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医療保険で告知のゆるい商品!告知義務とは?嘘をついたらばれる?

医療保険で告知のゆるい商品ってあるの?

この記事をご覧の方は、医療保険で告知のゆるい商品を知りたいという方が多いと思います。
告知のゆるい医療保険なら審査に通らないかもなどの不安が少なく申し込むことができますよね。
おすすめの告知がゆるい医療保険を知らないと自分にベストな保険に加入できなかったり、通常の医療保険にも加入できる可能性があることを知らず後悔することになりかねません。
そこで、この記事では告知のゆるい医療保険について以下のことを解説します。
・告知書で申告すべき内容は?
・病歴の時効や告知の重要性について
・申告不要な保険や申告基準の緩い保険とは?
・おすすめの申告基準の緩い保険は?
告知がゆるい医療保険について情報を知り自分に最適な医療保険を見つけましょう。
内容を簡単にいうと

  • 告知のゆるい医療保険はオリックス生命「新キュア・サポート」やメディケア生命「メディフィットRe」などがある
  • 告知なしで加入できる無選択型医療保険は、保険料が高すぎるためおすすめできない
  • 告知義務違反がばれると保険金は支払われず、最悪の場合契約解除になる
  • なんの保険が自分にベストか確かめるには、プロと一緒に複数の保険を比較するのがおすすめ
  • 複数の保険を比較するときは、当サイトが唯一おすすめしている保険相談サービス、ほけんROOM相談室を絶対に使うべき(何回相談しても無料損をするリスクがないため)

医療保険の告知がゆるい保険商品を紹介!

持病のある人が入りやすい医療保険で、告知がゆるいのが「引受基準緩和型」の医療保険です。
この保険では「無選択型」と異なり告知は必要ですが、告知項目が3または4個と少なく、また告知対象の病気の数も絞ってあるので、持病のある人でも加入しやすい医療保険です。

注意しなくてはいけないのは、引受基準緩和型は医療保険のなかでも告知がゆるいので保険料が割高であるということです。
引受基準緩和型医療保険には、オリックス生命の「新キュア・サポート」やメディケア生命の「メディフィットRe」などの医療保険があたります。

これらの引受基準緩和型医療保険は、通常の医療保険より保険料が割高だったり、契約後1年間は入院や手術の給付金が半分になるなどの制限がありますが、「無選択型」と異なり給付の待ち期間や持病などによる入院などは加入後2年間保障されないなどの制限はありません。
通常の医療保険と引受基準緩和型医療保険それぞれの保険料を、「40歳男性、入院日額1万円、先進医療特約あり」のケースについて下表で比較しました。

保険の種類 通常の医療保険 引受基準緩和型医療保険 引受基準緩和型医療保険
保険会社 オリックス生命 オリックス生命 メディケア生命
商品名 新キュア 新キュア・サポート メディフィットRe
保険料 3906円 6711円 5950円

表からわかるように、引受基準緩和型医療保険の保険料は通常の医療保険の「新キュア」と比べると約1.5~1.7倍と割高となっています。
しかし、前述した無選択型の医療保険の保険料11650円と比べると割安になっています。
引受基準緩和型医療保険は、多くの保険会社が販売していますが、保障内容の多さや保険料の安さの点で人気のあるオリックス生命の「新キュア・サポート」が持病のある人にはおすすめです。

但し、保険の告知内容や保障内容は保険会社により多少異なっていますので、医療保険を選ぶ際には自分の健康状態に合ったものを、「新キュア・サポート」の保障内容や保険料と見比べながら検討されるとよいでしょう。

最後に、持病があるので通常の医療保険には入れないとあきらめるのではなく、まず通常の医療保険への加入を検討し、それがだめなら告知のゆるい引受基準緩和型医療保険、次いで無選択型医療保険の順番で加入を検討することをおすすめします。
メディケア生命「メディフィットRe」の詳細はこちら
オリックス生命「新キュア・サポート」の詳細はこちら

緩和型よりもさらに告知がゆるい医療保険「無選択型」

緩和型よりも告知がゆるい医療保険として「無選択型医療保険」というものがあります。
この無選択型医療保険は告知が必要ありません。
このタイプの商品としては、太陽生命の「やさしい保険」などが販売されています。
この保険は健康状態にかかわらず誰でも加入できるところがメリットですが、保険会社では給付金を支払う確率が高いため、保険料が非常に高く設定されています。
一例として、通常の定期保険「アクサダイレクトの定期医療」と無選択型医療保険「やさしい保険」に、40歳男性が入院日額1万円の条件で加入した場合の保険料を下表で比較してみました。

保険会社 アクサダイレクト 太陽生命
商品名 アクサダイレクトの定期医療 やさしい保険
保険料 1920円 11650円

表から無選択型の保険料のほうが1万円近く高いことがわかります。
また、保障内容にも、契約後90日間は「待ち期間」と呼ばれる入院・手術・放射線治療が保障されない期間が90日間あったり、持病や契約日から90日以内に発病した病気による入院は契約日から2年以内ならば保障されないなどの通常の保険にはない制限があります。

このように、緩和型医療保険より告知がゆるい「無選択型」の医療保険は、通常の医療保険より保険料や保障内容の面で見劣りしてしまうため、加入はおすすめできません。
参考:無選択型医療保険ランキング

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医療保険に加入する際の告知書で書くべき内容とは?


