万円 60万円
1回の入院の支払限度日数 365日

通常、他社の実費保障型の保険では、公的医療保険制制度による3割から1割の治療費の自己負担のみを対象とするものが多いのですが、「みんなの健保」の場合、食事代も対象になっているのがうれしい点です。

ただし、差額ベッド代や家族のお見舞いの交通費などの費用に関しては、対象とはなっていません。差額ベッド代などに比べると、食事代の金額は小さいものかもしれませんが、入院中は何かと出費がかさみますので、食事代だけでも保障してくれるのはありがたいですね。

入院諸費用保険金

入院諸費用保険金は、公的医療保険制度の対象外の費用(食事代以外)について実費が保障されるものです。
具体的には以下のようになっています。

差額ベッド代 入院日数×上限1万円、1.5万円、3万円から選択 実費
入退院・転院時の交通費 実費
雇入・預入費用1 雇入・預入日数×上限1.5万円
親族付き添い費 日額4,100円 定額
諸経費 日額1,100円

※1:家事代行のホームヘルパー、子供をあずけるベビーシッター、清掃代行業者などの雇入費用、保育所や親族の介護施設への預入費用

前述した、治療費や食事代のみならず、入院時にかかるほぼ全ての出費を保障してくれるのは、非常に心強いといえるでしょう。
差額ベッド代や交通費などはもちろんのこと、親族の付き添いや、特に、雇入・預入費用まで負担してくれるのはとてもありがたいですね。

例えば、子供や老齢の親と同居の夫婦の場合、夫婦のどちらかが入院した場合、子供や親の世話にまで影響が出てしまい、たちまち、それまでの通常の生活に支障をきたしてしまうことにもなりかねないからです。

入院医療保険金および手術医療保険金

入院医療保険金および手術医療保険金は、他の医療保険でもみられる一般的な保障で、入院の際、日数に応じて定額の金額を給付するものです。

入院医療保険金 入院日数×入院日額
手術医療保険金 入院手術:入院日額×20倍 外来手術:入院日額×5倍

1回の支払限度日数は、60日、180日、365日、1,095日から選択肢、保険期間を通じて1,095日までとなります。

以上のように、この保障は他の保険と同じような定額タイプの保障内容で、実費を保障するタイプの保険の保障としては違和感を感じるのが本音のところです。

入院治療費用保険金、入院諸費用保険金、入院医療保険金および手術医療保険金の3つの基本保障の中で、いずれか1つ以上をセットすればよいので、せっかく実費型の保険に加入するのであれば、この保障はつけなくてもよいと思われます。

AIG損害保険の医療保険「みんなの健保」の特約

次に、「みんなの健保」の特約を見ていきましょう。
前述のメリットのところでも解説しましたが、「みんなの健保」は特約の種類が豊富です。

それぞれ間単に解説していきます。

先進医療費用保険金

先進医療の技術料を10年間で通算2,000万円まで、病院までの往復の交通費の実費、また、ホテルなどの宿泊費用として1泊につき上限1万円までを負担してくれます。

技術料の実費の保障は通常の保険でも対応している場合が多いですが、交通費や宿泊費も保障してくれるのはありがたいですね。

通院医療保険金

入院開始の30日前、および退院後の180日までの期間の通院に対して、日額×通院日数を支払うものです。

ただし、病気の場合は通院のみの治療は対象とはなっていません。同一の病気やケガに関しての支払限度日数は90日で、通算では500日となっています。

日本国内でも海外でも対象となり、また、公的医療保険制度の利用がある場合もない場合もどちらも保障の対象となります。最近では、入院日数が短くなり、通院による治療も増加傾向にありますので、この特約があると安心でしょう。

回復支援費用保険金

回復支援費用保険金とは、入院中に日本国内で負担した費用に対して保障するもので、具体的には以下の費用が対象となっています。

  • 外見の修復など、形成外科治療に使った費用
  • 義歯、義手、義足、義眼、義毛などの費用
  • 高度障害状態になった場合などに、居住する住宅の改造費用
  • 療養、介護用機器の購入費用

