Contents
専業主婦のがん保険の必要性を徹底解説!おすすめランキングも紹介
毎日、家族のために家事や育児、介護などを頑張っている専業主婦のみなさま。
専業主婦は、自ら外部から得る収入がないので、どうしても自分に関する出費は後回しにしてしまう傾向がありますよね。がん保険に関しても同様です。
そんな専業主婦が、ある日突然がんだと分かったら、家の中はどうなるでしょうか。育児中の専業主婦がいる家庭では、男性も家事を分担することが増えています。
しかし、仕事の関係でなかなか分担できず、家の事の大部分を主婦が担っている家庭も多いのが、現代日本の実情です。そんな中、専業主婦ががん保険に加入しておくと、どのようなメリットが生まれるのか、知りたい方は大勢いらっしゃるかと思います。
今回の記事では、
・がん保険に入るならどれがおすすめ?
・専業主婦でもがん保険に入っておいた方がいいの?
・専業主婦ががんにかかったら、どのくらいお金がかかる?
・得する契約者の考え方!
など、不測の事態に備えてぜひ知っておきたいことを詳しく解説します。
専業主婦だからこそ、もしもの事が起こった場合に家族が困らないよう、最後までご一読いただき、将来設計の一つとしてお役立て下さい。
自分に専業主婦向けがん保険を確実に知りたいという方は保険のプロに相談しましょう。当サイトが唯一おすすめしている保険相談サービス「ほけんROOM相談室」で、プロと一緒に気になる保険を比較するのがおすすめです。何回相談しても無料なので、損をするリスクがなく安心できます。
専業主婦のためのがん保険おすすめランキングを発表!
専業主婦が加入しておくと安心な、ランキング上位のがん保険を、おすすめポイントも合わせてご紹介します。
1位「FWD富士生命 新がんベストゴールドα(アルファ)」!
FWD富士生命「新がんベストゴールドα(アルファ)」は、がんの診断給付金が主契約である、終身タイプのがん保険です。
この診断給付金は、初めてがんと診断されたときには、最高で300万円を受け取ることができます。(主契約と、悪性新生物初回診断一時金特約を合わせた額)
その後も、支払い事由に該当する限り、2年に1回を限度として、診断給付金は何と回数無制限で受け取ることができます。
もちろん、初回の診断確定後は、保険料の払込は免除され、保障は継続されます。また、このがん保険に付加できる特約・特則は、内容が細かく分かれています。詳しい内容は、次の通りです。
上皮内新生物診断給付金 | 上皮内新生物と診断確定されたとき |
抗がん剤治療給付金 | がん(上皮内がん・悪性新生物)により、保健診療の対象となる所定の抗がん剤治療・ホルモン剤治療(再発予防を目的とした投与・処方を含む)のため、入院または通院をしたとき |
がん放射線治療給付金 | がん(上皮内がん・悪性新生物)により、保健診療の対象となる所定の放射線治療を受けたとき |
悪性新生物診断割増給付金 | 悪性新生物診断給付金(主契約)の支払い事由に該当したとき(初回を除く。下の診断一時金とどちらかを付加できる) |
悪性新生物初回診断一時金 | 初めて悪性新生物と診断確定されたとき(上の割増給付金とどちらかを付加できる) |
がん先進医療給付金 | 診断確定されたがん(上皮内がん・悪性新生物)の治療を直接の目的とする先進医療による療養を受けたとき |
がん先進医療一時金 | がん先進医療給付金が支払われる療養を受けたとき |
がん疼痛ケア給付金 | 診断確定されたがん(上皮内がん・悪性新生物)のがん性疼痛緩和を目的として、所定の入院をしたとき、または通院をしたとき |
女性がん手術給付金 | 診断確定されたがん(上皮内がん・悪性新生物)の治療を直接の目的として、次のいずれかの手術を受けたとき・乳房観血切除術 ・卵巣観血切除術 ・子宮観血切除術 |
乳房再建術給付金 | 女性がん手術給付金が支払われる乳房観血切除術を受けた乳房について、乳房再建術を受けたとき |
がん手術給付金 | 診断確定されたがん(上皮内がん・悪性新生物)の治療を直接の目的として、所定の手術を受けたとき |
このように、自分が保障を希望する特約・特則を選んで付帯できるので、柔軟なカスタマイズが可能です。
主契約のみの場合、主な年齢での保険料は次の通りです。
契約年齢 | 20歳 | 30歳 | 40歳 | 50歳 | 60歳 |
男性 | 1,239円 | 1,799円 | 2,662円 | 4,111円 | 6,134円 |
女性 | 1,227円 | 1,729円 | 2,248円 | 2,852円 | 3,541円 |
※悪性新生物診断給付金100万円、保険料払込期間・保険期間終身払の場合
主契約のみでは、上皮内がんの診断給付金は支払われないため、上皮内がんに対しての診断給付金を受け取りたい場合は、特約をつけることが必要です。
家族の保険を優先してしまいがちな専業主婦でも、検討しやすい保険料設定が魅力です。
FWD富士生命「新がんベストゴールドα(アルファ)」の詳細は以下
FWD富士生命「新がんベストゴールドα(アルファ)」の評判やメリット・デメリットを解説!
