医療保険

医療保険に終身は必要か!終身医療保険の必要性とおすすめな人:FP監修

医療保険に終身は必要か疑問をお持ちの方が多いと思います。

医療保険の保険料は終身よりも定期の方が安いため、終身が必要かどうか気になるのは自然なことです。

もし医療保険の終身が必要かを把握していないと、保険会社の営業マンの言われるがままに自分のベストな医療保険に加入できないというようなことが起きてしまうかもしれません。

そこで、この記事では以下のことを中心に解説します。

  • 医療保険に終身は必要か
  • 終身医療保険のメリットとデメリット
  • 医療保険の終身は誰に必要か
  • 終身医療保険に加入するなら掛け捨て型がおすすめ
  • 赤ちゃんに終身医療保険は必要か
  • おすすめの終身医療保険のランキング

自身に医療保険の終身が必要か判断するためにも、ぜひ最後までご覧ください。

自分に終身医療保険が必要か、自分にベストな終身医療保険を確実に知りたいという方は保険のプロに相談しましょう。当サイトが唯一おすすめしている保険相談サービス「ほけんROOM相談室」で、プロと一緒に気になる保険を比較するのがおすすめです。

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10 mins ago 580 comments

医療保険の終身は必要か!終身医療保険のデメリット


医療保険の終身が必要かどうか判断するためには、メリットばかりでなくデメリットにも目を向けなくてはいけません。
どんな保険にもメリットがあれば、デメリットもあります。

医療保険の終身が必要かどうか判断するためのデメリットにはどんなものがあるか、具体的に見ていきましょう。

保険の見直しが難しい

医療保険の終身が必要かどうか判断するためのデメリットの1つ目は、保険の見直しが難しいことです。医療の現場は日進月歩で進歩しており、それによって治療の内容、つまり保険の保障の内容も変わってきます。

また、ご自身のライフステージによって、必要な保障の内容も変化するのが自然の流れです。

例えば、30歳の独身男性と、40代~50代の家族をお持ちの一家の大黒柱を比較すると、40~50代の方の場合は、成人病などにかかるリスクも上がりますし、また、仮に入院した場合、ご自身だけでなくご家族の生活費など、経済的な負担も大きくなります。

このように、ご自身の年齢やライフステージによって必要な保障の内容が変わってくるので、その時点で本当に必要な保障内容を見直す必要性があるのです。

ですが、終身保険の場合、特に若い時に加入して安い保険料の場合、それを解約して新しい保険に加入するとなると、保険料は間違いなく上がってしまうことになるので、見直しをするのを躊躇しがちになってしまうのです。それを踏まえて自分に医療保険の終身が必要かどうか判断するべきでしょう。

若いうちは定期型の保険と比べて保険料が割高

医療保険の終身が必要かどうか判断するためのデメリットの2つ目は、定期型に比べて終身型は、若い時は保険料が割高であるということです。

これは、定期型は保障の期限が限られているということから、保険料は割安に設定されていますが、終身型は一生涯保障が続くという仕組み上、どうしても保険料は割高になってしまうため、仕方のないことといえます。

実際に、アクサダイレクトの定期保険と終身保険で年齢ごとの保険料と、70歳までの保険料の総額の違いを見てみましょう。

定期保険 終身保険
30歳 840円 1,340円
40歳 960円 1,340円
50歳 1,480円 1,340円
60歳 2,940円 1,340円
30歳から70歳までの総額 746,400円 643,200円

※ 入院給付金日額5,000円、手術給付金は50,000円
※ 定期保険の保障期間は10年
※ 終身保険は終身払の場合

この表の結果を見ると、40歳までは、定期型の方が月額保険料が安くなっています。
・30歳の時点では、500円(=1,340円-840円)
・40歳の時点では、380円(=1,340円-960円)

ですが、それ以降では、以下のように終身型の方が安くなっているのがわかります。、
・50歳の時点では、140円(=1,480円-1,340円)
・60歳の時点では、1,600円(=2,940円-1,340円)

また、30歳から70歳までに払い込んだ保険料の総額は、定期保険は746,400円、終身保険は643,200円と、こちらも終身保険の方が、103,200円安くなっています。

このように、保険料の総額や50歳以降の保険料を考えると、終身保険の方がメリットがありますが、その代わりに30代や40代の保険料は、定期保険の方が380円から500円ほど安くなっています。

