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医療保険の平均月額はいくら払ってる?おすすめの節約方法も《FP監修》

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医療保険の平均月額はいくら払ってる?

医療保険の保険料を設定する基準として、他の人がいくら払ってるのか知りたい方が多いと思います。
医療保険に平均月額いくら払ってるかを基準にすれば、大多数の人がそのくらいで備えているから大丈夫という安心感がありますよね。
もし、他の人が医療保険に平均月額いくら支払ってるか知らないと、保障が他の人より足りなくて後悔するなんてことになりかねません。
この記事では以下のことを中心に解説します。

  • 平均月額保険料と年間払込保険料の相場
  • 年収と月額保険料の割合が適正か
  • 入院時の自己負担額は、いくら必要か
  • 医療保険をおすすめできる/できない人
  • 医療保険の月額保険料は、1,000円でも大丈夫な理由
  • 掛け捨てと積立のどちらがよいか
  • 平均月額保険料が、相場より安いおすすめの医療保険商品

FP紹介:森田俊介

FP(ファイナンシャルプランナー)として保険専門の大規模サイトを自ら運営。

2018年より医療保険ランキング.comを監修している。

医療保険に20代・30代の方や独身の方がいくら払ってるかを、保険料の参考にするために最後までご一読ください。

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10 mins ago 580 comments

医療保険の平均月額はいくら払ってる?20代・30代・40代や独身など


ここでは、年代・性別関係なく全ての方が医療保険の平均月額保険料をいくら払ってるのかをデータを元に解説していきたいと思います。
生命保険文化センター「平成30年度生活保障に関する調査」によると、世帯あたりの医療保険を含む、加入している全ての保険の年間払い込み保険料の総額の平均金額・相場は、36.2万です。
また、この医療保険にいくら払ってるのかの金額は、年々減少する傾向にあるようです。

20代・30代や40代・60代女性・男性は医療保険の月額保険料にいくら払ってる?

次に、年代別女性・男性が医療保険の月額保険料にいくら払ってるかを解説します。
メディケア生命が自社の加入者のデータを公開していますので、その情報を参考にしてみます。

男性 女性
20代 2,760 円 3,073 円
30代 3,693 円 3,548 円
40代 5,523 円 4,575 円
50代 5,986 円 4,580 円
60代 6,198 円 5,101 円
70代 6,586 円 5,982 円
80代 8,778 円 5,942 円
全年齢の平 5,646円 4,686円

出典:メディケア生命
メディケア生命のデータをもとに、全年齢の平均を出してみると、男性が5,646円、女性が4,696円で、その差は約1,000円ほどでした。
この平均金額よりも高くなる年代は、男性で50代から、女性では60代からとなっており(赤字部分)、中高年になると体調や病気の不安が増すことが背景にあると考えられます。
また、20代を除いて、どの年代の医療保険の月額保険料の平均・相場は女性より男性の方が金額が大きく、特にその差が大きいのが80代となっています。
自分の年代・性別をデータと照らし合わせて、自分が医療保険の保険料にいくら払ってるか、その妥当性はどうなのか考えるのも良いでしょう。

保険料はいつまで、いくら払ってる?払込期間について

冒頭の、生命保険文化センターの「平成30年度生活保障に関する調査」の、世帯ごとの医療保険を含む生命保険料にいくら払ってるかのデータを見てみます。
全年齢の平均の36.2万円を下回るのは、65歳~69歳以降(赤字部分)となっており、そのひとつ前の年代の60~64歳と比較すると12.4万円も低くなっています。
これは、65歳で定年となり年金生活に入るなど、収入が減ったことが背景にあると考えられます。

全体 29歳以下 30~34歳 35~39歳 40~44歳 45~49歳 50~54歳 55~59歳
36.2 24.2 27.9 37.3 33.6 39.9 43.8 41.8
60~64歳 65~69歳 70~74歳 75~79歳 80~84歳 85~89歳 90歳以上
44.5 32.1 26.8 32.8 28.3 38.9  23.6

