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[プロが解説]終身保険「しあわせずっと2」の評判とデメリットを説明

しあわせずっと2

三井住友海上プライマリー生命の保険「しあわせずっと2」の評判・評価を解説!

資産を増やす保険として、三井住友海上プライマリー生命の「しあわせずっと2」への加入を検討している方もいるかと思います。しあわせずっと2への加入を検討している方は、その保険の評判や口コミが気になりますよね。

また、メリットデメリットも商品を比較検討する上で重要なポイントとなるのではないでしょうか?

ネットなどで「しあわせずっと」の口コミなども見られるかと思いますが、「しあわせずっと2」はリニューアルされた商品となっています。ここでは三井住友海上プライマリー生命のしあわせずっと2について詳しくご紹介していきたいと思います。

ここでは、

  • しあわせずっと2はおすすめできない商品?
  • しあわせずっと2の基本情報について
  • メリット・デメリットについて
  • しあわせずっと2の評判や口コミは?
  • 他の保険との比較
  • 積み立てコースがおすすめ?

についてご紹介していきます。

この記事をお読みいただければ、しあわせずっと2がどのような保険なのか、メリットデメリットについて詳しくお分かりになるかと思います。また、口コミもいくつかご紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。

「しあわせずっと2」はおすすめできない!

三井住友海上プライマリー生命のしあわせずっと2は外貨建て終身保険となります。補償と貯蓄が一度にできるため、魅力を感じる方は多いと思いますが、しあわせずっと2はあまりおすすめできません

理由としては、後でデメリットなどでもご紹介しますが、支払った保険料のすべてが運用されるわけではないため、解約返戻金が保険料の支払総額よりも下回ってしまう可能性があることや、途中解約を行うと元本割れを起こしてしまう事などが挙げられます。

基本的には投資と保険は分けるようにすることがおすすめです。例えば、投資にはつみたてNISAなどを利用し、保険は掛け捨ての生命保険を利用する、というように、分けるようにすると、資産運用としては多く資産を増やせる可能性が高くなるのです。

また、しあわせずっと2などの投資商品は途中解約してしまった場合、支払った保険料が満額戻ってくることはまずありません。そのため、運用途中で大きな資金が必要になってしまった場合に備え、投資する金額は資産の1/3程度にしておくようにしましょう。

終身保険「しあわせずっと2 」の基礎知識

この記事をお読みの方は、三井住友海上プライマリー生命のしあわせずっと2への加入を検討している方が多いのではないでしょうか?そのため、どのような商品かはお分かりの方が多いと思いますが、まずはしあわせずっと2の基本情報をおさらいしてみましょう。

しあわせずっと2にはコースが2つあり、

  • 積立コース
  • 定期支払コース

のどちらかを選ぶことができます。多くの銀行で取り扱いのある保険です。

契約時に保険料を一括払いし、それを資金として外貨建てで運用を行います。高金利な外貨を利用することで、効率よく資産を増やすことができるのが特徴です。

また、付帯できる特約にも様々なものがあります。

中には運用途中で保険会社が破綻してしまった場合のことを心配している方もいるかもしれませんね。しあわせずっと2は生命保険契約者保護機構に加入しているため、保険会社が万一の事態になった場合でも、他の保険会社が契約を引き継いでくれることになっています。

ここでは、

  • しあわせずっと2の基本情報
  • しあわせずっと2の特約

についてそれぞれ詳しく解説していきます。

終身保険「しあわせずっと2」の基本情報

三井住友海上プライマリー生命のしあわせずっと2の基本情報をコースごとにご紹介すると、以下のようになっています。

内容 積立コース 定期支払コース
保険期間 終身
契約通貨 米ドル/豪ドル/ユーロ
最低保険料 1万ドル/ユーロ(日本円の場合は100万円)
最高保険料 10億円
契約年齢 0~87歳 0~80歳
積立利率補償期間 10年
為替手数料(円での受け取り・支払い時) 50銭
告知 不要
保険料払込方法 一時払いのみ
増額・一部解除 取り扱いなし

