Contents
- 1 生命保険の加入の際にうつ病を隠してもばれない?うつ病でも入れる保険は?
- 2 うつ病を隠して生命保険や医療保険に加入してもばれる
- 3 生命保険や医療保険で加入後うつ病がばれると告知義務違反になる
- 4 うつ病を隠して生命保険や医療保険に加入してもばれる!うつ病におすすめの医療保険
- 5 なぜうつ病の患者は生命保険や医療保険に加入しづらいのか?
- 6 うつ病の既往歴があっても加入できる医療保険とは?
- 7 うつ病の方が知っておくべき公的保障
- 8 うつ病は自己判断で治療をやめても、完治とは証明できない
- 9 その他にうつ病などの精神疾患と保険に関する注意するべきこと
- 10 まとめ:うつ病を隠して生命保険や医療保険に加入してもばれる
生命保険の加入の際にうつ病を隠してもばれない?うつ病でも入れる保険は?
この記事をご覧になっている方には、うつ病を隠して生命保険に加入したらばれるの?という疑問をお持ちの方が多いと思います。
うつ病を隠して生命保険や医療保険に加入してばれると、契約解除や保険金がおりないなど大きなペナルティがあります。
もし、生命保険や医療保険の加入の際にうつ病を隠してもばれることを知らなかったり、うつ病でも入れる医療保険を知らないと、入院の際に後悔することになるかもしれません。
そこでこの記事では、うつ病を隠して生命保険や医療保険に加入するとばれるかどうかについて、以下のことを中心に解説します。
- うつ病を隠して生命保険(医療保険)に加入してもばれる
- うつ病におすすめの医療保険(生命保険)
- うつ病患者が生命保険や医療保険に加入しずらい理由
- 生命保険や医療保険でうつ病がばれたら告知義務違反になる
- うつ病が完治とみなされる状態
うつ病を隠して生命保険・医療保険に加入してもばれる理由や、うつ病の方におすすめの医療保険について理解を深めるために、ぜひ最後までご覧ください。
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- 生命保険・医療保険加入前にうつ病にかかっていた場合、加入の際に必ず告知しなければならない
- うつ病を隠して生命保険・医療保険に加入できたとしても結局バレてしまう
- うつ病を隠して生命保険・医療保険に加入していた場合、告知義務違反となって保険契約が解除される場合がある
- うつ病でも加入できる保険のタイプとして、「引受基準緩和型」「無選択型」の保険がある
- うつ病で、保険加入についてお悩みがある人は、まず保険のプロに無料相談してみるのがおすすめ
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うつ病を隠して生命保険や医療保険に加入してもばれる
うつ病を隠して生命保険や医療保険に加入してもばれるのは、保険金請求時に何重ものチェックが入るからです。
具体的にご説明しましょう。保険会社は、保険加入時よりも、加入者から保険金の請求を受けたときに詳しく調査します。
加入者が加入している健康保険組合、医療機関の担当医への面談、治療期間、過去の治療記録、健康診断を受けた記録などを調べ、請求内容と照合します。その時、過去を遡って調査することもあります。
この調査をするのは、保険調査員と呼ばれる、保険会社の担当者です。
医療機関では、患者の診察カルテを5年間保存することが義務付けられているため、保険の加入時に告知する傷病も過去5年以内とされているのです。
生命保険や医療保険で加入後うつ病がばれると告知義務違反になる
生命保険や医療保険に加入してからうつ病を隠していた事がばれると、告知義務違反になります。
調査の結果、告知義務違反が発覚した場合、次のいずれかの処分が行われます。
生命保険や医療保険でうつ病がばれると①保険金がおりるが、保険契約が解除される
生命保険や医療保険でうつ病がばれる際に起こるケースの1つ目は、保険金が支払われ、保険契約が解除されるというものです。
告知しなかった傷病と、請求した傷病に関連がない時は、保険金が支払われるケースが多数です。ただし、告知義務違反をしているため、保険契約は解除となります。
生命保険や医療保険でうつ病がばれると② 保険金が支払われ、保険契約も続行される
生命保険や医療保険でうつ病がばれる際に起こるケースの2つ目は、保険金が支払われ、保険契約も続行されるというものです。
①のケースで、完治してから数年経っていたり、自覚症状がなかったために告知しなかったり、軽い傷病だった場合などは、保険会社の判断で保険金受取も契約続行もできる場合があります。