単位:万円
※:民保(かんぽ生命含む)
※ 90歳以上はサンプルが30未満
出典:生命保険文化センターの「平成30年度生活保障に関する調査」
この傾向を見ると、保険料の払い込みは年金生活に入る時期をひとつの区切りとする方が多いということでしょう。
医療保険には、終身型と定期型がありますが、定期型の場合は60歳や65歳までの契約にする、また、終身型の場合でも、60歳/65歳払い済みなどの短期払いにすれば、月額の保険料は高くなりますが、60歳/65歳以降の保険料は不要で、保障は生涯確保することができます。
こちらは医療保険を含めた生命保険全体でいくら払ってるかのデータなので、医療保険以外の生命保険に加入している人はかなり参考になるのではないでしょうか。

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医療保険を含めた生命保険の年間払込保険料にいくら払ってる?

次に、医療保険を含めた生命保険の、男女別・年代別の年間払込保険料の相場を見ていきましょう。
医療保険のみのデータではないのですが、相場がどのくらいなのか、ある程度の参考になると思います。

年間払込保険料でいくら払ってる?(女性男性別・年齢別など)

生命保険文化センター「平成28年度生活保障に関する調査」によると、女性・男性別、年齢別が医療保険を含む生命保険にいくら払ってるかの平均金額は以下のようになっています。

全年齢 18~19歳 20歳代 30歳代 40歳代 50歳代 60歳代
男性 22.8 5.1 15.0 19.3 25.7 29.8 20.5
女性 17.4 6.8 11.4 16.3 17.9 20.6 16.5

単位:万円
男性も女性も50歳代が最も多く、次に40歳代と続いています。(赤字部分)
この年代は、男女とも働き盛りであること、特に男性の場合は一家の稼ぎ頭であることが多いこと、また、子供の教育費用や住宅ローンなど出費がかさむ年代でもあります。
そのため、もし、病気で入院することになった場合、また、万が一不幸にも死亡するようなことがあった場合、治療費や家族の生活費などに響いてきます。
それらのリスク回避のための手段として、どうしても保険料が高くならざるを得ないといえるのでしょう。

世帯ごとの医療保険を含む生命保険の年間払込保険料!いくら払ってるの?

ここで、生命保険文化センターの「平成30年度生活保障に関する調査」の、世帯ごとの医療保険を含む生命保険にいくら払ってるかのデータを時系列で、もう一度見てみましょう。

平成18年 平成21年 平成24年 平成27年 平成30年
全  体 39.6 37.4 36.5 37 36.2
29歳以下 23.2 33.8 22 25.1 24.2
30〜34歳 31 29.5 30.4 26.1 27.9
35〜39歳 33.2 31.9 28.3 32 37.3
40〜44歳 44.2 39.5 35.6 38.4 33.6
45〜49歳 46 38.7 40 40.7 39.9
50〜54歳 43.7 38 46.2 50 43.8
55〜59歳 44.4 45.9 43.5 47.4 41.8
60〜64歳 43.9 40.6 38.4 38.9 44.5
65〜69歳 34.8 32.6 33.6 33.8 32.1
70〜74歳 37.1 34.6 30.6 31.5 26.8
75〜79歳 28.8 33.5 31.4 27.5 32.8
80〜84歳 23.7 44.2 34 30.7 28.3
85〜89歳 43.1 18.3 68.3 17.4 38.9
90歳以上 12.7 37.2 21.2 21.7 23.6

単位:万円
※ 90歳以上はサンプルが30未満
全体の平均、および各年代の金額は、年度を経るごとに減少傾向にあります。

また、全年代の平均よりも高い金額の年代は、大体どの年度も、40代、50代、60代前半に集中しています。(赤字部分)
これは、これらの年代が男女とも働き盛りの年代であり、この時期に、入院や死亡など万が一のことがあった場合に備えているためであるといえるでしょう。対して、65歳以降の年代は、保険料は減少しています。

この年代は多くが定年後の年金生活に入っているため、収入も減少しますし、子供も独立するなど、家族のために多額の生命保険などをかけておく必要性が少なくなっているため、65歳以降の保険料の平均・相場は下がっていると推測されます。65歳以上の方はこのデータを元に自分が医療保険にいくら払ってるかを見直す必要があるかもしれませんね。