それぞれのコースは保険金の受け取り方が大きく違い、積立コースでは目標値を105~200%の範囲で設定し、目標達成後には自動で円建終身へ移行することになります。

定期支払コースでは、積立利率適用期間である10年間は毎年定期支払金を受け取ることができ、その後は死亡保障を充実させるか定期支払を続けるか選ぶことになります。

 

終身保険「しあわせずっと2」の特約

しあわせずっと2には特約を付帯することが可能です。付帯できる特約としては以下のようになっています。

  • 円入金特約
  • 外貨入金特約
  • 円支払特約
  • 遺族年金特約
  • 年金以降特約(定額保険用)
  • 介護年金特約
  • 指定代理請求特約

特に注目するべき特約は以下で説明する4つです。

円入金特約では保険料を円で支払うことができ、外貨入金特約では契約通貨と異なる外貨で支払うことができる特約です。また、円支払特約は外貨建ての保険金を円で支払う特約となります。

遺族年金特約では、支払われる死亡保険金を年金形式の支払い方法に変更することが可能になります。年金移行特約では、死亡保障から年金へ移行することができるようになります。

介護年金移行特約では、被保険者が要介護2以上となった場合、介護年金へ移行することが可能になります。

指定代理人請求特約は、あらかじめ指定された指定代理人が年金受取人に変わって請求ができる特約となります。

終身保険「しあわせずっと2 」のデメリット

しあわせずっと2がどのような保険なのかはお分かりいただけたかと思います。しかし、しあわせずっと2にはデメリットも多くあることを理解するようにしましょう。デメリットを理解していないと、何がいけないのかが分からず、元本割れの可能性も高くなってしまいます。

ここではデメリットとして、

  • 積立利率と実質利回りの違い
  • 為替リスクについて
  • 元本割れのリスクについて
  • 市場価格調査
  • 定期支払金は所得税に課税される?

についてそれぞれ解説していきます。

デメリット①積立利率と実質利回りは違う

まずはデメリットの一つである、積立利率実質利回りについて解説します。

保険契約時などに積立利率がいくらなのかは確認する方がほとんどだと思います。契約日が2023年9月21日~2023年10月4日の場合、どちらのコース(積立コースは80歳まで)も以下のような利率となっています。

契約通貨 積立利率
米ドル建て 0.67%
豪ドル建て 0.65%
ユーロ建て 0.01%

この利率をもとに資金を運用することになるのですが、支払った保険料全てに利率がかかるわけではない、ということに注意が必要です。

保険料全てに利率がかかるわけではなく、契約時の手数料運用費など、様々な費用が保険料から引かれることになります。このマイナス後の保険料に利率が掛けられるため、実際には思ったよりも資産が増えていない、という状態になってしまう事になるのです。

1年間運用した結果、資産がどれくらい増えたかを示しているのが実質利回りです。基本的には積立利率よりも実質利回りが少なくなってしまう、ということは理解しておくようにしましょう。

デメリット②為替リスクがある

外貨建ての保険では、為替リスクがあるということもデメリットの一つです。

外貨建て保険では、異なる通貨に交換した際の金利で利益を得ようとする保険です。

例えば、1ドル100円の時に100万円分のドルを購入します。利回りが2.5%であった場合、1年後には1万250ドルとなりますよね。このとき前回と同じように1ドル100円ならば、円換算した際に102万5千円となり、25,000円資産が増えたことになります。

しかし、1ドル90円になってしまっていた場合、円に換算すると92万2,500円となってしまい、最初の100万円よりも減ってしまうことになるのです。

外貨建て保険の場合、為替相場次第で資産が増加することもあれば、逆に減ってしまう事もある、ということを理解しておきましょう。

デメリット③中途解約・早期解約は元本割れのリスクがある

中途解約・早期解約をした場合、元本割れのリスクが高くなることもデメリットの一つです。

一時払いで全額支払っているため、中途解約しても元の金額は戻ってくると考えてしまうかもしれませんが、保険料からは手数料などの諸費用が引かれています。そのため、中途解約・早期解約をしてしまうと、元本割れのリスクが高くなってしまうのです。