生命保険や医療保険でうつ病がばれると③保険金は支払われないが、保険契約は続行される
生命保険や医療保険でうつ病がばれる際に起こるケースの3つ目は、保険金は支払われないが、保険契約は続行されるというものです。
例えば、過去に胃炎や胃潰瘍になった人が、部位不担保(その部分だけ保険の保障から外れる)をつけておらず、胃に関する事由で入院した場合です。このケースでは、保険契約時に告知し、部位不担保をつけていれば、加入に問題はありませんでした。入院に関する給付金は支払われませんが、契約解除はさけることができるかも知れません。保険会社の判断に委ねましょう。
生命保険や医療保険でうつ病がばれると④保険金は支払われず、保険契約も取り消しされる
生命保険や医療保険でうつ病がばれる際に起こるケースの4つ目は、保険金が支払われず、保険契約も取り消しされるというものです。
保険では、「解除」よりも「取り消し」の方が重い罪となります。このケースでは、保険金詐欺と判断されていると思って間違いないでしょう。保険金が受け取れないばかりか、保険契約が取り消しされ、解約返戻金も戻りません。
告知義務違反は、絶対にしてはいけない行為です。少しでも通院した覚えのある時は、もらすことなく告知するようにして下さい。
うつ病は医療保険に加入の際、告知しなければならない
うつ病は精神疾患の一つです。そのため、他の病気同様、医療保険に加入したい場合は、保険会社に対して自身がうつ病であることを必ず告知しなくてはいけません。
医療保険や生命保険などは、精神疾患で一度でも通院すると、完治してから5年間はほとんどの会社で加入不可能となります。
例えば、軽いうつ病かなと思い、数回だけ心療内科へ通院し、その後は特に通っていない場合でも、告知事項に該当するため、必ず告知しなくてはいけません。
うつ病を告知する際、保険会社によっては、飲んでいる薬や通院している医療機関名を聞かれる可能性もあります。
ただし、過去にうつ病にかかったことがあり、医師が完治したと診断してから5年以上経っていれば、告知事項から外れますので、告知しなくても大丈夫です。
うつ病が完治したと言っても、見た目では分かりにくく、医師から完治の証明書を受け取る必要がある場合があるので、覚えておきましょう。
うつ病を隠して生命保険や医療保険に加入してもばれる!うつ病におすすめの医療保険
前述した通り、うつ病を隠して生命保険や医療保険に加入したとしても、保険金請求時にほぼ、ばれるため、うつ病の方でも加入できる医療保険をご紹介します。
うつ病のための生命保険(医療保険)1位「オリックス生命 新キュア・サポート」!
オリックス生命「新キュア・サポート」は、引受基準緩和型医療保険の一つです。これは、持病がある方でも入りやすいようにするため、告知事項を限定することにより引受基準が緩くなっている医療保険です。加入前にかかっていた病気が、加入後に悪化した場合の入院・手術も保障してもらえる、となると、とても心強いですよね。
具体的には、次の4つの告知事項が全て「いいえ」であれば、加入可能となっています。
1、最近3か月以内に、医師から入院・手術・検査のいずれかをすすめられたか、または現在入院中であるか
2、最近3か月以内に、がんまたは上皮内新生物・慢性肝炎・肝硬変で、医師の診察・検査・治療・投薬のいずれかをうけたことがあるか
3、過去2年以内に、病気やけがで入院した、または手術を受けたことがあるか
4、過去5年以内に、がんまたは上皮内新生物で入院した、または手術を受けたことがあるか
この事項を見ると、例えうつ病を患っていても、過去2年以内に入院・手術しておらず、3か月以内に医師から入院や検査を勧められていなければ、加入可能ということになります。
また、オリックス生命「新キュア・サポート」の特徴は他にもあり、
・3大疾病における、入院給付金の支払日数が無制限になるプラン(生活習慣病充実プラン)がある
・特約で、死亡保障と解約返戻金をつけることもできる
これらが挙げられます。
ただし、通院保障がついていないので、この点は必ず覚えておきましょう。引受基準緩和型の保険であるため、通常の医療保険よりも保険料は割増されています。
しかし、うつ病以外の病気やケガに備えられるので、働き盛りの年代にとって検討の価値がある保険なのではないでしょうか。
オリックス生命「新キュア・サポート」の詳細は以下
オリックス生命「新キュア・サポート」の評判やメリット・デメリットを解説!