年収に対して医療保険の月額保険料はいくら払ってるのが良いのか


次に、医療保険払い込み期間やいくら払ってるのが良いのかなどについて見ていきます。

充実した保障のために特約を付けすぎると、保険料は高くなってしまいますし、終身型の保険は、通常、保険料の払い込みも一生涯続きます。
医療保険の月額保険料は収入に対していくら払ってるのが良いのかなど関して、どんな点に注意すべきか、見ていきましょう。

老後の家計を考えた医療保険の払込期間おすすめの選び方

医療保険の保険料の払込期間は、年金生活に入る60歳や65歳を目安にするのがよいでしょう。
先の「世帯ごとの生命保険の年間払込保険料」で見た表のところで述べた、65歳以降の世代で、年間保険料が減少している背景として、定年後で年金生活になり、収入が減っていくことが理由です。
医療保険には、定期型と終身型があり、人気があるのは、安い保険料で一生涯の保障が続く終身型のようです。
その場合、保険料の支払も一生涯続くことになるのですが、60歳や65歳払い済みの短期払いにすることで、それ以降の保険料を払うことなく、保障は一生涯確保することができます。
短期払いにすると、終身払いよりも医療保険の保険料は割高になるのですが、老後の家計を考えた場合、働き盛りで収入があるときに払い終えておく払込期間の方が、安心といえるのではないでしょうか。

無理のない月額保険料おすすめの選び方

払い込み期間について述べましたが、医療保険の月額保険料の金額そのものも重要です。
いくら、充実した保障のある保険でも、その保険料を払い続けなければ、いざという時に保障は受けられないからです。

ひとつの目安のデータとして、生命保険文化センターの「平成27年度生命保険に関する全国実態調査」によると、2015年の全国平均は7.4%となっています。
年収が500万円の方の場合、年間37万円、月額30,833円となります。ただし、この金額は医療保険を含む全ての生命保険の保険料の合計金額です。

また、冒頭の「20代・30代や40代・60代女性・男性の医療保険月額保険料の平均・相場は?」のところで見たデータでは、男性で5,646円、女性で4,686円というデータもありました。
これらのデータを参考にして、ご自身に必要な保障の内容と払っていける医療保険の月額保険料をバランスよく考えることが重要です。

医療保険の保障おすすめの選び方

医療保険の入院保障の選び方のおすすめポイントとして、入院保障日額、入院保障日数、入院保障限度日数などがあります。
入院保障日額は、5,000円と10,000円のものが多いのですが、差額ベッド代や食事、家族の交通費などの自己負担額がいくらくらいになるか、また、それらを貯蓄でどのくらいまかなえるのか、がポイントになります。入院保障日数は、60日型、120日型などがあります。

日数が長い方が安心ですが、最近の治療の傾向として、入院日数は短くなる傾向にあります。医療保険の中には、七大生活習慣病の場合は保障日数が延長されるものもありますので、この保障のある保険で60日型を選ぶのがおすすめです。入院限度日数については、大体通算1,000日前後のものが多いと思われます。

医療保険の保障を手厚くする特約おすすめの選び方

次に、医療保険の保障を手厚くする特約のおすすめの選び方について考えてみます。
できるだけ充実した保障のために、例えば、どんな特約が必要なのでしょうか。

  • 先進医療特約
  • 女性特約
  • がん特約
  • 七大生活習慣病入院無制限給付特約
  • 通院治療特約

先進医療特約

先進医療とは、厚生労働大臣が定めた「高度な技術を用いた治療」のことで、その技術料は健康保険の対象外となっています。
技術料の金額は数千円のものから、数百万円のものまでありますが、この特約の保険料は100円前後ですので、お守りとしてつけておいてよいと思われます。

女性特約

女性特有の疾病に関して保障を厚くするものですが、女性特有の疾病でも通常の給付金は受け取れますので、必要性はそれほど高くないかもしれません。

がん特約

がんと診断されたときに受け取れる診断一時金や、入院特約、通院特約などがあります。
特に、診断一時金は何に使ってもよいため、使い勝手のよい給付金です。
がんは日本人の2人に1人がかかるといわれているため、つけておく方が安心でしょう。