また、10年以内などの早期解約の場合、「解約控除費用」というものも掛かってしまいます。解約控除費用は解約をした際に経過年数別の解約控除率をかけた金額が控除されます。

早期解約の際は手数料などが引かれているため、そもそも元本割れの可能性が高い上に、さらに解約控除費用がかかってしまうため、思っているよりもかなり少ない金額になってしまう可能性があることを理解しておきましょう。

デメリット④市場価格調整をされる

しあわせずっと2のような外貨建て保険を解約する際、市場価格調整をされてしまう、ということもデメリットになります。

市場価格調整とは解約返戻金が市場金利によって上下する仕組みです。加入時の利率が解約時の利率よりも高ければ解約返戻金が増え、加入時の利率が解約時の利率よりも低ければ減ってしまう事になります。

利率が1.5%の時に契約していた場合、解約時の利率が1%などと低くなっていると解約返戻金は増加し、2%などと高くなっていると解約返戻金は減少してしまう事になるのです。

このように、市場価格調整によっても、解約返戻金に差が生まれる、ということを理解しておきましょう。

デメリット⑤定期支払金は所得税の対象

定期支払コースの場合ですが、定期支払金が所得税の対象となることにも注意が必要です。

定期支払金は雑所得となるため、課税対象となってしまいます。

20万円以下の雑所得は申告不要なのですが、それ以上に定期支払金がある場合、申告が必要となります。

年末調整を行っている場合は、保険会社からの支払い書を提出し、申告するようにしましょう。定期支払金の金額が大きい場合、課税対象となってしまうのがデメリットの一つであると覚えておきましょう。

終身保険「しあわせずっと2 」のメリット

しあわせずっと2を理解するためにもデメリットについていろいろとご紹介してきたため、不安に感じている方もいるかもしれません。しかし、しあわせずっと2にはメリットもしっかりとあります。

メリットとしては、

  • 高い金利
  • 自動で利益を確保してくれる
  • 定期支払金がある
  • 相続税対策になる

などが挙げられます。

銀行に預けていてもほとんど増えないため、高い金利は大きな魅力の一つですよね。ここではそれぞれのメリットについて詳しく解説していきます。

メリット①高い金利で運用される

高い金利で運用できることは大きなメリットと言えます。

先ほどご紹介しましたが、2023年9月21日~2023年10月4日の金利は米ドルで0.67%となっています。現在はコロナの影響で思っているほど高い金利ではないかもしれませんが、それでも銀行に預けているよりかはいいのではないかと思います。

コロナ以前での利率はおよそ1%ほどだったため、今の利率は少し低く感じてしまいますが、それでも円で運用するよりも効率的に資産を増やすことができます。

高い利率はしあわせずっと2の大きなメリットと言えるのです。

メリット②目標達成すると自動で利益を確保してくれる

目標を達成すると、自動で利益を確保してくれることもメリットの一つになります。

積立コースの場合、契約時に目標値を105~200%の範囲で設定することをご紹介しました。目標値を設定することで、どれくらい増えるのかが分かりやすくなっています。

運用を続け、目標値まに到達した場合、円建てにして利益を確保するシステムになっています。

円建てとなるため、その後為替が変化しても、保険金額に影響が出ることはありません。自動で利益を確保してくれるのは大きなメリットと言えます。

メリット③定期支払金を受け取れる

定期支払コースの場合は、定期支払金を受け取れるのがメリットとなります。

積立コースでは途中で保険金が受け取れることはありません。そのため、1年ごとに増えた分の定期支払金が受け取れるのはメリットと言えます。お小遣い感覚で定期支払金を受け取る形になります。

10年後の更改日前に、定期支払を続けるか、死亡保障を充実させるかを選ぶこともできるので、加入後しばらくは定期的にお金を受け取りたい、といった場合にも定期支払コースにするといいかもしれません。