医療保険に加入する際には、自分の健康状態をありのまま伝える必要があります。
この健康状態の申告は,保険会社の告知書に診察・検査・治療・投薬のいずれかのうちで受けたものを記載して行います。

告知書で質問される内容は保険会社により若干異なりますが,次のような項目に回答を求められます。
・最近3カ月以内に医師の診察・検査・治療・投薬を受けたことがあるか。
・過去2年以内に健康診断・人間ドックで異常を指摘されたことがあるか。
・過去5年以内に、手術や7日間以上の入院をしたり、保険会社が指定する病気で一度でも医師の診察・検査・治療・投薬を受けたり、それ以外の病気で7日以上の投薬を受けたことがあるか。

  • がんまたは上皮内がんにかかったことがあるか。
  • 以下のいずれかの身体の障害があるか。
  • 視力・聴力・言語・そしゃく機能の障害、手・足・指の欠損または機能の障害、背骨(脊柱)の変形または障害

なお、これらの質問に該当してもすぐに医療保険に加入できなくなるわけではありません。
関連:医療保険の審査はなぜある?審査の種類や告知書・審査基準を解説

申告が必要な病気と申告が不要な症状


告知がゆるい医療保険や通常の医療保険の告知書には健康状態を確認するための質問が列挙されています。
質問に該当する事実がなければそれ以上のことを申告する必要はありません。
しかし、質問に該当する事実がある場合には、該当する病名、手術、投薬または健康診断などで指摘された内容の詳細を記入する必要があります。
また、告知対象の病歴かどうか微妙か悩んだ時に自己判断で告知書に記入してしまうのは危険です。
では、数ある病気と症状のうちで、申告が必要なものと不要なものにはどのようなものがあるのでしょうか。

申告不要な病気・症状・服用

すでに完治した風邪、虫歯の治療、整骨院などでの医師の指示のない療法、医師の処方箋のない市販の風邪薬などの服用については申告不要です。

直近3ヶ月の健康状態

最近の3か月以内に医師から診察・検査・治療・投薬のいずれかを受けた場合には、上記の申告不要なものを除いた病気やけがについて申告が必要です。
ここで重要なことは医者に通った事実があれば、その旨を書かないといけないことです。

過去2年以内の健康診断等の結果

過去2年以内に受けた健康診断や人間ドックで以内に異常が見つかり、要治療、要精密検査、要再検査、要経過観察のいずれかの指摘を受けた場合には、指摘された項目とその数値などを記入します。
なお、要経過観察については記入する必要のない保険会社もあります。
告知書を記入するときには必ず確認しましょう。

過去5年以内の健康状態

過去5年以内の健康状態で告知を求められるものは、「手術」、「7日間以上の入院」、「特定の疾病に基づく診察・検査・治療・投薬」及び「特定の疾病以外の病気で7日以上にわたる診察・検査・治療・投薬」についてです。

つまり、「治療が長期にわたった病気」や「特定の病気」についてのみの質問ですので、記憶を遡れば正しく記入できることでしょう。
なお、特定の疾病については保険会社により異なりますが、告知書に必ず記載されています。

また、この項目では5年以内の健康状態について確認していますので、5年以上前に完治した病気については記入する必要はありません。

身体の障害状況、がんの罹患歴

身体の障害については、視力・聴力・言語・そしゃく機能の障害、手・足・指の欠損または機能の障害、背骨(脊柱)の変形または障害がある場合に申告します。
がんについては、がんに関する入院特約やがん診断一時金特約を付加した医療保険に加入しようとする場合にのみ申告が求められます。
がんについての申告では、何年以内という期間は設けられていないので、がんにかかった過去があれば必ず申告が必要です。
参考:生命保険の加入の際にうつ病を隠してもばれる!入れる生命保険はないの?
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過去の病歴が時効になる期間は何年?


