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オリックス生命「ライズ」の口コミ・評判やデメリットを知りたい!
数ある終身保険の中でも貯蓄性が高いと評判のオリックス生命「ライズ」への加入を検討している方もいるかと思います。
貯蓄性が高いとの評判は良く聞いても、実際デメリットなどを理解していないと、加入後に後悔してしまう可能性もありますよね。そのため、デメリットについてはしっかりと理解しておきたいところです。
また、加入している方の実際の口コミなどが分かれば、保険を選ぶ際の参考にもなるかと思います。どの様な口コミがあるのか、特に悪い口コミにはどのようなものがあるのか、実際の口コミが気になる方は多いのではないでしょうか?
ここでは、
- ライズがおすすめなのは長期的に保険料が払える人
- ライズの基礎知識
- ライズのメリット・デメリットについて
- ライズの口コミは?
- 保険料は?他の保険と比較
- 保険料や返戻率をシミュレーション
- ライズに関する質問
についてご紹介します。
この記事をお読みいただければ、オリックス生命「ライズ」のデメリットについて詳しく理解できるかと思います。また、口コミとして良い口コミだけでなく、悪い口コミもいくつかご紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。
途中解約をせずに長期的に保険料が払える人におすすめの保険!
オリックス生命「ライズ」がおすすめなのは、長期的に保険料が支払える人になります。
ライズは低解約返戻金型の終身保険となります。このタイプの終身保険は、途中解約してしまった場合、支払った保険料よりもかなり少ない金額が、解約返戻金として支払われることになります。
そのため、しっかりと満期まで保険料の支払いができる人にはおすすめの保険となっています。
また、おすすめできない人としては、
- 子供が5歳以上で学資保険としての利用を考えている
- 短期で契約をしたい
などが挙げられます。
ライズでは契約期間が長いほど返戻率が高くなる傾向にあります。そのため、短期間の場合、返戻率が100%を下回ってしまう事もあるため、5歳以上の子供の学資保険や短期での契約には向いていない保険です。学資保険として利用したい場合、少なくとも契約期間が15年以上になるよう、早めに契約を行うことがおすすめです。
オリックス生命「ライズ」の基礎知識
すでにオリックス生命「ライズ」がどのような保険なのか知っている方も多いと思いますが、ここではどのような保険なのかを基礎知識としてご紹介したいと思います。
ライズは低解約返戻金型の終身保険ということはご紹介しました。低解約返戻金型終身保険は、一般的な終身保険と比較すると、貯蓄性が高く、保険料も安くなっているのが特徴です。ただし、途中解約すると元本割れしてしまう危険が高くなっています。
ここでは、その他の情報や特約について、それぞれご紹介します。
オリックス生命「ライズ」の基本情報
まずは基本情報をご紹介していきます。以下の表にまとめてみました。
保障内容 | 死亡保障 |
契約可能年齢 | 15~75歳 |
保険期間 | 終身 |
保険料払込期間 | 10・15・20年
50・55・60・65・70・75・80歳払済 終身払 |
保険金額 | 200万円~5,000万円 |
契約者配当金 | なし |
保険金額は200万円から5,000万円の範囲で、100万円単位で設定することができます。
解約返戻金は保険加入期間などによって返戻率に違いがあり、
- 30歳男性
- 60歳払済
- 低解約払戻期間60歳まで
- 保険料月額10,870円
- 保険金額500万円
の場合をご紹介すると以下のようになっています。
経過年数 | 支払保険料累計 | 解約返戻金 | 返戻率 |
5年 | 652,200円 | 437,400円 | 67.0% |
10年 | 1,304,400円 | 937,950円 | 71.9% |
20年 | 2,608,800円 | 1,937,150円 | 74.2% |
30年 | 3,913,200円 | 3,009,950円 | 76.9% |
低解約返戻期間終了直後 | 3,913,200円 | 4,301,850円 | 109.9% |
