「プルデンシャルの営業はしつこいの?」、「悪評やしつこい勧誘への対処法が知りたい!」という方向けの記事です。
他のサイトでは、プルデンシャルの保険の営業がしつこいという意見が多いですが実態はどうなのでしょうか?
営業の方法や体験談から実態を検証していきますが、結論をいうとプルデンシャルの保険の営業はかなりしつこく、強引です。
この記事ではプルデンシャルの営業について以下のことを中心に解説していきます。
- プルデンシャルの営業はしつこい!その理由は?
- プルデンシャルのしつこい営業を経験した方へインタビュー
- プルデンシャルのしつこい営業への対処法
- プルデンシャルはなぜこんなにも営業に必死なの?
ぜひ最後まで目を通していただいて、プルデンシャルの加入を検討する際や営業を受けた際の参考にしてください。
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Contents
プルデンシャルの営業はしつこい!その内容は?
プルデンシャルの特徴として、保険商品の保障内容そのものよりも、保険担当者の質を重視している点があります。
同じライフプランナーによる対応で、加入者との信頼関係を築き、契約して終わりではなく、がん保険や医療保険のみならず、資産形成なども含め、文字通りライフプランナーとしてコンサルティングすることを重視しているようです。
これだけ聞くといいように聞こえるかもしれませんが、裏を返せば「商品自体は魅力的ではないのに営業力を武器に強引に売り込んでくる」ということでもあります。以下でその営業の具体的な方法を紹介します。
説得できるまで諦めない
プルデンシャルには、日本中の優秀な営業マンが集まっています。そういった優秀な営業マンは、こう断られたらこう返すというノウハウを膨大に持っています。
強い拒否がないときはいくらでも粘るので、一度話をしてしまうと普通の方は丸め込まれたり、根負けしてしまいます。
知り合いを紹介して欲しいとしつこい
プルデンシャルの営業で特にしつこいと言われていることが、保険相談をした人に対して「知り合いを紹介してほしい」となんども頼み込んでくることです。彼らの販売チャネルは彼ら自身なので自分で新規顧客を開拓し続けなければ仕事がなくなってしまいます。
そうした背景をしるとしつこく紹介を頼んでくるのは仕方ないのかもしれないですが、やはりうるさく紹介を求められ続けると不快に感じてしまいますよね。
プルデンシャルの営業方法はテレアポと紹介
プルデンシャルのセールスのプロセスは大まかに以下のような一連の流れに体系化されています。
テレアポイント→ファクトファンディング→プレゼンテーション→申し込み→紹介入手
この流れの中で特にしつこいと感じるのが「テレアポイント」と「紹介入手」です。
テレアポでどうやって営業してくるの?
プルデンシャルの営業におけるテレアポイントは他の保険会社に見られる電話セールスとはかなり異なったアプローチを行なっています。
それは、電話口で保険に関する内容を全く話さずに、相手に会うことだけを狙って話をするというものです。
プルデンシャルのテレアポイントで見られる代表的な話術は、「イエス・バット法」と「第三者の影響力を用いる方法」です。「イエス・バット法」は相手の意見を一旦受け入れ、その後意見を述べることで嫌悪感を感じさせなくする方法です。
また、「第三者の影響力を用いる方法」は第三者からの情報は信憑性が高い話に聞こえるという「ウィンザー効果」と言われる心理効果を利用した手法です。
これらの話術を巧みに利用してまずは相手に直接会えるように交渉を仕掛けてきます。
紹介でどうやって営業してくるの?
プルデンシャルの販売員は各自で保険の販路を見つける必要があります。
そのため彼らは1件の申し込みをもらう頃にはすでに次の新たな人にどうやって出会えば良いかと考えています。
プルデンシャルの保険に加入すると、自身の保険担当者から「誰か知り合いの方を紹介してくれませんか?」としつこく頼まれます。ライフプランナーは「紹介をしてもらえるまでは絶対に帰らない」と言わんばかりの態度で何度でも紹介を求めてきます。
出会うたびに「誰かいませんか?」とお願いされるとうんざりしてしまうのは当然のことですよね。プルデンシャルに寄せられる苦情の中でも、こうした知人の紹介を迫られることへの嫌悪が最も多くなっています。
プルデンシャルのしつこい営業を経験した方へインタビュー
プルデンシャルは実際どのような営業をしているのか気になる方も多いのではないでしょうか?