医療保険の終身は必要か!終身医療保険のメリット


医療保険の終身が必要かどうか判断していただくために、医療保険の終身のメリット・デメリットについて解説します。

保障が一生涯続く

医療保険の終身は必要か判断するための第一のメリットは、保障が一生涯続くということでしょう。

病気やケガはいつそうなってしまうのかはわかりませんが、少なくとも病気に限っては、若い頃よりも年をとってからの方が、そのリスクは確実に上がってきます。

特に、定年後などの収入が減ってくる世代には、入院や手術などで大きな支出が出てしまうのは、家計にとって非常に大きな負担になる可能性があります。

また、定年後などの老後に限らず、40代、50代の働き盛りの世代にとっても、この世代は、子供の教育費用や、住宅ローンなど多額の出費がある世代です。

このような40代、50代の一家の大黒柱の方が病気になったとしたら、ご自身の入院や手術などはもちろんのこと、ご家族の生活費などにも大きな影響が出るでしょう。

そんな時、入院や手術の給付金がしっかり保障されていれば、不安も少しは軽減されるのではないでしょうか。このように、どんな世代にとっても、医療保険の保障がずっと一生続くというのは、終身が必要か判断するための材料になるでしょう。

保険料が上がらない

医療保険の終身が必要かを判断するためのもうひとつのメリットは、加入時の保険料がそのままで上がらない、ということです。
つまり、若い時に加入すればするほど、安い保険料のまま一生涯の保障を得ることができるのです。

また、保険料が変わらず一定であることがわかっているので、その保険に加入する際に、無理なく払っていける金額かどうか、などの判断もしやすいですし、ご自身の将来のライフプランによって、いつごろどのくらいの支出が必要か、などの資金計画を立てやすいというメリットもあります。

さらに、その支払期間に関しては、終身払いと60歳払済などの短期払いから選択することができ、60歳払済などのプランを選べば、月額の保険料は終身払いよりも割高にはなりますが、平均寿命を超えると、払い込んだ保険料の総額は概ね安くなるのです。

ですので、定年までに払い込みを終了し、その後は保険料を支払うことなく、保障が一生涯続く、という状態が続くことになり、とても安心できるというのは医療保険の終身が必要かどうかの大きな判断材料となります。

貯蓄性のある商品もある

医療保険の終身が必要かどうかを判断するための最後のメリットは、貯蓄性のある商品が存在し、貯蓄をしながら医療保障に備えられるという点です。

貯蓄に関しては、一定の期間までに保険料の払込を行い、その後、解約すると加入年数に応じた「解約返戻金」が受け取れます。それまで支払った保険料よりも多くの解約返戻金が受け取れるという場合もあり、これが貯蓄型の終身医療保険のメリットです。
具体的には、なるべく短い期間で払い込みを終了し、その後の解約時期を延ばせば延ばすほど、より多くの解約返戻金を受け取ることができます。

保険料の払い込みををいつまでに終了するか、その後の解約払戻金の時期をいつにするかなどを計画的に検討することによって、例えば、お子さんの大学入試の時期にあわせて教育費のために使ったり、また、住宅購入の頭金に充てたりなど、大きな出費に対して計画的に対応することも可能なのです。

このような貯蓄機能に加えて、本来の医療保障もあることを考えれば、貯蓄型の終身保険も選択肢のひとつとして検討できますね。

終身医療保険が魅力に感じた人は、なんの終身医療保険にすべきか知りたくなりますよね。そんな方は、複数の保険を比較して自分にあった保険を見つけましょう。

保険を比較する際には、当サイトが唯一おすすめしている保険相談サービス「ほけんROOM相談室」で保険のプロと一緒に気になる保険を比較するのがおすすめです。何回相談しても無料なので、損をするリスクがなく安心できます。

医療保険の終身は誰に必要か

ここで一番気になるのは、医療保険の終身は誰に必要なのかということでしょう。

結論から言うと、医療保険の終身は20代から30代前半の若者におすすめです。

その理由は、若いうちに終身医療保険に加入しておけば、割安な保険料で一生涯の保障を手に入れることができるからです。

逆に40代以上で医療保険に加入していない人は、老後も保障が欲しいと言う方をのぞいて定期医療保険がおすすめです。

後述するおすすめ終身医療保険の新キュアなどは、0歳から加入することができるので、20歳以下の方の終身医療保険の必要性も特に高いと言えます。

メリット・デメリットをみてみても終身医療保険が自分に必要なのかわからない!という人は保険のプロに相談しましょう。保険の相談は当サイトが唯一おすすめしている保険相談サービス「ほけんROOM相談室」を利用するのがおすすめです。何回相談しても無料なので、損をするリスクがなく安心できます。

終身医療保険に加入するなら掛け捨て型がおすすめ!