以上のように、低解約返戻期間が終了するまでは、解約返戻金の返戻率はかなり低いものになっています。低解約返戻期間が終了してからは、解約するまでの年数が長くなるほど、さらに返戻率は高いものとなっていきます。
終身保険などの加入期間の長い保険を契約する際に心配なのが、もし保険会社が倒産してしまった場合どうなるのだろう、という問題ではないでしょうか。ライズは生命保険契約者保護機構に加入しているため、保険会社に万一のことがあった場合、契約が他の保険会社に引き継がれるので、安心して加入できます。
オリックス生命「ライズ」の特約
次に、オリックス生命「ライズ」に付帯できる特約をご紹介します。
ライズに無料で付帯できる特約は、
- リビングニーズ特約
- 介護前払い特約
になります。
リビングニーズ特約は、余命6か月と医師に診断された場合、保険金を受け取ることのできる特約です。
介護前払い特約は、保険料払込済みで、満65歳以上、保険会社が設定した要介護状態となった場合に保険金を受け取ることのできる特約です。
有料の特約には、
- 特定疾病保険料払込免除特則
- 災害割増特約
- 傷害特約
があります。
特定疾病保険料払込免除特則は、がん・急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態になった際、以降の保険料が免除される特約になります。万一の際に安心かもしれませんが、保険料が上がる分、返戻率が下がってしまうため、注意が必要です。
災害割増特約は不慮の事故が原因の場合に保険料が上乗せされる特約になります。
傷害特約は障害状態となってしまった場合にも保険金が支払われる特約になります。障害の等級によって、支払われる保険金額の割合に違いがあります。
オリックス生命「ライズ」のデメリット
オリックス生命「ライズ」の基本情報はしっかりと分かりましたでしょうか?では、ライズのデメリットについてご紹介したいと思います。
デメリットとしては、
- 特定疾病保険料払込免除が無い
- 途中解約すると解約返戻金がとても少ない
- ネットで申し込むと保障内容に制限がある
- 40歳以上で契約する場合は健康診断書が必要
などが挙げられます。
以下でそれぞれのデメリットについて詳しくご紹介していきます。
デメリット①特定疾病保険料払込免除の制度がない
デメリットの一つ目は特定疾病保険料払込免除制度がない、ということになります。
先ほど特約をご紹介した時に、特定疾病保険料払込免除特則があることをご説明しました。ライズの場合、特定疾病はがん・急性心筋梗塞・脳卒中の三大疾病となってしまいます。この特則はオプションとして付けなくてはならず、さらに保険料も上がってしまいます。
保険会社によっては五大疾病や七大疾病など、免除となる病気の範囲が広い場合もあるため、特定疾病保険料払込免除の制度が無いことはデメリットの一つとなってしまいます。
デメリット②途中解約をするとほとんど解約返戻金が受け取れない
2つ目のデメリットは、途中解約をした場合、解約返戻金が少ししか戻ってこない、ということです。
このデメリットは低解約返戻金型の保険全てに共通するものになりますが、保険のタイプ上、どうしても途中解約時の解約返戻金は少なくなってしまいます。
先ほどもご紹介しましたが、低解約返戻期間が終了する前に解約を行った場合、7割程度の払込済み保険料しか返ってきません。解約返戻金が少ないため、満期後の返戻率が高くなるシステムとなっているため、仕方がないことなのですが、途中解約してしまうと返戻金が少なくなってしまうのはデメリットの一つとなります。
ライズだけでなく、低解約返戻金型の保険に加入する際は、保険料を払い続けられるのか、途中解約する可能性は無いかをしっかり考えてから契約するようにしましょう。
デメリット③ネット申し込みだと保障内容に制限がかかる
ネット申し込みの場合、保障内容に制限がかかることもデメリットとして挙げられます。
オリックス生命ではインターネットで申し込みができる商品が多数ありますが、インターネットで申し込みをする場合、保障内容などに制限がかかってしまう場合があります。医師の診査が不要なものに限られてしまうため、保障に制限がかかってしまうのです。
インターネット申し込みで制限されてしまうのは、
- 契約者と被保険者は同一
- 特定疾病保険料払込免除特則が付けられない
などになります。