2位「オリックス生命 がん保険Believe(ビリーブ)」!
オリックス生命「がん保険Believe(ビリーブ)」は、上皮内がんでも悪性新生物と同額の支払いが受けられるのが大きな特徴です。多くのがん保険では、上皮内がんの保障は悪性新生物に比べて少ないか、または全く支払われないケースが多いのが主流です。
特約をつけなくとも、上皮内がんの保障が受けられるのは大きなメリットです。
昨今増えている、通院での治療を保険でカバーしたいときは、通院保障の特約を付帯することで治療費をまかなうことが可能です。入院治療をした場合にも、手厚い保障があります。10日以上の継続入院後、退院するときに、退院一時金を受け取ることができます。これは主契約の一つとなっています。
また、保険料は、加入時の年齢で決まり、途中で上がることはありません。このため、早く加入するほど保険料は低くなります。ただ、オリックス生命「がん保険Believe」のデメリットは、保険料払込免除の特約が設定されていない点です。
このため、がんになっても保険料を払い続けることになり、特に終身払の場合は一生払い続ける可能性が高くなります。
また、2回目以降のがん給付金の条件が「入院を開始したとき」となっているので、通院治療だけでは給付金を受け取れないのもマイナスポイントと言えます。
オリックス生命「がん保険Believe(ビリーブ)」の詳細は以下
オリックス生命「がん保険Believe(ビリーブ)」の評判やメリット・デメリットを解説!
3位「SBI損保のがん保険(自由診療タイプ)」!
「SBI損保のがん保険(自由診療タイプ)」は、先進医療から自由診療まで、治療にかかった費用を実額補償してくれる、新しいタイプのがん保険です。
一般的な医療保険やがん保険などは、入院日数や通院日数に応じて日額○○円、という給付金が設定されていますが、「SBI損保のがん保険(自由診療タイプ)」はかかった費用をかかった分だけ支払う仕組みです。
先進医療だけでなく、自由診療も同様です。(自由診療の例…乳がんにおける抗がん剤アペマシクリブ・肺がんにおける遺伝子パネル検査など)
高額になりやすい治療費を実額補償する保険は、これまであまり見られませんでした。医療の形が多様化している中で、最善の治療を選びたいと願う患者さんの声を受けた保険です。
また、条件が合えば、SBI損保から医療機関に直接支払ってもらえる場合もあるため、高額な治療費の立替も不要です。
そして、専業主婦にとって何より嬉しいのは、保険料の安さです。インターネットを通じて申込することと、定期タイプの保険なので、35歳女性の保険料は月々970円、40歳女性なら1,520円、45歳女性の場合は2,010円となります。(いずれも保険期間5年・がん診断保険金なしの場合)
自らのライフステージに合わせて、保障を受けたい時期だけ加入できるので、保険料の負担を抑えつつがんに備えることができます。
「SBI損保のがん保険(自由診療タイプ)」の詳細は以下
「SBI損保のがん保険(自由診療タイプ)」の評判やメリット・デメリットを解説!
ランキングをみたけど、他の保険も比較してどの保険に入るか決めたい!という方は当サイトが唯一おすすめしている保険相談サービス「ほけんROOM相談室」で、プロと一緒に気になる保険を比較するのがおすすめです。何回相談しても無料なので、損をするリスクがなく安心できます。
専業主婦にがん保険は必要なのか?