メリット④相続税対策に活用できる

しあわせずっと2は相続税対策にも活用できることがメリットとなります。

相続税の対象となる財産は、被相続人が保有していた財産を指しています。そのため、終身保険の保険金は相続税の対象にならないのです。

しかし、「みなし財産」と呼ばれる、受取人が受け取ることのできる財産です。みなし財産には非課税枠が設けられており、

  • 500万円×法定相続人の数

よりも少ない金額であった場合、非課税となります。

また、相続の際には誰がいくら受け取る、などと揉めることもあるかと思いますが、しあわせずっと2では受け取る人を指定しているため、誰が相続をするかでもめる必要もが無いこともメリットとなります。

終身保険「しあわせずっと2 」の評判・評価や口コミ

三井住友海上プライマリー生命のしあわせずっと2の内容や、メリット・デメリットについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

加入をするうえでデメリットを理解しておくことは、損をしないためにも重要なことです。

では、評判や口コミにはどのようなものがあるか気になりますよね。加入を検討している方の中には、実際に加入している人の口コミを参考にしたい、と考えている方もいるかと思います。

終身保険「しあわせずっと2」の良い評判・口コミ

まずは良い口コミからご紹介したいと思います。

良い口コミでは、加入することで将来の不安が和らいだ、というものや、しっかりとしたシステムがあるため、為替リスクがそれほど心配ではない、などの口コミがありました。

以下でそれぞれの良い口コミをご紹介していきます。

終身保険「しあわせずっと2」の良い評判①

「契約時には10年先にどうなっているか分からず不安でしたが、10年の運用期間が終わった時に、その後の運用方法を決められるのがとてもありがたく感じました。何年も先のことを決めるのはとても不安なため、このようなニーズに答えてくれる保険に出会えてよかったです。」

長期間の資産運用となると、将来のことを契約時に決めなくてはいけないため、そのことに不安を感じている方もいます。このような場合、定期支払コースを選ぶことで、10年後に運用方法を決めることができます

このような細かなニーズにも答えてくれる保険となっています。

終身保険「しあわせずっと2」の良い評判②

「外貨建て終身保険は為替リスクがあるということを聞いていましたが、しあわせずっと2では目標値を達成したら自動で利益を確定してくれるシステムに安心感を持っています。なにより、外貨建てであるため利率が高く、普通の保険よりもお金が増えていくという楽しみがあるのが嬉しいです。」

外貨建ての保険では為替リスクがありますが、しあわせずっと2では自動で利益を確保してくれるシステムとなっています。そのため、あまりリスクを感じずに運用することができるのです。

そのため、実質的なリスクをあまり感じず、外貨建ての利率の高さを利用できる保険となっています。

終身保険「しあわせずっと2」の良い評判③

「保険の契約時、死亡保障よりも介護の保障が得られるかどうかに不安を持っていました。しかし、しあわせずっと2では特約を利用することで、介護への保障も準備することができ、将来に対する不安が少し解消されました。さらに、定期支払コースにしたため、定期支払金で趣味の時間も充実することができました。」

しあわせずっと2には様々な特約を付帯することができます。将来の不安を少しでも和らげるためにも、自身が心配していることに関する特約を付帯しておくと安心です。

特約を利用することで、様々な不安に対処できる保険となっています。

終身保険「しあわせずっと2」の悪い評判・口コミ

良い口コミでは、しあわせずっと2へ加入することで、将来の不安が少なくなった、というものが多くありました。しかし、加入した方全員が後悔しないわけではありません。

しあわせずっと2は外貨で運用を行うため、利率がいいのが特徴でしたが、やはり為替リスクなどの知識の無い人には向いていないという意見や、保険ではなくその他の運用方法を利用すればいいのでは、などの口コミも見られます。

以下では悪い口コミについてご紹介していきます。

終身保険「しあわせずっと2」の悪い評判①

「窓口が銀行ということもあり、気軽な気持ちで加入をしました。しかし、加入後にいろいろ調べ、専門家の意見などを聞いてみたところ、外貨建ての保険の知識が何もない状態で加入しない方が良いということが分かりました。今のところ特に損をしている、という訳ではないのですが、加入前にいろいろ調べておくべきだったと少し後悔をしています。」