うつ病のための生命保険(医療保険)2位「メットライフ生命 フレキシィゴールドS」!
メットライフ生命「フレキシィゴールドS」は、先ほどオリックス生命「新キュア・サポート」と同じく、引受基準緩和型医療保険です。告知事項が次の3つであるため、比較的加入しやすいのが特徴です。
●最近3か月以内に受けた医師による検査・検診または診察により、以下の1または2をすすめられたことがあるか
1、入院または手術
2、がん(悪性新生物または上皮内新生物)の疑いでの再検査・精密検査
●過去1年以内に、病気やケガで入院や手術を受けたことがあるか
●過去5年以内に、次の1~3の病気と新たに診断されたこと(再発や転移を含む)
あるいは次の1~3の病気により入院や手術を受けたことがあるか
1、がん(悪性新生物または上皮内新生物)
2、肝硬変
3、統合失調症、アルコール依存症、認知症
(入院はいずれも、治療のための入院・検査入院・教育入院を含む)
他社の緩和型医療保険では、過去2年以内の病気やケガと規定されていることが多いのですが、メットライフ生命「フレキシィゴールドS」は1年以内とされているので、クリアしやすいポイントとなっています。
また、通常の引受基準緩和型では、加入してから1年間は給付金が半分になってしまうことが多いのですが、「フレキシィゴールドS」は加入してすぐ事例が起こったとしても給付金を100%受け取ることができます。付帯できる特約も多いので、希望のプランを組み立てることができます。
例を挙げると、がん診断給付金特約を付けて加入し、半年後にがんが見つかった場合、がん診断給付金を受け取ることができますし、入院・手術を受けた場合もしっかり保障が受けられます。
メットライフ生命「フレキシィゴールドS」の詳細は以下
メットライフ生命「フレキシィゴールドS」の評判やメリット・デメリットを解説!
うつ病のための生命保険(医療保険)3位「アフラック ちゃんと応える医療保険 やさしいEVER」!
アフラック「ちゃんと応える医療保険やさしいEVER」も、引受基準緩和型医療保険の一つです。
この保険に加入するための告示事項は、次の3つです。
●現在入院中か、または過去1年以内に入院・手術・先進医療・検査を勧められたことはあるか
(手術…帝王切開、内視鏡・レーザー・カテーテルによるものも含む
先進医療…歯科で行うものも含む
検査…健康診断・人間ドックまたは医療機関を受診した結果、診断確定のために
すすめられた再検査・精密検査をさす)
●過去2年以内に、次の表内にある病気で入院したことがあるか
- 糖尿病(高血糖や糖尿病の疑いを含む)
- 脳卒中(くも膜下出血、脳出血、脳内出血、脳梗塞など)
- 心筋梗塞
- 狭心症
- 不整脈
- 気管支喘息
- 慢性気管支炎
- 慢性肝炎(慢性C型肝炎・慢性B型肝炎を含む)
- 潰瘍性大腸炎
- クローン病
- リウマチ・膠原病
- うつ病、神経症、パニック障害、不眠症
およびこれらの4つの病気の症状として現れたうつ状態
●過去5年以内に、次の表内にある病気や異常で、医師の診察・検査・治療・投薬(再発防止も含む)を受けたことがあるか
- 糖尿病の合併症・がん(過去5年以内に診断確定・治療・投薬のいずれかがあるもの)
- 心臓病・動脈の疾患(心筋梗塞、狭心症、不整、脳動脈瘤を除く)
- 慢性腎不全(透析を受けたものに限る)
- 慢性の呼吸器の不全(酸素療法を受けたものに限る)
- 肺気腫・肺線維症
- 肝硬変
- 脳・神経の病気や異常
- 認知症
- アルコール・薬物依存症
- そう病、躁うつ病、統合失調症、その他の精神の病気や異常
- (うつ病、神経症、パニック障害、不眠症およびこれらの4つの病気の症状として現れたうつ状態を除く)
- 免疫不全症
- 原発性筋障害