七大生活習慣病入院無制限給付特約

七大生活習慣病で入院した時に、給付金の支払日数が無制限になるものですが、このうち三大疾病以外では、それほど入院が長期化するものはないので、三大疾病特約とあわせてどちらがよいか、検討する方がよいでしょう。

通院治療特約

退院後の通院のみが対象となります。
がんの治療では入院よりも通院によるものが多い傾向にありますが、その他ではあまり必要ないかもしれません。

医療保険の特約の付加率と保険料はいくら払ってるのが良いか

上で、いくつかの特約を説明しましたが、主な医療保険の特約の付加率は以下のようになっています。

特約の種類 付加率
三大疾病入院無制限給付特則 37.1%
七大生活習慣病入院無制限給付特則 17.3%
入院一時金特約 18.7%
女性疾病入院特約 38.5%
通院治療特約 35.6%
抗がん剤(腫瘍用薬)治療特約 24.9%
がん診断特約 20.0%
三大疾病保障特約 12.1%

これを見ると、三大疾病入院無制限給付特則、女性疾病入院特約、通院治療特約などの付加率が30%の後半と高いことがわかります。

また、この付加率を使って、これらの特約の保険料を試算してみます。
女性30歳 月額1,330円を例とします。
3大疾病入院無制限給付特則:1,330×37.1%=493円
女性疾病入院特約:1,330×38.5%=512円
通院治療特約:1,330×35.6%=473円
合計:2,808円

付加率の高いこれらの3つの特約をつけると、医療保険の月額保険料は1,330円から2,808円と倍以上になってしまうことがわかります。

自営業・経営者とサラリーマンの月額保険料はいくら払ってるのが良いの?

自営業者と会社勤めのサラリーマンでは、医療保険の月額保険料でいくら払ってるのが良いかが変わってきます。
というのも、会社勤めの方であれば、病気やケガなどで会社を休んだ場合、傷病手当金が受けられるからです。
これは、いくつかの条件がありますが、給与の2/3の金額を、最長1年半にわたって受け取ることができるものです。
ご自身の治療費や家族の生活費として、十分な金額ではないかもしれませんが、全くないのとは大きな違いで、この傷病手当金があることで、かなり安心感は違います。

一方、自営業者の方には、このような保障はなく、極端な場合、ご自身が入院したら、即収入が減る、閉ざされるという状態にもなりかねません。
自営業者の方は、このようなリスクに対応するべく、医療保険の保障は会社員の方と比較して、月額保険料を高くし、保障を手厚くするのがおすすめです。

医療保険の月額保険料の節約方法

ここで、ご参考までに、医療保険の月額保険料節約のおすすめ方法をご紹介します。

1, 保障は必要最小限にする

例えば、女性疾病は通常の保障でもカバーできるのに、女性特約をつける必要はあまりありません。
このように、もらわなくても困らない保障は最初からつけないことです。
生存給付金や健康祝い金も同様です。
これらの原資は、加入者の保険金ですので、その分、保険料は高くなっているからです。
また、入院給付金は日額5,000円で十分でしょう。
自己負担のことを気にしすぎて、10,000円にすると、その分、保険料に反映されます。

2, 終身型でなく、定期型にする

保険料の安い定期型を選び、その間に貯蓄すれば合理的です。
どれも、ここまでで述べてきた内容で、シンプルなことですが、これらを実行するだけで、保険料はかなり節約できるためおすすめです。

公的医療保険利用後の入院時の平均自己負担額はみんないくら払ってる?