そこで、当サイトではプルデンシャル生命のしつこい営業を経験した方へインタビューを行い、その営業内容の詳細を調査しました。今回インタビューさせていただいたのは、43歳男性の森下さん(仮名)です。
プルデンシャルの営業を受けたきっかけ
──どうしてプルデンシャルの営業マンと会うことになったんですか?
プルデンシャルに加入していた友人が僕のことを紹介したようです。
友人の頼みを断るのはやや気が引けたので、渋々話だけでも聞くかということで、会うことになりました。
──セールスマンに会う前のプルデンシャルの印象はどういうものでしたか?
保険加入を検討した際にプルデンシャルも一応検討はしていたので、色々と情報収集していましたが、保険の内容自体は特筆するほどの良さがないのではとの判断から加入は見送りました。特に悪印象はなかったのですが営業マンがかなりイケイケな感じというイメージがありました(笑)
実際にセールスマンの営業を受けての感想
──セールスマンと実際に対面してみてどのような印象を受けましたか?
想像通りの風貌でしたね(笑)高級そうなスーツを着て腕には高級時計。いかにも業績の良い営業マンという感じの雰囲気が出ていました。僕個人の感想としてはちょっと派手すぎる格好に嫌悪感を覚えたというのが正直な感想です。
──話の内容自体はどのようなものだったのですか?
まずはどのような経緯で勧誘することになったのかの説明と軽い雑談から始まりました。
具体的にはプルデンシャルに加入している友人が満足しているという話や、僕の家族構成等を聞いてきました。
ここまでは特に営業の仕方に対する違和感はなかったですね。
──どこで違和感を覚えたのですか?
契約する気はないとしっかり伝えたのですが、
「森下さんは絶対にうちの保険に入った方がいい」
「将来この病気になった時への備えをしておかないと大変なことになる」
など、不安を煽ったり自社商品のメリットを説明してきた時にしつこいなと感じましたね。しかもこちらがそこそこ家計に余裕があるとわかった途端、かなりの高額商品をおすすめしてきたことは不愉快でしたね。
──客のことを第一に考えているのかと疑問に思ってしまいますよね
本当に、おっしゃる通りですね。
──営業マンに良い点はありましたか?
僕が先ほどのしつこい営業を受けて露骨に嫌な顔をしたら、接客方法を変えてきましたね。
現在加入している保険では通院保障が甘いから通院により手厚く備えるにはこうした方がいい、とか子供が将来大きくなったときんにはこの保障内容に変えた方がお得になるなど、客観的に見てメリットが生じる商品や情報を提供するようになりました。
これに関しては僕も否定の余地がなかったです。指摘自体は的確だったし、保険に関してかなり知識があるなと感じました。
これまで話した保険会社の営業マンと比較してもこうした知識量やトークスキルの面では流石プルデンシャルだなと感じました。
──結局その後プルデンシャルに加入はしましたか?