特定疾病保険料払込免除特則を付帯したいと考えている方は、インターネット申し込みでは付帯できないため、対面での申し込みをおすすめします。
デメリット④40歳以上だと契約で健康診断書が必要
契約時に健康診断書などが必要になることもデメリットとして挙げられます。
必要になるのは、年齢と保険金額によって決まっており、20代、30代でも保険金額が1.600万円以上の場合、40~60歳では保険金額が1,300万円以上の場合、など、年齢と保険金額によって健康診断書などが必要になってきます。さらに、告知の内容によっては保険金額などと関係なく健康診断書の提出が必要になる場合もあります。
さらに、40歳以上になると健康診断書の健診内容必須項目が増え、40歳未満でも必要な
- 身長
- 体重
- 血圧
- 尿糖
- 尿蛋白
に加え、
- 肝機能
- 血中脂質
- 血糖
- 心電図
の検診結果も必要となります。
40歳以上の場合、このような健康診断書の提出が必要になることもデメリットとして挙げられます。
オリックス生命「ライズ」のメリット
オリックス生命「ライズ」のデメリットについていろいろとご紹介しましたが、ご理解いただけたでしょうか?特に、解約返戻金が少なくなってしまう事は、契約前にしっかりと理解しておきたいポイントです。
デメリットばかりご紹介したため、少し不安を感じてしまったかもしれませんが、ライズには大きなメリットもあります。
メリットとしては、
- 返戻率が高い
- 保険料振込期間が様々なタイプから選べる
- 特約付帯で要介護状態も保障される
などが挙げられます。
それぞれのメリットについて、以下で詳しくご紹介していきます。
メリット①解約返戻金の返戻率が高い
オリックス生命「ライズ」の一番大きなメリットとしては、解約返戻金の返戻率の高さが挙げられます。
返戻率とは、払込保険料総額と解約返戻金額を比較した割合になります。
解約返戻金÷払込保険料総額×100で計算され、100%を超えると支払った保険料よりも多くの解約返戻金が受け取れることになります。
ライズはこの返戻率が高いことが大きなメリットとなります。
この返戻率の高さを生かし、終身保険としてだけでなく、
- 教育資金
- 老後の生活費
などに利用することもできます。
しかし、先ほどご紹介したように、10年前後の保険期間では返戻率が100%を下回ってしまう事があるため、教育資金などに利用する際は、最低でも15年以上の保険期間となるよう、早めに準備しておくことをおすすめします。
メリット②保険料払込期間の選択肢が多い
ライズのメリットとしては、保険料の払込期間の選択肢が多いことが挙げられます。基礎知識としてご紹介したように、ライズの保険料払込期間は、
- 短期払
- 終身払
から選ぶことが可能です。
さらに、短期払の選択肢が広く、
- 10・15・20年払済
- 50・55・60・65・70・75・80歳払済
の中から選ぶことができます。
このように、選択肢の幅が広いため、自分に合った保険料払込期間が選べることも、メリットの一つとなるのです。
メリット③特約で要介護状態も保障の対象
特約を付帯することで、要介護状態となった場合に保障対象となることもメリットとして挙げられます。
介護前払い特約を付帯させることで、要介護5または4と診断された場合に保険金を受け取ることができるようになります。この特約は無料で付帯することができます。
さらに、契約途中でも付帯することが可能であるため、すでにライズに加入しているけれど介護前払い特約を追加したい、と思った場合は保険会社へ連絡するようにしましょう。
ただし、介護保険金として保険金を受け取った場合、死亡保険金は介護保険金が差し引かれた状態で支払われることになります。介護保険金として全額受け取ってしまった場合、死亡保険金は受け取ることができないので、特約を利用する際は注意してください。
オリックス生命「ライズ」の評判・口コミ
オリックス生命「ライズ」のデメリットやメリットについてはお分かりいただけたかと思います。特にデメリットを理解しておくことは、加入した後に後悔しないためにも重要なことになってきます。
加入前に知っておきたいこととして、メリット・デメリット以外にも、口コミを見てみたい、と考える方は多いと思います。その保険の口コミを見ることで、実際に加入してどうなのか、自分には合っていそうかなど判断する方も多いのではないでしょうか?