がん保険は、医療保険よりも使う可能性が低いから要らない、と思っている方が多いかも知れません。
医療保険は、幅広い疾病や傷病での入院・手術に対応できますが、がん保険の保障範囲はがんに限定されてしまうからです。
しかし、最初にも少しお話したように、家のことを一手に担っている専業主婦ががんにかかると、家計に大きな支障が出てきます。
治療費はもちろん、その他の出費も高額になり、出費額の合計は相当なものです。現代では、核家族化が進んでいて、近くに頼れる親族もいない家庭が増えていますし、夫が家事を行える範囲も限られてきます。
さらに、子供が小さいうちは、子供のお世話を頼める場所の確保もしなくてはいけません。ここでは、専業主婦ががん保険に加入する必要性について、さらに詳しくご説明したいと思います。
専業主婦におけるがん保険は、医療保険よりは必要性が高い
専業主婦ががん保険に入る必要性は、実は医療保険よりも高いのです。こう言われても、すぐにはピンと来ない方がほとんどかと思います。
がん特有の治療費や、専業主婦による無償労働などについて、次にご紹介していきます。理由をお読みいただくと、必要性が高いことをお分かりいただけるのではないでしょうか。
がんは他の病気よりも治療費が高い
まず、がんの平均治療費を算出してみたいと思います。
女性がかかりやすいがんのみを抜粋してご紹介します。
平均入院日数 | 平均医療費 | |
乳がん | 9.4日 | ¥554,092 |
子宮がん | 10.8日 | ¥605,342 |
白血病 | 19.7日 | ¥1,513,487 |
大腸がん | 12.5日 | ¥719,374 |
(参考:厚生労働省 医療給付実態調査(平成28年度)第3表 疾病分類別、診療種類別、制度別 件数・日数(回数)・点数(金額)を元に計算)
上記にある医療費は、総額の金額です。患者さんが実際に負担する額は、加入している健康保険の自己負担分になります。(3割負担ならば、上記金額×0.3)
さらに、健康保険は高額療養費制度がありますので、月に支払う上限額は収入によって決まっています。
これだけ見ると、がんもがん以外の病気も変わらないように思えるかも知れません。がん以外の病気は、複数回入院する可能性は少ないです。
しかし、がんは退院後も通院が長期間(場合によっては数年)に及んだり、再発や再発防止の処置のために複数回入院をすることもあります。
また、高額療養費制度は、月ごとに清算する必要があるので、月がまたがった入院では上限額が変わってきます。全疾病を合わせた平均医療費が¥521,479ですので、上記4疾患はいずれも平均を上回っていることが分かります。
この医療費は、健康保険適用の分のみを対象としているため、保険適用外の費用も忘れてはいけません。
例えば、入院中の食事代や差額ベッド代(個室代を含む)、交通費、パジャマやテレビカードの購入代など、積み重なると大きな金額になります。
最初のうちは、貯金から治療費をまかなうことができるかと思いますが、治療が長期化するとそれも難しくなってきます。
このことから、専業主婦が保険加入を検討する場合は、医療保険よりもがん保険の方が優先順位が高くなるのです。
専業主婦のがん罹患による家計への影響
内閣府が発表しているデータによると、専業主婦(無業有配偶)の無償労働評価額は304.1万円にものぼるそうです。
(出典:内閣府「家事活動等の評価についてー2011年データによる再推計ー」 )
ここでいう無償労働とは、家事、育児、介護・看護、買物、ボランティア・社会参加活動などを指しています。
また、家事には、炊事(食事の管理、菓子作り、園芸)、掃除(住まいの手入れ・整理)、洗濯(衣類等の手入れの17/20)、縫物・編物(衣類等の手入れの3/20、衣類等の作成)、家庭雑事(建築・修繕、乗り物の手入れ、世帯管理、家族の身の回りの世話、その他の家事、公的サービスの利用、商業的サービスの利用)が含まれます。
専業主婦が日ごろ無償で行っている家事が、実はとても価値の高いことだとお分かりいただけるかと思います。
この家事を、例えば全て外注してしまうと、同額かそれ以上のお金がかかってしまいます。
食事一つとっても、自炊するのと、総菜などを買ったり外食したりするのでは、食費が大幅に上がってしまいます。
育ち盛りの子供がいる家庭で、1日3食の食事を1週間、1か月全て自炊できないことを考えると、いくらお金があっても足りないと感じてしまいますね。
家事代行サービスを頼んだとしても、当然サービスの費用がかかります。家事代行サービスの相場は、1回あたり2時間で4,000円から6,000円が相場と言われています。