いえ、してないです。
僕は知り合いのFPの方に保険の相談をした経験があって、どこの保険会社の商品が自分にとってベストかを知っていたのでプルデンシャルの商品自体に魅力は感じませんでした。
加入を断ったら相手側も諦めてくれたのですが、保険を検討している友人を教えてくれないかと別の話題に切り換えられました。個人情報だから教えられないといったのですが、中々引き下がってくれず、しつこいなと再度感じました。
保険への加入を検討している方へのメッセージ
──保険への加入を検討している方にアドバイスがあればぜひお願いします。
僕がプルデンシャルの営業をしっかり断ることができたのは、FPの方に相談した経験があって自分にとってベストな保険は何か、適正な保険料はいくらかなどを知っていたからなんですよね。
保険会社のセールスマンは自社商品についてしか知りませんが、FPの方はあらゆる保険の知識があるので、本当にいい保険は何かというのがわかっているようでした。
保険の加入を検討している方はFPさんに一度相談しておくと、納得感のある保険加入ができるのではないかなと思います。
プルデンシャルのしつこい営業の対処法
では次に、プルデンシャルのこれら2つの営業方法に対する対処方法を紹介していきます。
テレアポの断り方
まず、プルデンシャル のテレアポの断り方を解説します。
結論から申し上げると、「私は興味がないので結構です」と強い意志で断るということが何よりも重要です。
たったそれだけ?と思われる方もいらっしゃると思いますが、プルデンシャルのライフプランナーは相手が折れるまでしつこく説得をしてくるものです。
相手は営業力に関しては他の保険会社を圧倒するものを持っているので、他社の保険会社の話などで話題を逸らすのは困難でしょう。やや気まずく思うかもしれませんが、嘘であっても「保険には全く興味がない」と強く主張しましょう。
紹介の断り方
紹介を断るのに有効な手段は「本人の承諾なしに他者の個人情報は教えられない」と伝えることです。
いくら凄腕の営業マンといえど、個人情報を承諾なしで聞くことは違法となるのでそれを迫ることはできません。
万が一個人情報を無視して、教えてくれと迫ってくる場合、その方の器もその程度だったと判明できますし、電話をその場で切ってしまって構いません。
後日ライフプランナーから連絡がかかってきても、「教えないでと言われました」と伝えれば、それ以上の深追いは違法となるので不可能です。
プルデンシャルのしつこい営業を受けた方の体験談
次にプルデンシャルのしつこい営業の被害を受けた方々の体験談を紹介します。
1つ目の体験談は38歳女性の「tokku999」さんです。
「私は東京で一人暮らしをしており、プルデンシャル の保険に加入して10年が経過します。先日重要事項の連絡が担当者から1週間ほど放置されていることが気がかりで営業所長に苦情を入れ、解約希望の旨を伝えたところ、営業妨害だ、本社に連絡するから覚悟しろ!と脅してきました。個人情報も知られているので実際に危害を加えてくるのではないかと恐怖で怯えています。」
2つ目の体験談は42歳男性の「小口」さんです。
「私は先日弟からプルデンシャル の保険に加入しないか?と言われました。弟は保険業界の人間ではなく、少しも保険に関心がない様子だったのに急に兄にそんなことを言ってきたので驚きましたし、マルチ商法のような違和感がありました。ネットで調べてみると知り合いの人の身内に保険の紹介をしてもらうというのはプルデンシャル の常套手段のようですね。」
プルデンシャルの営業マンはなぜここまで必死になるの?
プルデンシャル の営業マン達はなぜこれほど必死に加入を迫ってくるのでしょうか。
その原因は同情したくなるような保険業界の営業マンの裏側にあります。
必死になる理由
保険業界のみならず営業マンは成果報酬制の場合がほとんどです。つまり、契約の数に応じて自分の給料が決まってしまうと言うことです。
さらに先述したようにプルデンシャルの保険は商品自体の保障内容が微妙なので、ライフプランナーに営業力がなければ誰からも加入を検討する気になってもらえません。
自身の生活がかかっているので、多少強引にでも保険を契約してもらおうと言う思いからあのようなしつこい営業をしているのだと考えられます。
契約が取れないときは・・・
プルデンシャルの営業マンには固定給が存在しません。つまり自身の契約数が給料に直結すると言うことです。
プルデンシャルでトップクラスの成績の営業マンは年収2億円も稼いでいるそうですが、反対に1件も契約を勝ち取れずに給料0でやめていく方も中にはいらっしゃるそうです。
やめたい営業マンもたくさんいる
元々生命保険業界は退職率が高く営業マンの成績格差が大きいと言われていますが、プルデンシャルはその中でも特に格差が大きいようです。
プルデンシャルは、営業マンにしっかり還元する報酬や給料の仕組みがあるのは良いですが、ライフプランナーとして働いているのは日本中からヘッドハンティングされた営業の精鋭たちばかり。
その中で活躍しないと退職を余儀なくされるという非常に厳しい環境の中働いています。
そうした環境に心身ともに疲れ果ててしまい辞めたいと思う営業マンもいらっしゃるそうです。
まとめ:プルデンシャルの営業はしつこい?営業方法と体験談
プルデンシャル のしつこい営業について解説してきましたがいかがでしたでしょうか
この記事のポイントは以下になります。
- プルデンシャルの営業はしつこい
- プルデンシャルの勧誘への対処法
- 営業マンが必死になる理由
プルデンシャル のしつこい営業の対策をしたい人は、もう一度読み直してみてください。
参考:金融庁