先に、医療保険の主な保障は入院保障だと述べましたが、入院の際の平均自己負担額はみなさんいくら払ってるものなのでしょうか。
公的医療保険利用後の自己負担額にいくら払ってるかによって、入院給付金の日額の考え方も変わりますので、しっかり見ていきましょう。

入院時の平均自己負担額は約22.7万円

平成28年の生命保険文化センター「生活保障に関する調査」によると、直近の入院時の自己負担費用の平均は22.7万円で、最も割合の多いのは、10~20万円未満で35.3%と突出しており、次に5~10万円未満で17.9%、20~30万円未満で16.6%と続き、これらの3つでほぼ7割となっています。
その他の割合は、以下のグラフのようになっています。
入院時の平均自己負担額は約22.7万円
また、自己負担となる出費としては、差額ベッド代、食事代、入院中の日用品代、家族のお見舞いの交通費などがあります。
自己負担額は、内容によって変わってきますが、特に、差額ベッド代は、個室や何人部屋にするかなどによって、大きく変わりますし、入院日数が長引けばさらに影響は大きくなります。

医療保険の疾病入院給付金に保険会社はいくら払ってる?

生命保険文化センターの「平成30年 生命保険に関する全国実態調査」によると、運営側が医療保険の入院給付金をいくら払ってるかというと、

  • 民間保険会社に加入している人が9、900円
  • かんぽ生命が6、100円
  • JAが7,600円
  • 県民共済・生協等で6、200円

となっています。
これを見ると、民間の医療保険では、日額ほぼ10,000円、共済などでは6,000円から7,000円強ということがわかります。
入院給付金は5,000円と10,000円のものが多いのですが、上で述べた自己負担の出費もなるべくカバーしたいのであれば、10,000円を選択する考え方もありますが、入院給付金の金額は保険料に大きく影響します。
従って、単純に10,000円の方が安心だからといって、簡単に決めてしまうのではなく、払っていく医療保険の保険料と、入院した場合の自己負担額やその内容、またご自身の貯蓄の金額など、総体的に考慮して決定することが大切です。
また、決められない場合は、前半で解説した性別・年代別でみんながいくら払ってるのかを参考にしましょう。

30歳女性の医療保険の加入傾向は?

ここで、30歳女性の医療保険の加入に関して考えてみましょう。
先の「20代・30代や40代・60代女性・男性の医療保険月額保険料の平均・相場は?」の表で、
女性 月額 20代:3,073円
女性 月額 30代:3,548円
というデータがありました。
30歳女性の保険料をこの中間程度と仮定すると、3,000円強程度ではないかと推測されます。
この金額の保険料を考えた場合、「医療保険の特約の付加率と保険料の試算例」のところで述べた例を使って、どのような保障内容になっているか、シュミレーションしてみます。

  • 基本保険料(1330円)
  • 三大疾病入院無制限給付特則(493円)
  • 女性疾病入院特約(512円)
  • 通院治療特約(473円)
  • 抗がん剤治療特約(331円)
  • がん診断特約(266円)

合計 3,405円
これはひとつの例ではありますが、30歳という年齢から、がんや三大疾病などの成人病や、女性疾病に関する特約を医療保険につける傾向が考えられますね。

医療保険の入院給付金日額は5000円で十分?

ほとんどの医療保険の入院給付金日額は、5,000円と10,000円が多いのですが、どちらを選べばよいのでしょうか。
金額が多ければ安心ですが、それだけ保険料も高くなってしまいます。
そもそも、公的医療保険制度で自己負担は3割、また、医療費が高額になった場合も、高額療養費制度を使えば、70歳未満で一般的な収入の方の場合、1ヶ月の自己負担額は8~9万円程度ですみます。
仮に1ヶ月9万円の自己負担とした場合、日割り計算すると1日3,000円となり、これをまかなうには、5,000円の給付金であればよい、ということになります。
もちろん、高額療養費制度の対象ではない差額ベッドや食事代、家族の交通費なども考えると、入院給付金日額10,000円の方が安心かもしれませんが、その分、保険料は高くなりますので、医療保険の保険料と保障のバランスを考えることが大切です。

これらの内容を理解した上で、「ちょっと気になるな」「医療保険に加入してみようかな」と思った方はまず無料の保険相談をすることがおすすめです。

「保険」というワードに「無料」というワードがくっつくとなんとなく怪しいなと思ってしまう方もいるかもしれませんが、ここで紹介する専門家は保険会社から手数料を受け取ることで相談に乗ってくれるという仕組みになっています。

例えば借りる家を探すときにアパマンショップやエイブルなどで相談しますよね?