また、子供が未就学児などで、親が全て面倒を見ないといけない年齢の場合、母親がいないとベビーシッターやファミリーサポートなどの手助けを借りる必要性もあるでしょう。これらもいずれも有償です。このように、専業主婦ががんにかかると、治療費以外で家計に及ぼす影響がとても大きくなるのです。
専業主婦のがん保険の必要性についてなんとなくわかったけど、加入すべきかどうか自分一人で判断するのは不安・・・という方は保険のプロに相談しましょう。保険の相談は当サイトが唯一おすすめしている保険相談サービス「ほけんROOM相談室」を利用するのがおすすめです。
何回相談しても無料なので、損をするリスクがなく安心できます。
専業主婦のがん保険は終身がおすすめ
医療保険のみならず、がん保険は終身型と定期型に分かれます。
終身型は、一度加入したら保障が一生涯続き、保険料の変動もありません。これに対して、定期型は5年ごとや10年ごとなどの更新時期が決まっており、更新するたびに保険料が高くなってしまいます。
保険料が高くなって、払えなくなった結果解約することになった…というケースもあるので、一生保険料が変わらない終身型がおすすめです。また、がんになったときの診断給付一時金も、保険を決める大切なポイントです。
一時金は、がんと診断確定した時点で、まとまった金額で受け取ることができます。このお金は、用途は限定されていないので、治療費以外にもベビーシッター代や家事代行サービス、ファミリーサポート代、膨れ上がる食費の備えなどに充てることができます。
参考:専業主婦のがん保険における契約者は誰にすべき?
ここでは、専業主婦ががん保険に加入する際に死亡保険金をかけたとき、税制の面では何が一番お得なのかを考えていきたいと思います。
税制上、死亡保険金がかかるケースは3パターンあります。
1つ目が、相続税がかかるとき。2つ目は所得税がかかるとき。そして3つ目は、贈与税がかかるパターンです。
【1、契約者=被保険者で、受取人が相続人…相続税】
まず初めに紹介するのは、専業主婦の死亡保険金に相続税がかかるパターンです。
これは例えば「契約者=被保険者=妻、受取人=夫」の場合です。
ちなみに契約者とは“実際に保険料を負担している人”で、被保険者は“保険がかかっている人”、受取人は“保険金を受け取れる人”のことを表します。
【2、契約者≠被保険者で、契約者=受取人…所得税】
次は所得税がかかるパターンです。
これは例えば「契約者=受取人=夫、被保険者=妻」の場合です。
【3、契約者≠被保険者で、契約者≠受取人…贈与税】
最後は贈与税がかかるパターンです。
これは例えば「契約者=夫、被保険者=妻、受取人=子供」
税率は、相続税<所得税<贈与税の順になるので、今回で言えば相続税を払う形【1】に持っていきたいことになりますよね?
専業主婦の保険料は基本的に夫の給料から払うことになると思いますが、保険の契約時に契約者を妻としていても、実際に夫が保険料を不安している場合は、税制上の契約者は夫になるということです。
もし契約者を妻にしたいという場合は、夫の口座から妻の口座に振り込み、妻の口座から保険料を引き落とせばいいのです。
この考え方を知っているだけで、専業主婦の方に万が一のことがあったとしても、最大の保険金が受け取れます!保険加入の際は、専業主婦自信を契約者にしてみてください!
また税金を支払う段階になって慌てることのないように、分からないことがあれば最寄りの税務署へ確認することが大切です。
まとめ:専業主婦のがん保険の必要性を徹底解説!おすすめランキングも紹介
専業主婦の、がん保険の必要性について、詳しくご説明してきました。
最も避けたいのは、子供の貯金を親の治療費に充てることです。
貯金と治療費は、本来別々に管理すべきものです。この記事をお読みいただいて、専業主婦ががんにかかった時の治療費の高さや、それ以外にかかる金額の多さに、驚かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
特に、無償労働の対価は、具体的に数値に現れにくいので、この記事で初めて知ったと思う方も多いかも知れません。家族が気持ちよく生活し、同時に自身の万が一に備えて保障を確保できることが、専業主婦の願いですよね。
まだ何も医療保険に入っていないという専業主婦の方は、まずがん保険の加入を検討されてみてはいかがでしょうか。専業主婦向けのがん保険に入りたいと思ったら、複数の保険を比較して自分にあった保険を見つけましょう。
保険を比較する際には、当サイトが唯一おすすめしている保険相談サービス「ほけんROOM相談室」で保険のプロと一緒に気になる保険を比較するのがおすすめです。何回相談しても無料なので、損をするリスクがなく安心できます。