ここではライズの口コミをいくつかご紹介していきますが、良い口コミだけでなく、悪い口コミもご紹介しています。保険を選ぶ際の参考にしてください。
オリックス生命「ライズ」の良い評判・口コミ
まずはライズの良い口コミについてご紹介していきます。良い口コミにはやはり返戻率の高さを挙げたものが多くなっています。
ライズの大きなメリットでもある高い返戻率は、かなり大きな魅力となっているようですね。
以下では良い口コミをいくつかご紹介していきたいと思います。
オリックス生命「ライズ」の良い口コミ①
ライズの良い口コミ1つ目をご紹介します。
「返戻率の高さに驚きました。満期前に解約してしまった場合、返戻率は高くないようですが、満期前の解約を考えていない自分にとっては確実にお得になると思い、加入しました。満期さえずぎれば高い返戻率が維持されていることにとても魅力を感じます。」
やはりライズの返戻率の高さが良い口コミになるようですね。確かに、契約する内容によって、110%を上回ることもある返戻率の高さは大きな魅力と言えます。
オリックス生命「ライズ」の良い口コミ②
ライズの良い口コミ2つ目をご紹介します。
「保険の知識があまり無く、不安を感じていましたが、契約時の担当者の方の印象が良く、説明もとても丁寧に行ってもらえました。説明していただいた保障内容は、自分のニーズにとても合っていて、不安なく加入を決断することができました。保障内容にはとても満足しています。」
契約を行う際は意外と不安を感じる方は多いと思います。担当者の丁寧な対応で保険内容がよく分かり、保障内容もしっかりと理解した上で契約ができたようですね。保障内容にも満足したとのことで、自分のニーズにぴったりの保険選びができた例となります。
オリックス生命「ライズ」の良い口コミ③
ライズの良い口コミ3つ目をご紹介します。
「返戻率の高さからこの保険を選びましたが、満期を迎えても保険金を使わずに、そのままにしておくことで返戻率が上がっていくことにさらに魅力を感じました。満期を過ぎた後は置いとくだけで返戻率が上がっていくため、放っておくだけでお金が増えていくような感覚がいいです。」
ライズでは満期を迎えた後に返戻率が跳ね上がるのが特徴となりますが、そこで保険金として受け取らず、そのまま年数が経過することで徐々に返戻率が上がっていく仕組みになっています。もしもの際以外には保険金を利用するつもりはない、といった場合、思った以上の返戻率が期待できる商品となっています。
オリックス生命「ライズ」の悪い評判・口コミ
オリックス生命「ライズ」の良い口コミは、返戻率の高さを挙げたものが多く見られ、保障内容も満足できるものであった、というものもありました。では、悪い口コミはあるのでしょうか?