これらの会社は同様に、顧客が契約したら手数料をもらう形で収益をあげています。こちらの保険相談も全く同じ仕組みです。

有料の保険相談と比較して質が落ちるということは絶対にありませんし、全く怪しいものではありません。

これまでこの保険相談利用した方の感想を聞いても保険への加入を無理に勧められることはなく、親身になって相談に乗っていただいたという声を数多くいただいております。

ジムやマッサージの無料体験に申し込むような軽い気持ちで1度無料相談をしてみてはいかがでしょうか。

医療保険をおすすめできる人とおすすめできない人


医療保険をおすすめできる人、おすすめできない人の解説に入る前に、これまでの主なポイントを簡単におさらいしてみます。

  • 世帯あたりの全ての保険の年間払い込み保険料の平均は36.2万円で、年収の7.4%
  • 定年までに払い終える、短期払いがおすすめ
  • 特約は必要なもののみつける
  • 自営業者は会社員よりも保障は充実させる方がよい
  • 入院時の平均自己負担額は約22.7万円
  • 入院給付金は5,000円でまかなえる

病気のための保険は安いものを選び、その分のお金を貯蓄する、という選択肢もあります。
以下で、医療保険をおすすめできる人、そうでない人について見ていきましょう。

医療保険をおすすめできる人

以下のような方に、医療保険をおすすめします。

  • 貯蓄があまりない
  • 子供がいる
  • 自営業

貯蓄があまりない方は、病気やケガの治療費の自己負担額が家計を圧迫することが予想されるため、保険でカバーしておく方がよいでしょう。
また、子供の教育費も大きな出費となりますので、万が一のときに備えて保険に入っておくことをおすすめします。
自営業の方も、会社員の傷病手当金のような保障がないため、医療保険での対応するのがおすすめです。

医療保険をおすすめできない人

一方、医療保険をおすすめしないのは、以下のような場合です。

  • 貯蓄が十分ある
  • 公的医療保険制度のみで十分と考える
  • 会社の福利厚生の保障がある

上でも述べましたが、貯蓄が十分にある場合は、わざわざ保険料を払って医療保険に加入する必要はありません。病気などで入院しても、自己負担額をまかなえる貯蓄があれば、何も問題ないからです。

また、病気やケガの治療に関して、公的医療保険制度の範囲で十分と考えている方も、無理に医療保険に入る必要はあまりないでしょう。

会社員の方の場合も、上で述べたように傷病手当金などを使えば、自己負担はかなり抑えることができます。最終的には、治療の自己負担をまかなえる貯蓄があるかどうかが、おすすめできるかできないかの分かれ目となります。

医療保険の月額保険料は1000円でも大丈夫!その理由とは?

医療保険に関して気になるポイントのひとつの月額保険料ですが、1,000円でも大丈夫という考え方もあります。
その理由は、

  • 公的医療保険制度でまかなえる
  • 最低限の保障があればよい
  • 貯蓄ができるまでの期間でよい

ひとつずつ見ていきましょう。

公的医療保険制度でまかなえる

公的医療保険制度については、「医療保険の入院給付金日額は5000円で十分?」のところでも述べましたが、例えば70歳未満の方であれば自己負担は3割、また、高額な治療を受けた場合でも、高額療養費制度を使えば、70歳未満で一般的な収入の方の場合、1ヶ月の自己負担額は8~9万円程度ですむからです。

最低限の保障があればよい

医療保険の保障の基本は、入院時の保障です。
つまり、入院給付金や手術給付金さえあれば、最低限の保障は確保できるので、それ以外の保障は不要と考えるのも選択肢のひとつです。

貯蓄ができるまでの期間でよい

「医療保険をおすすめできない人」のところで述べたように、貯蓄があれば医療保険は必要ないので、その貯蓄が貯まるまでの間だけ、保険料の安い定期型の医療保険に加入しておけばよいと言えます。

【補足】医療保険は掛け捨てと積立どっちが良いの?