ここまで、医療保険の終身が必要かどうか判断するためのメリットとデメリット、また、メリットの中では貯蓄型についても説明してきました。

貯蓄型のメリットについてもう一度おさらいすると、
・それまで支払った保険料よりも多くの解約返戻金が受け取れる、という場合がある
というものでした。

なるべく短い期間で払い込みを終了し、その後の解約時期を延ばせば延ばすほど、より多くの解約返戻金を受け取ることができるため、大きな支出が必要な時期とその金額を逆算して、計画的に保険料の払い込みを追え、解約時期を設定することで、貯蓄に代わる解約払戻金を得て有効に使うことができます。

ですが、一方で、貯蓄型には次のようなデメリットもあります。

保険料が割高になる

これはメリットの裏返しともいえ、貯蓄型の目的は解約払戻金をもらうことなので、保険会社としてはお金を準備するために、その分を保険金に組み込む仕組みになっているからです。
そのため、どうしても月額の保険料は割高となってしまうのです。

インフレリスクがある

こちらもメリットに関連しますが、払い込みを終了し、その後の解約時期を延ばせば延ばすほど、より多くの解約払戻金を受け取ることができるのですが、その時にインフレによって物価が上昇、お金の価値が下がっていれば、実質的な解約払戻金の価値は下がってしまう恐れがあります。

このようなインフレリスクは他の貯蓄でも同様ではありますが、同じインフレリスクがあるのであれば、他の運用方法を検討するのも選択肢のひとつです。

解約しなければ、解約払戻金を受け取れない

解約したら解約払戻金を受け取れるのですが、その後は、医療保障もなくなってしまうため、別の医療保険に加入する必要があります。
その場合、ある程度の年齢に達していることが多いので、そこから新たに医療保険に加入しようとすると、保険料は割高になってしまいます。

このように、終身保険の貯蓄型にはデメリットもあることを考えれば、終身保険は掛け捨ての方がよいということも言えるかもしれません。

例えば、インフレリスクのところでも述べましたが、貯蓄として医療保険を利用するのではなく、銀行の定期預金や国債、投資信託など、お金を貯蓄、運用する方法は他にもあります。

医療保険には貯蓄の要素を求めず、医療保障だけを目的として掛け捨ての安い保険料でまかなっていくというのが賢明といえるかもしれません。

終身医療保険おすすめランキングを発表!


医療保険の終身が必要かどうかの判断基準を解説しましたが、ここではおすすめの終身医療保険には具体的にどんなものがあるか、ランキング形式で解説します。

1位「オリックス生命 新キュア」!

「新キュア」の画像検索結果
第1位は、大手保険会社のオリックス生命の「新キュア」です。
早速、人気の理由であるメリットを見ていきましょう。

・保険料が割安である
同等の条件の医療保険の中では、トップレベルでの割安の保険料となっています。
例として、男性30歳、入院日額5,000円、先進医療特約付き、入院保障延長付き(三大疾病、または七大生活習慣病)、終身払の場合で比較してみましょう。

保険会社 保険名 保険料
メディケア生命 メディフィットA 1,505円
オリックス生命 新キュア 1,531円
損保ジャパン日本興亜ひまわり生命 新・健康のお守り 1,642円
メットライフ生命 フレキシィ S 2,298円

※ 各保険の保障内容は全く同じではなく、ほぼ同等での保障内容の保険料です

オリックス生命の「新キュア」は最安ではありませんが、同等の保障内容の保険の中では、割安感のある保険料であると言えます。

・保障内容がわかりやすい
医療保険というと、加入者にとって保障の内容がわかりにくいものも散見されるのですが、オリックス生命「新キュア」はシンプルで、例えば、特約は必要最小限度のみとなっているなど、非常にわかりやすい保障内容となっています。
特約が少ないと、一見選択肢が少なくデメリットのように感じるかもしれませんが、多すぎて何を選んでよいか迷ってしまうよりも、最初から必要な特約だけが設定されている方が、保険のプロではない我々にとってはユーザーフレンドリーな内容といえるでしょう。