ライズにも悪い口コミはあり、特約が無かったことや、途中解約時の返戻率の低さを不安に感じているというものがあるようです。
以下で悪い口コミをいくつかご紹介していきたいと思います。
オリックス生命「ライズ」の悪い口コミ①
ライズの悪い口コミ1つ目をご紹介します。
「友人に勧められてライズに加入することになりました。友人が契約する際には特定疾病保険料払込免除の特約があったのですが、自分が契約するときにはこと特約がセットできなかったことが不満になっています。将来の病気に対して不安を持っているため、特定疾病保険料払込免除が付いた終身保険に加入したかったため、少し後悔しています。」
加入方法によっては特定疾病保険料払込免除特則が付帯できないようになっているため、そのことを知らないまま契約してしまい、特約が付けれずに後悔してしまったようです。
特定疾病保険料払込免除特則の付帯を検討している方は、窓口で契約するようにしましょう。
オリックス生命「ライズ」の悪い口コミ②
ライズの悪い口コミ2つ目をご紹介します。
「契約した時はあまり将来のことを深く考えず、満期後の返戻率の高さで契約をしました。しかし、契約後に満期前の返戻率の低さに不安を感じるようになってしまいました。これから先何かで大きな資金が必要となってしまった際に、途中解約をするとかなり損をしてしまう事を考えると不安が残ってしまいます。」
契約時には納得して契約をしたようですが、後になって途中解約時の返戻率の低さに不安を感じてしまったようです。低解約返戻金型の保険は全て同じデメリットを持っていますが、加入する際はしっかりと考えてから加入するようにしましょう。
オリックス生命「ライズ」の悪い口コミ③
ライズの悪い口コミ3つ目をご紹介します。
「満期まで待てば返戻率が高くなり、医療保険などと違って健康でいても損をすることは無いため、加入しました。しかし、加入後に他にも返戻率の高い商品があることを知ってしまい、他の商品と比較してから加入した方が良かったのでは、と少し後悔しています。」
ライズ以外にも返戻率の高い終身保険はあります。そのため、事前にその他の商品について調べ、比較しておかないと、後々後悔してしまう可能性もあります。加入前にしっかりと他の保険も検討しておくようにしましょう。
ライズ(RISE)の保険料を他社の保険と比較
オリックス生命の「ライズ」は保険料が安いという評判も多くあります。どれくらい違いがあるのでしょうか?
- 30歳男性
- 保険金額500万円
- 60歳払込済
の場合、どれくらいの保険料になるのか、他の保険と比較すると、以下のようになります。
保険商品 | 保険料 |
オリックス生命「ライズ」 | 10,870円 |
メットライフ生命「つづけトク終身」 | 15,975円 |
アフラック「WAYS(ウェイズ)」 | 12,180円 |
FWD富士生命「E-終身」 | 11,315円 |
表を見て分かるように、ライズは他の商品と比較するとかなり保険料が安いことが分かります。一番高い結果となったメットライフ生命「つづけトク終身」と比べると、月々5,000円もの差があることになります。月々5,000円はかなり大きな差になるのではないでしょうか。
オリックス生命「ライズ」のシミュレーション
ライズは保険期間や保険金額の範囲が広いため、条件によって返戻率や保険料がそれぞれ違います。自分が加入しようと思っている保険金額だと、月々いくらくらい必要になるのかなど、事前に分かっていると安心しますよね。計画も立てやすくなるかと思います。
また、返戻率も解約の時期や保険料払込期間などによって、高くなったり低くなったりします。
ここでは、
- ライズの保険料シミュレーション
- 返戻率シミュレーション
をそれぞれ行っていきたいと思います。
ライズ(RISE)の保険料の見積もり
ライズの保険料がどれくらいになるのか、条件を同じにして保険金額を変更した場合をシミュレーションしていきましょう。
同じ条件としては、
- 30歳
- 60歳払込済
とします。
保険金額をそれぞれ変えて見積もりを行った結果が以下のようになります。
保険金額 | 男性 | 女性 |
200万円 | 4,526円 | 4,350円 |
300万円 | 6,669円 | 6,405円 |
500万円 | 10,870円 | 10,430円 |
1,000万円 | 21,640円 | 20,760円 |
女性の方が若干保険料が安くなります。
では、保険料払込期間を変更するとどうなるのでしょうか?
- 30歳男性
- 保険金額500万円
の場合、以下のようになります。
保険料払込期間 | 保険料 |
10年払済 | 32,540円 |
15年払済 | 21,575円 |
60歳払済 | 10,870円 |
65歳払済 | 9,420円 |
終身払い | 6,405円 |
自分が毎月いくら支払えるのか、しっかりと考えてから契約するようにしましょう。
また、保険料はオリックス生命「ライズ」のHPで簡単に見積もりを行うことができます。気になる方は一度見積もりを行ってみてはいかがでしょうか?(オリックス生命「ライズ」保険料見積もり)
ライズ(RISE)の返戻率のシミュレーション
保険料はどれくらいになるのかお分かりいただけたかと思いますが、では、返戻率は条件によってどれくらい違いがあるのでしょうか?