外貨建ての保険は利率が良く、しっかりと運用すれば将来資産が増えることとなりますが、それなりにリスクもあることを十分理解してから加入をする方が安全です。

いくら利率が良いと言われても、全くリスクが無いわけではないため、どのようなリスクがあるのか、事前に調べてから加入するようにしたいですね。

終身保険「しあわせずっと2」の悪い評判②

しあわせずっと2の悪い口コミ2つ目のご紹介です。

「しあわせずっと2は資産の運用を目的として加入する人がほとんどだと思います。しかし、運用目的ならば、わざわざリスクの高い外貨建ての保険ではなく、債券を利用すればいいのではないかと感じてしまいます。債権を利用すれば、為替リスクなどを受けることなく運用ができます。」

しあわせずっと2は高い利率で資産を運用する保険です。しかし、運用だけを目的とするならば、債券など他の方法を取った方が、安全だしリスクも少ないと感じてしまうようです。

資産の運用だけが目的ならば、あまり必要性の無い保険となってしまいます。

「サニーガーデンEX」や「ロングドリームゴールド3」と比較してみた!

外貨建ての保険は、メットライフ生命の「サニーガーデンEX」や日本生命の「ロングドリームゴールド3」なども有名です。

それぞれの違いを表でまとめると以下のようになります。

主な違い しあわせずっと2 サニーガーデンEX ロングドリームゴールド3
コースの種類 定期支払コース

積立コース

定期支払コース

目標設定付定期支払コース

積立金増加コース

ふやすタイプ

うけとるタイプ

のこすコース

つかうコース

契約通貨 米ドル/豪ドル/ユーロ 米ドル/豪ドル
契約可能年齢 0~80歳(定期)

0~87歳(積立)

0~80歳 15~90歳
定期支払金受取期間 契約~10年(延長可) 一生涯

目標設定付は目標達成まで

10年ごとに更改可能
特約 円入金特約

外貨入金特約

円支払特約

遺族年金特約

年金以降特約(定額保険用)

介護年金特約

指定代理請求特約

保険料円入金特約

外貨入金特約

円支払特約

年金支払い特約

積立金定期支払特約

円建て終身保険移行特約

円入金特約

外貨入金特約

円支払特約

円建て脂肪保険金特約

定期支払特約

定期支払金円支払特約

定期支払金額円建て固定特約

解約返戻金の年金支払いに関する特約

最低保険料 100万円 300万円 100万円

主な違いとしては、

  • 契約通貨にユーロが利用できる
  • 定期支払金は10年後に運用方法を選べる
  • 介護年金特約がある
  • 最低保険料が100万円と少額

などが挙げられます。

特に、介護年金特約は、将来介護について不安を抱いている方には重要な特約となります。介護について不安という方には、しあわせずっと2はおすすめです。

参考:外貨預金や投資信託についても知っておこう!

三井住友海上プライマリー生命のしあわせずっと2は資産運用を行いつつ、保障が受けられる保険商品になっています。検討している方の多くは、保障を受けながら資産運用を行いたい、と感じている方がほとんどだと思います。

資産運用だけを行う場合には、このような外貨建ての保険だけでなく、

  • 外貨預金
  • 投資信託

なども利用することができるのです。

名前だけ聞いても、いまいちどのようなものか分かりませんよね?それぞれについて解説していきたいと思います。

まずは外貨預金です。外貨預金は名前の通り、資産を外貨の状態にして預金を行うことです。円の状態で銀行にお金を預けていても、金利が低いためほとんど増えませんよね。外貨にすることで、高い金利を利用することができるため、資産運用を行うことができるのです。

外貨建ての保険よりも少額で始めることができるため、手軽に利用することができます。しかし、運用を行うのは自分自身です。そのため、ある程度知識が無いと、為替の状態などに気付かずに引き出しを行ってしまい、損をしてしまう可能性もあるため注意が必要です。

外貨預金での資産運用を考えている場合、ある程度勉強をしてから始めるのがおすすめです。

次に投資信託の紹介です。投資信託は資産をプロに預けて、運用を行ってもらう方法です。運用はプロが行うため、自身に投資の知識が無くとも安心して始めることができます。

しかし、プロに依頼するため、その分手数料は高額になってしまうのがデメリットです。

資産の運用のみを考えているならば、これらの運用方法も検討してみてはいかがでしょうか?