この表を見ると、告知事項の中に、うつ病が含まれています。過去5年以内での、うつ病による通院や投薬がある場合には、アフラック「ちゃんと応える医療保険やさしいEVER」に加入することはできません。
5年よりも前に、医師の判断でうつ病の通院がなくなり、なおかつ表内にある他の病気での通院や入院などがなければ、加入できる可能性がありますが、先に挙げた2社と比較すると、うつ病患者さんに対するハードルは少し高いと言えます。
アフラック「ちゃんと応える医療保険やさしいEVER」の詳細は以下
アフラック「ちゃんと応える医療保険やさしいEVER」の評判やメリット・デメリットを解説!
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なぜうつ病の患者は生命保険や医療保険に加入しづらいのか?
なぜうつ病の方は生命保険や医療保険に加入しやすいのでしょうか。
ここで、うつ病とはどんな病気なのか、改めてご説明したいと思います。
「脳のエネルギーが欠乏した状態であり、それによって憂うつな気分やさまざまな意欲(食欲・睡眠欲・性欲など)の低下といった心理的状況が続くだけでなく、身体的な自覚症状を伴うことも珍しくありません。」
「エネルギーの欠乏により、脳というシステム全体のトラブルが生じている状態」
(一般社団法人日本産業カウンセラー協会「こころの耳」より抜粋)
うつ病は精神疾患の一つであり、検査の数字などではっきり診断できる病気とは異なります。脳内の神経伝達物質(セロトニン・ノルアドレナリンなど)の働きが悪くなることで発症すると言われていますが、まだはっきり実証されている訳ではありません。
他の病気のリスクを高くするほか、最悪の場合自殺してしまう可能性も否定できないほど恐ろしい病気なのです。保険会社としては、リスクが高い人を加入させるのは避けたいため、保険の加入も難しくなってしまうのです。
うつ病の既往歴があっても加入できる医療保険とは?
以前は、うつ病になると加入できる保険はほとんどありませんでした。しかし、保険商品の多様化により、新たなタイプの保険が発表されています。
それに伴い、うつ病の患者さんでも加入できる可能性がある保険が増えてきているのです。
一体どのような保険なのでしょうか。
ここでは、タイプをいくつかご紹介していきたいと思います。
うつ病でも入れる生命保険(医療保険)①:引受基準緩和型
先ほど、オリックス生命「新キュア・サポート」の項目でも少しご説明したように、うつ病の方でも加入しやすい「引受基準緩和型生命保険(医療保険)」というものがあります。
これは、持病がある方でも保険に加入しやすくなるように、告知事項が限定されている保険です。
医療保険に加入する時は、自身の健康状態を保険会社へ申告しなくてはなりません。これを告知と言います。保険会社は、加入希望者からの健康告知内容と、引受できる基準を照合し、保険加入の可否を判断します。通常の医療保険では、告知事項に該当してしまう病気にかかったことがあると、保険の適用条件が厳しくなるか、或いは加入を断られるケースがほとんどです。
「引受基準緩和型」は、この告知事項が少なくなっており、加入可否の基準が緩くなっています。そのため、うつ病を含めた持病がある方にとって、持病以外の病気に備えられる保険として注目されているのです。さらに、既に患っている持病に対しても保障が受けられるのも、見逃すことのできないポイントです。
加入のハードルが下がる分、保険料が割増されたり、最初の1年間は保障が半分になったりするなどの条件もあります。保険会社によっては、割増率がかなり高いところもあります。しかし、実際に病気にかかったことを想定すると、加入できる保険があることはとてもありがたいと思えるのではないでしょうか。持病以外の病気にかかった時の治療費を考えると、人によっては割増されていても保険料が安いと思えるかも知れません。
うつ病でも入れる生命保険(医療保険)②:無選択型