医療保険の告知書では5年以上前の健康状態については質問していませんので、5年以上前にかかった疾病については回答する必要がありません。
このため、「一般的に過去の病歴は最長でも5年経てば時効になる」と言えます。

但し、5年以上前にかかった疾病が告知対象にならないのは、その疾病では5年以内に診察・検査・治療・投薬を一切受けていない場合だけです。
なお、5年以上前にかかった疾病でも、5年以内に経過観察のため定期的に診察や検査を受けていた場合には告知が必要になります。
例えば、がんを患ったことがあっても5年以上前に完治している場合、がん特約のない医療保険では、この「がん」が告知対象の病歴にならないため、問題なく医療保険に加入することができます。

がん以外の疾病の場合でも、高血圧の人が食事療法や運動療法により数値が改善し、5年以上投薬などを受けず、更に健康診断でも異常を指摘されていないのであれば、告知項目の対象外となるため医療保険に加入できることになります。
また、5年以内に完治した疾病があっても再発リスクの低い病気の場合では、告知は必要になりますが、問題なく加入を認められる場合もあります。

このようなケースでは保険会社によって判断が異なる場合があるため、病歴を正確に申告して加入できるか複数の保険会社で試してみることをおすすめします。

告知義務違反がばれるとどうなるのか?告知がゆるい医療保険でもばれる


医療保険の告知がゆるい、ゆるくないに関わらず、持病があるのに黙っていればばれないと虚偽の告知をした場合や、うっかりミスで持病の告知忘れをした場合でも医療保険への加入はできます。

しかし、給付金を請求しようとするとほとんどの場合、告知義務違反であることがばれます。
保険給付金請求時には、保険会社が病院や健康保険組合に問い合わせることに同意する同意書や入院時や手術を行った際に診断書を提出します。
これらの書類に基づいた確認で、告知していない病気が発覚すると告知義務違反が発覚します。

そうすると、最悪の場合には給付金が支払われないだけでなく医療保険の契約自体が解約される場合があります。
このような事態になるのを避けるためにも、医療保険の告知がゆるい、ゆるくないに関わらず、保険加入時には健康状態を正確に告知することが重要です。
参考:引受緩和型医療保険はうつ病でも入れる【うつ病を隠してもばれる】

なんで持病がある人は医療保険の加入が難しい?

そもそも保険は相互扶助の精神で成立しているものです。持病の人は一般的に医療費のかかる病気にかかる確率が健康な方より高いです。
相互扶助ということはお互いに助け合っているということですから、そこに医療費のかかるリスクの高い方がいたら、健康な方が持病の方のために保険料を支払うという構造になってしまいます。

そのような持病の方のために告知の条件をゆるくした医療保険が存在します。しかし、上記で見てきたように保険料が高かったり、保障内容に制限がかかったりします。
それでも、まずは持病のある方でも告知のゆるさではなく保障内容に満足できるかを選ぶことを意識しましょう。

持病のある方からの医療保険に関するよくある質問

よくある質問①医療保険に入れなくても共済には入れる?

共済でも基本的には医療保険と告知書の内容は同じです。そのため、医療保険に入れなかったから共済には入れるということはありません。
自身の条件に合うような医療保険や共済があれば入るようにしましょう。

よくある質問②摂食障害の人でも医療保険に入れる?

加入する際に条件付きとなる場合がほとんどです。
しかし、摂食障害の場合は多くのケースが精神的な病気と関連しているので、身体的な病気と同じ扱いを受けます。
そのため医療保険の加入は持病のある方と同様に難しくなります。

まとめ:医療保険で告知のゆるい商品!告知義務とは?


医療保険で告知のゆるい商品や告知の内容を解説してきましたが、記事のポイントを整理すると次のようになります。

  • 告知のゆるい医療保険には「緩和型」がある
  • 緩和型よりも告知のゆるい医療保険は「無選択型」
  • 医療保険の告知書では最近3か月以内、過去3年以内そして過去5年以内の健康状態を申告します。
  • 告知書では5年以上前の健康状態は聞いていないので、過去の病歴は5年で時効になると言えます。
  • うその告知を行っても給付金請求時に発覚し、給付金が支払われなかったり、保険契約の解約になることもあるので、保険加入時には正確に健康状態を告知することが重要です。
  • 申告が不要な無選択型医療保険や申告内容が少ない引受基準緩和型医療保険があるが、通常の医療保険と比べ保険料が割高になります。

このように医療保険の告知は、自分の健康状態を保険会社に正しく伝える手段として重要なものですので、保険加入時には正確に申告するようにしましょう。

告知のゆるい医療保険に入りたいと思ったら、複数の保険を比較して自分にあった保険を見つけましょう。
保険を比較する際には、当サイトが唯一おすすめしている保険相談サービス「ほけんROOM相談室」で保険のプロと一緒に気になる保険を比較するのがおすすめです。
何回相談しても無料なので、損をするリスクがなく安心できます。


また、医療保険の加入の際には、持病をお持ちの方でも通常の医療保険に申し込み、審査が通らなかったら告知のゆるい医療保険に申し込むという手順を取る方が良いことを忘れないでください。

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