医療保険の掛け捨て型とは、解約時の解約返戻金や保険期間満了時に受取れるお金がないタイプの保険です。
健康で過ごした場合に、支払う保険料が無駄になるのがデメリットですが、月額保険料を抑え、充実した保障がほしい方に向いています。また、見直ししやすいという特徴もあるので、その時代にあった治療の保障を重視したい方にも適しています。

一方、積み立て型の保険とは、満期や更新時、中途解約時にお金が戻ってくるタイプの保険です。掛け捨て型と違って、健康で過ごせた場合も保険料は無駄にはなりにくく、貯蓄として機能もあることがメリットです。

ただし、月々の保険料は高いため家計への負担が大きく、中途解約してしまうと損をしてしまうことにもなるため、注意が必要です。
保険料を無駄にしたくない方や、自力で貯蓄する自信のない方には、医療保障と貯蓄機能が同時に備わっているので、安心です。
また、医療保険の保険料を満期まで払い続けられる自信のある方にも、積み立て型はおすすめです。

平均月額保険料・相場より安いおすすめの医療保険商品

医療保険の保険料の見直しの相談で、最も多いのが保険料に関することだそうです。せっかく見直しするのですから、なるべく保険料は節約したいものですよね。

ただ、保険料が安くても保障内容が伴わなければ意味がありません。以下で、平均月額保険料・相場より保険料が安いにもかかわらず、コスパの高い保障内容のおすすめの医療保険をご紹介していきます。

安さと手厚い保障の医療保険オリックス生命「新キュア」

オリックス生命「新キュア」のおすすめのポイントは、

  • 保険料が割安
  • 七大生活習慣病の入院支払日数が120日に、、三大疾病の場合は無制限に延長される
  • 先進医療特約が基本保障に含まれる

などです。
男性30歳、入院日額5,000円、先進医療特約付き、三大疾病・七大生活習慣病の入院保障延長付き、終身払の場合で、保険料を比較してみます。

保険会社 保険名 保険料
オリックス生命 新キュア 1,531円
ライフネット生命 新じぶんへの保険 1,470円
損保ジャパン日本興亜ひまわり生命 新・健康のお守り 1,642円
メットライフ生命 フレキシィ S 2,298円

※ 各保険の保障内容は全く同じではなく、ほぼ同等での保障内容の保険料
最安ではありませんが、新キュアはかなり安い保険料であることがわかります。
オリックス生命「新キュア」の徹底分析と評判や口コミ

安い保険料が魅力!アクサダイレクト生命「定期医療」

アクサダイレクト生命「定期医療」は、定期型の保険で、

  • 保険料がかなり安い
  • 極めてシンプルな保障内容に絞っている

などが大きな特徴です。
保険期間が10年と限定された定期型の保険なので、どの年齢で加入しても、保険料はかなり安く設定されています。

  プラン例 20 歳で加入 30 歳で加入 40 歳で加入 50 歳で加入 60 歳で加入
男性 最安プラン 670 円 840 円 960 円 1,480 円 2,940 円
女性 モデルプラン 1,700 円 2,100 円 2,340 円 3,500 円 6,750 円

また、保障内容は、入院と手術の給付金のみというシンプルさで、この点も保険料の安さの背景となっています。
ただ、入院限度日数は60日あるので、シンプルな内容でも、必要な保障は十分確保されているといえます。
アクサダイレクト生命「定期医療」の評判やメリット・デメリットを解説!

医療保険の見直しをする際に気をつけること

医療保険は、時代にあった治療の保障が得られなければその効果は半減してしまいます。
そのため、定期的な見直しが必要になってくるのですが、どんな点に注意すべきか、以下で見ていきましょう。

見直しをする医療保険がお宝保険かどうか

医療保険の見直しをするときにまず見るおすすめのポイントはお宝保険かどうかです。
昭和の終わりから平成の初期のバブル期の保険の場合、保障内容が同程度の現在の保険商品に比べると、保険料が安く設定されているものが多いようです。
これは、保険会社の運用利率が高く設定されているためで、効率の良い運用がされることで、同じ保険料であればより充実した保障内容が、同じ保障内容であればより安い保険料で提供することができる「お宝保険」だからです。
このような「お宝保険」に加入していれば、同じ保険料のまま充実した保障を確保できますし、解約して他の保険に入る場合、保障内容が落ちたり、保険料が上がったりすることが多いのです。
まずは、ご自身の医療保険がお宝保険かどうかを確認するのがおすすめです。