・三大疾病、七大生活習慣病の入院保障が手厚い
日本人がかかりやすい病気の七大生活習慣病は、入院患者の1/3を占め、また、その中の三大疾病は死因の50%以上といわれています。
また、これらの病気は入院が長期化する傾向にあるため、その治療や生活に必要な費用を準備しなければならず、その経済的な負担を軽減してくれるのは、非常に心強いといえます。

このように、オリックス生命「新キュア」は、無駄な特約などは最初からつけず、必要な保障をしっかりと準備し、その分保険料を割安に設定されていることが人気の理由だといえるでしょう。

オリックス生命「新キュア」の詳細は以下
オリックス生命「新キュア」の評判やメリット・デメリットを解説!

2位「アクサダイレクト生命 アクサダイレクトの終身医療」!

「アクサダイレクト 終身医療」の画像検索結果

アクサダイレクト生命の「アクサダイレクトの終身医療」も、人気のある終身医療保険です。
どんな内容が人気のポイントか、見ていきましょう。

・保険料が安い
30歳、男性、終身払い、入院日額5,000円、先進医療特約で、1,340円となっています。
ただし、アクサダイレクトの終身医療の場合、三大疾病、または七大生活習慣病のみを対象とした入院保障延長の特約はないため、この特約は含んでいない金額です。
そのため、上で説明した、オリックス生命「新キュア」の各社の保険料の表の条件とは若干異なるのですが、このシンプルな内容でよい方にとっては、かなり魅力的な保険料ではないでしょうか。

・短期から長期の入院までに備えられる
60日以内の入院だけでなく、450円の特約をつけることで長期の入院にも備えることができます。
その場合、三大疾病や七大生活習慣病だけでなく、その他の病気の場合も、一時金として50万円を受け取ることができるのです。

・無料の健康サービスが受けられる
株式会社ティーペックが提供する以下の健康相談サービスを無料で受けることができます。
1, 医師や看護師による24時間の電話相談サービス
2, 専門医によるセカンドオピニオン(再診察)サービス
このサービスは個人で受ける場合、10,800円かかるため、何か心配なことがあったり、セカンドオピニオンを聞きたいという場合、無料で気軽に利用できるのは大きなポイントと言えるでしょう。

アクサダイレクト生命「アクサダイレクトの終身医療」の詳細は以下
アクサダイレクト生命「アクサダイレクトの終身医療」の評判やメリット・デメリットを解説!

3位「チューリッヒ生命 終身医療保険プレミアムDX」!

「チューリッヒ 終身医療保険プレミアム」の画像検索結果
第3位は、チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムDX」です。
こちらも人気の理由を見ていきましょう。

・保険料が割安である
1位、2位同様、チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムDX」も、その割安な保険料が人気の理由のひとつです。

オリックス生命「新キュア」の保険料の表と全く同じ条件ではありませんが、30歳男性、終身払い、入院日額5,000円、先進医療特約、七大疾病とストレス性疾患入院延長の特約を含む保障内容で、1,597円となっています。

・ストレス性疾患の保障に対応している
ストレス性疾患とは、統合失調症や認知症、気分[感情]障害、アルツハイマー病などを指し、これらの入院日数は、短い気分[感情]障害で113.1日、最も長い統合失調症では546.1日となっています。

これらに対して、1回の入院で365日まで、日額5,000円を受け取ることができるのは、まだそれほど多くないため、チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムDX」は貴重な保険であるといえるでしょう。

・がんを含む七大生活習慣病の入院保障日数が無制限
先に説明した、日本人の入院の1/3を占める七大生活習慣病で入院した場合、その日数は無制限で保障されるというものです。
七大生活習慣病の入院日数を延長する保障内容の保険は他にもあるのですが、無制限で保障するものはなかなか少ないので、その意味で大変貴重な保障内容ということができます。

チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムDX」の詳細は以下
チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムDX」の評判やメリット・デメリットを解説!

