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難病指定されても医療保険に加入できる?加入できるか徹底検証!

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難病指定されても入れる医療保険は?


突然の病気やけがに備えて加入する保険、その保険に「難病」だと入れないことがあるって知っていましたか?

難病にかかった後、別の病気や事故にあった場合、医療保険に入れないと大きな経済的負担がかかります。

難病治療を続けるためにも、難病を患った人が医療保険に入れるのか、気になりますよね?

今回は、
・難病とは?
・難病指定の際に受けられる公的な保障とは?
・難病指定されても保険に入れる?
・失敗しない!難病でも加入しやすい医療保険の選び方
を解説します。

現在難病指定を受けている人はもちろん健康な人も、もしもというときのために知っておくことは、今後の人生設計や特に保険選びにおいて、大きな差が出てくると思います。以上について解説したいと思います。

人事だとは思わずにぜひ、最後までご覧ください。

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10 mins ago 580 comments

 

難病とは?

「難病」とは、原因がはっきりせず治療法が確立されていない病気のことで症例が少なく、症状が継続している病気のことをいいます。

ただ一口に「難病」と言っても決まった定義があるわけではなく、一般的な通念として使われている言葉です。

その中で良質かつ適切な治療を要する病気(1、人口の0.1%程度に達していない 2、客観的な診断基準が確率されていることが条件になります。)を厚生労働大臣が「指定難病」に指定します。「指定難病」は医療費助成の対象になるなど補助を受けられます。

難病医療費助成制度の対象疾病は平成30年4月現在で331疾病となっています。

主な指定難病
パーキンソン病:脳の異常により、手足が震える、動きが小さくなる、体のバランスが取れなくなりふらつく、歩けなくなるなど、体にさまざまな障害が表れます。

潰瘍性大腸炎:免疫系の異常により腸に炎症が起こり、血便や下痢などの症状を繰り返す炎症性腸疾患です。

もやもや病:ウィリス動脈輪閉塞症とも呼ばれ脳の太い血管の先が異常に細くなり、言語障害や手足に麻痺などの症状が現れます。

ここまでの内容をみて、自分に医療保険が必要かもと思う人は保険のプロに相談しましょう。保険の相談は当サイトが唯一おすすめしている保険相談サービス「ほけんROOM相談室」を利用するのがおすすめです。
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難病指定の際に受けられる公的な保障とは?

難病指定されると国から医療費の助成が受けられ自己負担額を減らすことができます。

助成対象の要
①指定難病にかかっており、その症状の程度が厚生労働大臣が指定する程度であること。

②指定難病にかかっているが、その症状が厚生労働大臣が定める程度に満たなくても、申請月以前の12か月にその治療に要した医療費総額が33,330円以上になった月が3か月以上あること。

助成の概要
①自己負担の割合:3割→2割

②自己負担の1か月の限度額について
・症状が変動し入退院を繰り返す難病に配慮して、入院と通院の区別を設定しません。
・複数の医療機関(薬局の保険調剤や訪問看護ステーションが行う訪問看護も含む)を受診した場合は、すべての自己負担を合算した金額を適用します。

③入院時の標準的な食事療養に係る負担:患者負担

④軽症高額該当者:軽症であっても高額医療の継続が必要な患者は対象となります。

⑤所得を把握する単位:医療保険における世帯

⑥所得を把握する基準:市町村民税(所得割)の課税額

⑦同一世帯内に複数の対象患者がいる場合:世帯内の対象患者の人数で負担限度額を配分します。

⑧難病療養継続者:経過措置を設ける。

また訪問看護や訪問リハビリテーションなどの介護も助成の対象となります。

特に厚生労働大臣が定める疾病等(パーキンソン病等)で要支援者・要介護者に認定された人は、週4日以上、1日2~3回の難病等複数回訪問加算がされ訪問看護の利用ができます。

平成27年からは「指定難病」「小児慢性特定疾病」の子供に対して医療費助成に要する費用の2/1を国で負担してくれるようになりました。

医療費助成における自己負担上限額(月額)