参考:終身保険「しあわせずっと2」に関わる税金について

先ほどもデメリットをご紹介する際に、しあわせずっと2の定期支払金は所得税として課税対象となることをご紹介しました。それ以外にもしあわせずっと2に関わる税金にはどのようなものがあるのか気になりますよね。

ここでは、

  • 税金の決まるタイミング
  • 税金が課税されるもの

についてそれぞれご紹介していきます。

円に換算した上で税金が決まる

しあわせずっと2では、支払われる保険金を円に換算した上で税金が決まることとなります。保険金を外貨で受け取る際も同様に、保険金を日本円に換算してから税金が決まることになります。

しあわせずっと2の円換算日は以下のようになっています。

保険金の種類 円換算日
定期支払金 支払日
年金 支払日
解約返戻金 請求受付日
死亡保険金 支払事由の発生日

死亡保険金の支払い日

これらの日に円換算され、税金が決まることになります。

「しあわせずっと2」で税金が課税されるものは何?

では、しあわせずっと2で課税対象となるものには何があるのでしょうか?課税対象となるものは、

  • 定期支払金
  • 解約返戻金
  • 死亡保険金
  • 年金

になります。

定期支払金は所得税と住民税が、解約返戻金は所得税と住民税が、死亡保険金は相続税が(契約者・被保険者が本人で、受取人が配偶者または子供の場合)、年金は所得税と住民税がそれぞれ課税されることになります。

また、一時払い保険料はその年の生命保険控除の対象となります。

参考:積立コースがおすすめ!定期支払コースは損?

三井住友海上プライマリー生命のしあわせずっと2には定期支払コースと積み立てコースがありますが、おすすめするのは積立コースになります。

先ほどもご紹介しましたが、積立利率と実質利回りは違います。そのため、支払った保険料に満額利率がかかると思っていた場合、毎年支払われる定期支払金は思っているよりも低い金額になってしまいます。

さらに、定期支払コースでは、毎年増えた分を支払ってしまうため、元本が増えていきません。同じ元本で運用を続けるため、支払った保険料より大幅に資産が増えることは期待できないのです。

一方、積立コースならば、金利で増えた分が元本に含まれるようになります。そのため、定期コースよりも多くの資産が増えるようになります。

そのため、資産運用を考えている場合、定期支払コースよりも積立コースに加入するのがおすすめになります。

まとめ:保障内容を重視するなら他の保険を検討するべき!

いかがでしたか?ここでは三井住友海上プライマリー生命のしあわせずっと2の口コミについてご紹介しました。しあわせずっと2は保障を重視する場合、あまりおすすめできない保険になっています。

ここでご紹介したことは、

  • しあわせずっと2はあまりおすすめできない
  • しあわせずっと2には積立コース・定期支払コースの2つがある
  • デメリットは、積立利率と実質利回は違う、為替リスクがある、元本割れのリスクがある
  • メリットは、金利が高い、自動で利益が確保される、定期支払金がある、相続税対策になる
  • 良い口コミは、将来に対する不安が和らいだ、というものが多い
  • 悪い口コミは運用目的ならば他の方法の方がお得
  • サニーガーデンEXやロングドリームゴールド3との違いは、10年後に運用方法を選べることや介護年金特約があること
  • 資産運用のみが目的の場合、外貨預金や投資信託もおすすめ
  • しあわせずっと2で課税されるのは、定期支払金、解約返戻金、死亡保険金、年金
  • 加入するなら定期支払コースよりも積立コースがおすすめ

になります。

しあわせずっと2は外貨建ての保険になるため、為替リスクなどがあることを十分理解するようにしましょう。また、途中で解約をしてしまうと、ほとんどの場合元本割れとなってしまうため、加入する際は保険料とは別に貯蓄のある状態にしておくことがおすすめです。

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