本人の身体の回復に直接関係する費用のみならず、介護用機器や住宅のリフォーム費用まで対象なのが特徴です。

がん入院保険金

がんで入院した場合に、日額×入院日数を支払うもので、1回の入院について限度日数は365日、通算では1,095日となっています。
国内、海外を問わず、公的医療保険制度を利用してもしていなくても、保障の対象となります。ただし、90日間の待機期間中に発症したがんについては、支払の対象とはなりません。

がん入通院治療費用保険金

がんの治療に関して、入院のみならず通院に関しても、公的医療保険制度における自己負担額を保障するというものです。

支払額 保険期間中の通算支払限度額
3型 自己負担3割の実費+食事療養標準負担額 600万円
2型 自己負担2割の実費+食事療養標準負担額 450万円
1型 自己負担1割の実費+食事療養標準負担額 300万円

契約中に、自己負担3割から2割へ、2割から1割への変更があった場合も、契約の型に応じた金額が支払われます。
ただし、以下の場合は支払の対象とはなりません。

  • がんの診断確定を行うための検査を目的とする場合
  • がんの再発・転移の診断を行うための診察、または検査を目的とする場合
  • 検査入院など

特定疾病診断保険金

こちらは、デメリットのところでも解説しましたが、がんと診断確定された場合、または、心筋梗塞、脳卒中、肝硬変、腎不全、インスリン依存性糖尿病などの特定疾病で、5日以上の入院が必要と診断された場合に給付されるものです。

がんについては(上皮内がんは対象外)、最初の診断確定と、直近の診断から2年以降経過したもの(転移、再発も含む)について、何度でも給付金を受け取れます。しかし、がん以外では10年間の保険期間を通して1回しか受け取れません。

女性特定疾病入院一時金

女性特有の病気とされる、子宮がん、乳がん、子宮筋腫、甲状腺障害、関節リウマチなどに診断され、入院した場合に、保険金が支払われるものです。

保険金の支払回数に制限はありませんが、1回の入院につき、支払は1回のみとなります。保険料は、30歳女性、一時金10万円の場合、900円です。一時金の金額に対して、若干保険料が高いような印象ですが、例えばがんに関しては、女性のがんでもっとも多いのが乳がんであり、2割を占めています。

お守りの特約として、付加しておいてもよいかもしれません。

AIG損害保険の医療保険「みんなの健保」がおすすめな人

「みんなの健保」は、実費保障型の保険を希望する方にはおすすめの保険ですが、特に、お子さんのいらっしゃる方におすすめです。

例えば、ご両親のどちらかが入院した場合、一般的な入院日額が定額の保険であれば、その給付金の範囲で対応するしかありません。

しかし、「みんなの健保」であれば、基本保障の中の入院諸費用保険金で、雇入・預入費用などを上限1.5万円×日数分まで対応でき、家事代行のホームヘルパー、子供をあずけるベビーシッターなどの費用も賄うことができるからです。

まとめ:AIG損害保険「医療保険(実費補償型)みんなの健保」のデメリットや加入者の評価

AIG損害保険「みんなの健保」について述べてきましたが、いかがでしたでしょうか。
最後に、もう一度メリットとデメリットを簡単におさらいしてみましょう。

  • メリットとしては
  1. 契約可能年齢が、0歳から89歳までと幅広い
  2. 特約の種類が豊富で、契約者にあわせてカスタマイズがしやすい
  3. 診断書の取得費用まで保障してくれる
  • デメリットとしては、
  1. 保険料が10年ごとに更新され、特に、50歳、60歳からの保険料が高額
  2. 特定疾病一時金の支払いは、がん以外は一度しかない

実費保障型の医療保険はまだまだマイナーではありますが、このAIG損害保険「みんなの健保」は、公的医療保険制度の対象の治療の自己負担だけでなく、その他の差額ベッド代、食事代、交通費、家族の付添費、その他諸経費まで、いたれりつくせりの保障となっています。実費型の保険に興味をお持ちの型は、選択肢の対象としてもよいと思われます。

自分にベストな医療保険に入りたいと思ったら、複数の保険を比較して自分にあった保険を見つけましょう。
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医療保険ランキング.com監修FP
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