現在の健康状態で他の医療保険に加入できるか

別の医療保険に入りなおす際には、現在のご自身の健康状態で加入できるかどうかを、先に確認することが大切です。
もし、入院や既往歴などがある場合、加入できる保険自体限られてきますし、保険料が上がる、保障金額が減額される、ということが考えられるからです。
最悪の場合は、加入できる保険がない、ということにもなりかねません。
今より良さそうな保険をみつけても、あわてて現在の保険を解約するのではなく、先に新しい保険に加入・契約してから、古い保険を解約するなどの手順をふむ方が安心です。

医療保険を見直すタイミング

医療保険は家族構成や年齢を重ねるごとに見直しをすることが最も基本的な節約方法です。しかし、つい後回しにしてしまいます。
ここではいつ、どのように医療保険を見直すべきか解説していきます。

医療保険を見直すべき時期

医療保険を見直す時期には以下のようなライフイベントが挙げられます。

  • 結婚
  • 出産
  • 住宅取得
  • 収入の変化があるとき
  • 子供が自立したとき

以上のようなときが挙げられます。
つまり、家族や収入・支出の変化、新たな保険に入る可能性が出てきたときということになります。
このような時期は他にも考えるべきことがたくさんありますが、医療保険の見直しを後回しにしないようにしましょう。

医療保険を見直すときのポイント

医療保険を見直す際に何に注目すればいいのか具体的にわからなくて、面倒で後回しにしがちです。
具体的に医療保険を見直す際には以下のことに注目してください。

  • 入院何日目から給付が受け取れるのか
  • 通院保障はついているか
  • 先進医療の保障はあるか
  • がん保険支払いの条件と上限回数

それぞれの項目について調べた上で、少しでも10年後のことを考えて不安に思うことがあったら保障内容の変更や新しい保険への乗り換えを考えましょう。

独身の方のための医療保険の見直し方

独身の方の保険を見直す際に考えるべきことを男性と女性に分けて紹介します。

独身男性の医療保険の見直し

一般的に若い男性は入院のリスクが少ないです。そして、若いうちは保険料が安くなっています。そのため、若いうちにできるだけ様々な保険を確保しておくことをおすすめします。特に30代を過ぎるとかかりやすくなる生活習慣病やがんの保障はとても重要です。

独身女性の医療保険の見直し

女性には年齢にかかわらず、女性特有の乳がん、子宮がん、帝王切開などの医療費がかかるリスクがあります。そのため、独身男性よりも早くから保険に加入する必要があります。特に、女性特有の傷病に万全な保障がある保険を検討しましょう。多くの場合、妊娠をしてからでは、その後の保障がされない可能性がある条件付きでの加入になってしまいます。

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ここまでの内容をみて、自分に医療保険が必要かもと思う人は保険のプロに相談しましょう。
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まとめ:医療保険の平均月額はいくら払ってる?おすすめの節約方法

最後に、医療保険の月額保険料にいくら払ってるかについて、ここまで述べてきた主なポイントを簡単におさらいしておきましょう。

  • 医療保険の月額保険料の平均は、男性:5,646円、女性:4,686円で男女でいくら払ってるかが違う
  • 世帯ごとの生命保険(医療保険含む)でいくら払ってるかの平均は、36.2万円で、年収の7.4%が目安
  • 入院時の自己負担額の平均は、22.7万円
  • 医療保険をおすすめする人/しない人は、貯蓄の金額によるところが大きい
  • 医療保険の月額保険料は1,000円でも十分
  • 貯蓄と医療保障の両方求める場合は積立型、医療保障のみで貯蓄のある場合は掛け捨て型
  • 相場より安いおすすめの医療保険は、オリックス生命「新キュア」、アクサダイレクト生命「定期医療」

いかがでしょうか。
この他にも役立つ情報が満載ですので、是非、もう一度読み返して、保険料の相場などを理解し、ご自身の保険選び、医療保険にいくら払ってるのか見直しの材料として役立てていただければと思います。

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