- 30歳男性
- 保険金額300万円
の場合、保険料払込期間を変えると返戻率にどのような差があるのか調べた結果、以下のようになりました。保険料払込期間満了直後の解約返戻金で計算しています。
保険料払込期間 | 保険料 | 解約返戻金 | 返戻率 |
60歳払済 | 6,669円 | 2,581,110円 | 107.5% |
70歳払済 | 5,178円 | 2,717,490円 | 109.3% |
10年払済 | 13,095円 | 2,301,900円 | 97.5% |
15年払済 | 19,671円 | 2,370,960円 | 100.5% |
20年払済 | 9,807円 | 2,440,860円 | 103.7% |
以上のように、払込期間が長いほど返戻率が上がる傾向にあります。
では、保険料払込期間から年数が経過した場合、返戻率に差はあるのでしょうか?
- 30歳男性
- 保険金額500万円
- 60歳払済
の場合、以下のようになります。
経過年数 | 払込保険料累計 | 解約返戻金 | 返戻率 |
保険料払込期間満了直後 | 3,913,200円 | 4,301,850円 | 109.9% |
40年 | 3,913,200円 | 4,527,300円 | 115.6% |
50年 | 3,913,200円 | 4,731,200円 | 120.9% |
このように、年数が経つほど解約返戻金が増えていくため、返戻率は上がっていくことになります。
オリックス生命「ライズ(RISE)」に関する質問
これまでの記事をお読みいただいた方の中には、ライズへの加入を本格的に検討し始めた方もいるかと思います。低解約返戻金型のため、万一解約することになった際の返戻率が低いのは心配ですが、無理のない範囲で保険料を設定することで、高い返戻率を得られるのは大きな魅力ですよね。
ここでは、ライズに関する質問
- 保険料の前納は可能か?
- 以前より保険料が値上げされた?
についてそれぞれ解説していきます。
契約途中で保険料を前納することはできる?
オリックス生命「ライズ」では、契約途中で保険料の支払い方法を前納とすることができます。
さらに、保険料を前納とすることで、その回数によって割引を受けることができるため、保険料が安くなります。保険料が安くなるため、返戻率もその分高くなるというメリットがあるのです。
もし契約途中で資産に余裕が生まれ、保険料の前納ができそうな場合、前納を利用して返戻率を上げることもおすすめです。
保険料が値上げされたって本当?
オリックス生命「ライズ」は2017年4月の標準利率の引き下げの影響で、保険料を値上げされています。
以前の保険料は、
- 30歳男性
- 保険金額500万円
- 保険料払込期間60歳払済
の条件で9,240円となっていたため、現在同条件での保険料10,870円と比較するとかなり安く感じてしまいます。2017年時点では改定後の保険料が10,920円となる予定だったようなので、それよりかはほんの少し値上げが抑えられたようです。
まとめ:長期的な保険料の支払いに問題がないなら加入するべき!
いかがでしたか?ここではオリックス生命「ライズ」のメリットやデメリット、口コミについてご紹介してきました。
ここでご紹介したことは、
- ライズは低解約返戻金型の死亡保険
- デメリットは、特定疾病保険料払込免除が無い、途中解約すると解約返戻金がとても少ない、ネットで申し込むと保障内容に制限があるなど
- メリットは、返戻率が高い、保険料振込期間が様々なタイプから選べる、特約付帯で要介護状態も保障など
- 良い口コミは高い返戻率を挙げているものが多い
- 悪い口コミには途中解約した際の不安が多い
- ライズの保険料は他社の保険と比較すると安い
になります。
オリックス生命「ライズ」は返戻率が高いという大きなメリットがある一方、低解約返戻金型ということで途中解約時の解約返戻金が7割程度になってしまうというデメリットがあります。
加入する際はこのようなデメリットをよく理解し、途中解約する可能性がどれくらいあるかなどをしっかりと考えてから加入することをおすすめします。