うつ病でも入れる生命保険や医療保険には、「無選択型生命保険(医療保険)」(もしくは無告知型生命保険(医療保険))と呼ばれるものがあります。これは、「健康告知の項目がない」のが特徴です。健康状態を保険会社へ知らせる必要がないため、加入を断られることがほとんどありません。そのため、うつ病の方でも加入しやすい保険です。
無選択型保険の特徴は、他にも次のようなことが挙げられます。
●一定期間は保障対象外である
加入してから一定期間は、給付金の支払対象になる事例が起きても、給付金は支払われません。
●保険料がかなり割高になる
健康告知がない分、保険を利用するリスクが高いため、引受基準緩和型医療保険よりもさらに保険料が高くなります。
●既往症は保障されない
引受基準緩和型医療保険では、既往症も保障対象になっていますが、無選択型医療保険では既往症が元になっての支払い事由が発生しても保障されないことが主流です。
●保険期間が定期型のみになる
通常の医療保険や、引受基準緩和型医療保険は、保険期間を定期または終身から選択することができます。しかし、無選択型医療保険は、定期型に限られてしまいます。
加入を検討する場合は、この特徴をふまえた上で検討する必要があります。
うつ病患者にはがん保険(生命保険)という選択もある
うつ病でも入れる引受基準緩和型や無選択型の医療保険(生命保険)は、どうしても保険料が高くなってしまうけど、どの保険に入らないのも不安、という方もいらっしゃるかと思います。
その場合、がん保険に加入する選択肢があることも覚えておくといいかも知れません。がん保険は、がんに対しての保障を目的としています。そのため、がん保険に加入する時の告知事項は、がんに関する内容がほとんどです。
保険会社によって異なりますが、主な告知事項には次のようなものがあります。
●これまでのがん罹患歴
●過去3ヶ月以内に、医師から入院や手術を勧められたことがあるか
●直近3ヶ月間の疾病歴
●現在入院中かどうか
●過去2年以内の人間ドック・健康診断の検査結果
疾病歴も検査結果も、問われるのはがんに関する内容ですので、うつ病で通院していても、がん保険の加入時に問われることはほとんどないのです。
現在がんを患っている人、もしくは過去にがんを患ったことがある人は、加入はかなり厳しいですが、がんにかかった事がなければ加入できる可能性が大変高いです。
うつ病患者の方で考えられるのは、精神科への入院を勧められたというケースです。この場合は、すぐに加入するのは難しい場合もありますが、少し期間を置くと加入できる可能性がありますので、時間を空けてから加入手続きをしてみるのもいいでしょう。
がんの治療は、部位によっては数百万円かかることもあります。もしもの時のために、検討する価値があるのではないでしょうか。
どのタイプの医療保険に加入すべきなのかわからない!という人は保険のプロに相談しましょう。
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うつ病の方が知っておくべき公的保障
うつ病の方が知っておくべき公的保障は以下の5つです。
- 傷病手当金
- 自立支援医療
- 高額療養費制度
- 重度心身障害者医療費助成制度
- 労災
それぞれ詳しくみていきましょう。
傷病手当金
病気や怪我で仕事ができない期間に連続した1年6ヶ月までの休業に対して「給与日額×3分の2×休業日数」を受け取ることができます。
自立支援医療
精神科への通院をする場合に事故負担額を抑えられる制度です。1ヶ月の利用が上限に満たなくても1割負担で通院することができます。
市町村の窓口で申請して、自立支援医療受給者証を受け取ることで利用することができます。
高額療養費制度
入院や通院にかかる医療費の事故負担額に所得に応じて上限額が決まる制度です。事故負担額の上限を超えた額に対して後日払戻されます。