階層区分 階層区分の基準( )内の数字は夫婦2人世帯の場合における年収の目安 自己負担限度額(患者負担割合:2割 入院+外来)
原則 難病療養継続者(経過措置3年間)
一般 高額かつ長期 一般 重症患者
人工呼吸器等装着者 一般 現行重症患者 人工呼吸器等装着者
生活保護 0 0 0 0 0 0
低所得Ⅰ 市町村民税非課税 (本人年収~80万円) 2,500 2,500 1,000 2,500 2,500 1,000
低所得Ⅱ (本人年収80万円超~) 5,000 5,000 5,000
一般所得Ⅰ 市町村民税課税以上7.1万円未満
(約160万円~約370万円)
10,000 5,000 5,000 5,000
一般所得Ⅱ 市町村民税7.1万円以上25.1万円未満
(約370万円~約810万円)
20,000 10,000 10,000
上位所得 市町村民税25.1万円以上
(約810万円~)
30,000 20,000 20,000
入院時の食費 全額自己負担 2/1自己負担

※「高額かつ長期」とは月ごとの医療費総額が5万円を超える月が年間6回以上ある者 (例えば医療保険の2割負担の場合、医療費の自己負担が1万円を超える月が年間6回以上)
出典:厚生労働省健康局難病対策課「難病の患者に対する医療等に関する法律の概要」

これらの内容を理解した上で、「ちょっと気になるな」「医療保険に加入してみようかな」と思った方はまず無料の保険相談をすることがおすすめです。

「保険」というワードに「無料」というワードがくっつくとなんとなく怪しいなと思ってしまう方もいるかもしれませんが、ここで紹介する専門家は保険会社から手数料を受け取ることで相談に乗ってくれるという仕組みになっています。

これまでこの保険相談利用した方の感想を聞いても保険への加入を無理に勧められることはなく、親身になって相談に乗っていただいたという声を数多くいただいております。

難病指定されても医療保険に入れる?

では、指定難病だと民間の医療保険には入れないのでしょうか?

そもそも医療保険に加入する際には、自身の健康状態を保険会社に告知する義務があり、そのために「告知書」の記入をします。

内容は保険会社によって若干の違いがありますが、
・最近3か月以内に医師の診察・検査・治療・投薬を受けたことがあるか?
・過去5年以内に病気やけがで継続して7日以上の入院をしたことがあるか?
・過去5年以内に病気やけがで手術を受けたことがあるか?
・保険会社指定の病気で医師の診察・検査・治療・投薬を受けたことがあるか?
・保険会社指定の病気に以外で病気やけがで通算して7日以上にわたり診察・検査・治療・投薬を受けたことがあるか?
・健康診断、人間ドックで保険会社指定の臓器または検査項目で指摘を受けたことがあるか?
・視力・言語・聴力・そしゃく機能、手・足・指、背骨などに障害がないか?
・過去5年以内に妊娠・分娩に伴う以上で入院・手術を受けたことがあるか?
・現在妊娠しているか?

以上のようなことを告知書に記入することで申告し、保険会社に認められば加入することができます。

つまり指定難病だと条件をクリアできず保険に入れないことになります。最近は薬も良くなってきているので、難病であってもまったく問題なく通常の生活を送れているのに、指定難病というだけで保険に入れないというのはストレスになります。

ただ今は保険商品も多様化してきて、緩和条件をクリアすれば入れる保険も十分あります。
それが「引受基準緩和型医療保険」「無選択型医療保険」です。

引受基準緩和型医療保険とは?

持病や既往症があっても加入しやすいように加入の際の健康状態の基準を緩和した医療保険です。

保険会社や保険商品によっても違いがありますが主に

・最近3か月以内に①入院または手術②ガンの疑いでの再検査・精密検査、をすすめられたことがあるか?・過去1年以内に病気やけがで入院・手術を受けたことがあるか
・過去5年以内に①ガン②肝硬変③統合失調症・アルコール依存症・認知症、にあらたに診断されたこと、あるいは入院・手術を受けたことがあるか?

以上に該当しなければ加入できます。

しかし持病や既往症がある人は保険金の支払いをする可能性が高い分、保険料の支払額が通常の医療保険より割高になっています。
また支払削減期間があり、死亡保障や入院給付金などの保障が加入1年間は半分しか下りないので注意が必要です。

無選択型医療保険とは?

健康状態の告知が必要のないのが無選択型医療保険です。

その分、保険料は通常の医療保険や引受基準緩和型医療保険よりも割高になります。

さらに支払われる保険金や給付金の上限額が低かったり、加入後決められた期間内に死亡した場合、死亡保障がそれまでに支払いした保険料相当額までしか支払われなかったり、保険料の払込期間が終身払いに設定されていたりするので場合によっては死亡保険金を支払額がオーバーすることもあります。

また医療保障については加入後一定期間の入院には給付が受けられない、期間経過後でも給付される入院日数に制限があったりするので、加入の際にはよく確認して適した医療保険かどうか検討してから加入しましょう。

失敗しない!難病でも加入しやすい医療保険の選び方

ここまで見てきて、一般的な医療保険の商品であれば指定難病の人には「引受基準緩和型医療保険」が適しているとわかっていただけたでしょうか?