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赤ちゃんに医療保険の終身は必要か


終身保険の保険料は、若い時に加入すればその分安い保険料で一生涯続けることができることを考えると、赤ちゃんには医療保険の終身が特に必要かどうか疑問がわきますよね。

結論から言うと、赤ちゃんを終身医療保険に加入させることは基本的にはおすすめですが、地方自治体の助成制度との兼ね合いも見ながら加入するか決めた方が良いです。

実際にどのくらいの保険料なのでしょうか。
オリックス新キュアで、男性、0歳、20歳の場合で比較してみます。

0歳 20歳
終身払い 月額保険料 1,032円 1,152円
60歳までの総額 743,040円 552,960円
70歳までの総額 866,880円 691,200円
80歳までの総額 990,720円 829,440円
60歳払済 月額保険料 1,266円 1,661円
60歳までの総額 911,520円 797,280円
70歳までの総額 911,520円 797,280円
80歳までの総額 911,520円 797,280円

※ 基本プラン、入院日額5,000円、先進医療

月額保険料の差額は、
・終身払いでは、120円(=1,152円-1,032円)
・60歳払済では、395円(=1,661円-1,266円)
と、20歳の方が多くなっています。

この差額をどう見るかは、人によって違うと思いますが、払い込んだ総額の差額を見ると、終身払いでは、
・60歳までで、190,080円(=743,040円-552,960円)
・70歳までで、175,680円(=866,880円-691,200円)
・80歳までで、161,280円(=990,720円-829,440円)
と、いずれも0歳の総額の方が多くなっています。

60歳払済の場合でも、
・114,240円(=911,520円-797,280円)
と、0歳の総額の方が多くなっています。
こうして考えると、保険料の総額に関しては、0歳から終身医療保険に加入するメリットはそれほどないようです。

では、保障の面ではどうなのでしょうか。
厚生労働省の年齢別の患者数のデータを見てみましょう。

総数 1318.8
0歳 10.8
1〜4歳 7.1
5〜9歳 4.9
10〜14歳 5.3
15〜19歳 7.0
20〜24歳 10.2
25~29歳 16.1

※ 単位:千人
※ 30歳以上は省略
出典:厚生労働省・患者調査・年齢階級別にみた施設の種類別推計患者数 平成26年10月
0歳と、1歳から4歳までの乳幼児の患者数は、5歳~9歳、10歳~14歳、15歳~19歳までのそれぞれよりも高いことがわかります。

このことを考えると、0歳のうちから終身医療保険に加入しておくことも検討してもよいかもしれません。しかし、都道府県や市区町村などの自治体では、乳幼児(子ども)医療費助成制度という公的な助成制度があります。

都道府県では、就学前までの乳幼児の医療費助成を実施している県が、47都道府県のうち通院で25県、入院で20県と最も多く、市区町村では、総数1,741の市区町村のうち、その対象年齢を15歳年度末としているのが通院で1,022、入院で1,131と最も多くなっています。

また、さらに、高校卒業(18歳)まで入院の有無を問わず医療費を全額助成する自治体などもあるのです。医療保険の加入を検討する前に、お住まいの地域の医療費助成制度をしっかり確認するのが先決と言えるでしょう。

赤ちゃんから医療保険に加入するのは、月々の保険料だけでなく、払い込む保険料の総額、自治体の医療費助成制度などをしっかり調べてから検討するのがよいのではないでしょうか。

これらの内容を理解した上で、「ちょっと気になるな」「医療保険に加入してみようかな」と思った方はまず無料の保険相談をすることがおすすめです。

「保険」というワードに「無料」というワードがくっつくとなんとなく怪しいなと思ってしまう方もいるかもしれませんが、ここで紹介する専門家は保険会社から手数料を受け取ることで相談に乗ってくれるという仕組みになっています。

これまでこの保険相談利用した方の感想を聞いても保険への加入を無理に勧められることはなく、親身になって相談に乗っていただいたという声を数多くいただいております。ジムやマッサージの無料体験に申し込むような軽い気持ちで1度無料相談をしてみてはいかがでしょうか。

まとめ:医療保険の終身は必要か


ここまで医療保険に終身が必要かどうかについて、メリット・デメリットやランキングなどを解説してきましたが、もう一度ポイントをおさらいしてみましょう。

終身保険は、
・保障が一生涯続くこと、
・保険料が加入時から上がらない

などのメリットがある一方、
・保険の見直しがしにくい、
・若いうちは、定期保険の方が保険料は安い
などのデメリットもありました。

また、貯蓄型よりも、掛け捨て型の方がベターであるということもいえるでしょう。

一生涯続く保障、変わらない保険料など、メリットのある終身保険ですので、加入を検討しておられる方も多いかと思います。

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