重度心身障害者医療費助成制度
心身に重度の障害を抱えた方に、医療費の助成をする制度です。しかし、都道府県などの地域ごとに適用される障害の度合いは異なるため、利用検討する場合はまず適用条件を満たしているか確認しておくようにしましょう。
うつ病は自己判断で治療をやめても、完治とは証明できない
うつ病だけでなく、どの病気でも言えることですが、病気における「完治」とは、病気やけがが完全に治ったことを医師が診断することを指します。
うつ病の場合は、血液検査などのように、治り具合が目で見てはっきり分かるものではありません。薬を飲んで、調子が良くなって来ると、「自分のうつ病は治った」と自己判断してしまい、治療を途中で辞めてしまうケースが多々見られます。
しかし、この場合、うつ病と診断された日から現在までが「治療中」または「経過観察中」となり、「完治」ではありません。保険への加入を希望する際には、告知書に「うつ病」と書かなくてはいけないのです。「完治」の診断を受けるまでは、保険上では「病気が治っていない」と見なされます。
うつ病は、一度かかると治療期間が長期にわたることが多く見られます。薬も、すぐに効果が出てくるものではなく、最低でもまず1ヶ月飲んで、それから薬の効き具合や体調の変化がないかなどを医師が確かめます。その後、同じ薬を続けて服用したり、違う薬に替えてみたりと、医師と患者が相談しながら治療をすすめていきます。
ただ、すぐに効果が出ないからと、途中で通院も薬の服用も辞めてしまう人がいます。これは最も危険な行為です。自己判断で断薬を行ってしまうと、症状が治らないまま慢性化してしまう可能性が高くなってしまうのです。
自己判断でやめてしまうと、再発する恐れも高くなります。うつ病は、最初に症状が出た時よりも、再発した時の方が長引くと言われています。
うつ病の薬は種類も多く、効果の出方も人それぞれ違います。飲んでみないことには、効果も分かりませんので、決して自己判断での治療中止はしないで頂きたいと思います。
その他にうつ病などの精神疾患と保険に関する注意するべきこと
保険の更新前の心療内科への通院
健康状態の問題ない方でも、保険の更新時期に更新する前に心療内科へ通うと健康状態が変わっていると認識され、更新のための条件を満たせなくなる可能性があります。
もちろん保険加入後に心療内科へ行くことは、普通の病気と何も違いはないため特にそれ自体に問題があるわけではありません。
例えば第一生命の保険のように、うつ病による入院で130万円の就業不能金がもらえるような保険もあります。
団信に加入できない可能性
団信とは住宅ローンを組む際に加入することが多い保険です。仕組みとしては生命保険と同じなため、団信への加入が難しいくなり住宅ローンを組むことができなくなる亜k農政があります。
まとめ:うつ病を隠して生命保険や医療保険に加入してもばれる
うつ病を隠して生命保険や医療保険に加入してもばれることを解説しました。
この記事のポイントは以下になります。
- うつ病を告知しないと生命保険や医療保険加入後にばれる
- 生命保険や医療保険で加入後うつ病がばれると告知義務違反になる
- うつ病の方でも加入できる医療保険や生命保険はある
- うつ病の治療を自己判断でやめてもうつ病が完治した証明にはならない
うつ病を隠して生命保険や医療保険に加入することはよくないですが、うつ病の方でも加入できる医療保険や生命保険があるというのは、心の支えになるのではないでしょうか。
うつ病の方は、医療保険や生命保険に加入した後、告知義務違反がばれるリスクを考えながら保険選びをしましょう。
うつ病でも入れる医療保険に加入したいと思ったら、複数の保険を比較して自分にあった保険を見つけましょう。
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