引受基準緩和型医療保険では保険料が割高になるのはわかりましたが、保障内容や給付金などにも違いがあるのでしょうか?

契約していざというときに支払いがされなかった、給付金等が少なすぎてあまり役に立たなかったということが無いように、詳しくみていきましょう。

保険料

通常の医療保険を選ぶ時もそうですが、あれもこれもとよくばって特約を付けると、思いがけず保険料が高くなってしまうことがあります。
ただでさえ引受基準緩和型医療保険は保険料が割高になるので、毎月払う保険料は抑えたいところです。

だからといって必要な保障や特約がついていなければいざというときに意味がありませんので、難病の人は現在の健康状態も鑑み、保障や特約を吟味する必要があります。

例えば、入院日数が多いのか、退院後の通院治療でどれくらいかなどによって日数の設定や通院特約を付けるか、かわってきます。
保険会社によっても保険料は違うのでいろんな会社を比較検討するようにしましょう。

入院限度日数

医療保険は入院した日数分、無限に入院給付金の支払いをしてくれるわけではありません。保険によって何日まで保障するかが決まっています。
この入院給付金の支給がされる入院日数のことを「入院限度日数」と呼び、限度日数を超えた入院に対しては給付金が支給されません。

保険会社によっても違いますが、一般の生命保険だと60日、120日の入院限度日数を設定している会社が多く、入院限度日数が長いほど保険料も高くなります。

ちなみに厚生労働省の発表によると平成29年度の平均入院日数は29.3日になっています。じゃあ60日で十分かというと難病の人は入院治療などをする可能性が高いため思いがけず足りない、ということにもなりかねません。

自分の病気治療でどのくらいの入院日数になりそうか、よく検討し健康状態にあった日数の保険を選ぶようにしましょう。

通院特約

オプションで通院にも給付金が支給される医療保険があります。

注意しないといけないのは、通院治療なら何でも保障してくれるのかというとそうではなく、ほとんどが入院後の通院治療に対して保障されるという点です。(中には入院前の通院にも対応してくれる医療保険もあります)

入院後の通院日数が多くなりそうなのか、退院後はほとんど通院する必要がないのかによって通院特約をつけるかつけないか判断しましょう。

手術給付金

手術給付金は保険会社によって1回の手術に対して何万円といった固定額を給付する医療保険と、入院日額の何倍の金額を給付する医療保険の2通りがあります。ほとんどが入院日額に対する倍率で設定されている医療保険が多いようです。倍率は10倍、20倍、40倍など保険会社によってさまざまです。

注意が必要なのは倍率が高ければいいというわけではなく、入院日額によっても給付金額に違いが生じます。

例えば①入院日額が5,000円で手術給付金の倍率が40倍の保険 ②入院日額が10,000円で手術給付金の倍率が10倍の保険では
①5,000円×40倍=200,000円  ②10,000円×10倍=100,000円
と入院日額と倍率の関係で差額が生じます。

また入金給付金や手術給付金の倍率が高ければ保険料も高い傾向にあるので、保険料とのバランスも考えた方が良いでしょう。

ここまでの内容をみて、自分に医療保険が必要かもと思う人は保険のプロに相談しましょう。保険の相談は当サイトが唯一おすすめしている保険相談サービス「ほけんROOM相談室」を利用するのがおすすめです。
たった1分で申し込み可能で、保険に関して誰よりも詳しい専門家に何回相談しても無料なので、損をするリスクがなく安心して相談できます。

難病指定されても入れる医療保険は?のまとめ

いかがだったでしょうか?

難病などの既往症があっても医療保険には入れないとあきらめず、いろいろな保険を比較検討してみましょう。

また指定難病であっても、ほとんど症状もなくなり投薬治療でさえ、していないような健康状態であれば通常の医療保険に加入でき、保険料の負担を減らすことができます。

加入の際には指定難病であることを含め自身の健康状態を正しく申告して、通常の医療保険の加入が可能かどうか相談しましょう。

余談ですが、遺伝性の難病を家族が罹患していて自分もいずれ罹患する可能性がある人は「難病特約」を検討されてはいかがでしょうか?意外と気付かずに難病特約がついていたということもあるようですが、このような特約ををつけておけば「いつか難病にかかるかも」という心理的な負担を軽減することができます。

ご自身に適した保険を選択して、安心して療養生活が送れるように願っています。

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