医療保険

コープ共済で吸引分娩への備えは十分?給付金はいくら受け取れるの?

コープ共済では吸引分娩が保障対象に

妊娠・出産には様々な不安やリスクが伴うものですが、吸引分娩という分娩方法をご存知でしょうか。

吸引分娩で出産したというお母さんもいらっしゃるかもしれません。

この吸引分娩で出産した場合、民間の医療保険の保障の対象になるのか気になるところですね。

この記事でご紹介するコープ共済では、吸引分娩は保障の対象となっています。

保障の内容や金額、実際に給付金を受け取った方のコメントなどをご紹介していきますので、是非最後までお読みいただければと思います。

内容をまとめると

  1. コープ共済では吸引分娩による出産を保障できる
  2. コープ共済で吸引分娩で受け取れる保障の金額は、「たすけあい女性コース」で掛金2,000円の場合、合計76,000円
  3. コープ共済は妊娠中でも加入できるが、申し込みから1年以内に入院した場合、共済金が減額されるので注意が必要
  4. また、病院の領収書に吸引分娩の診療報酬の記載がなかった場合などは吸引分娩で共済金がおりないことがある
  5. 妊娠・出産を考えていて、保険についてお悩みがある人は、まず保険のプロに無料相談してみるのがおすすめ
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そもそも吸引分娩とは

吸引分娩とはその名のとおり、赤ちゃんの頭にシリコンや金属製の吸引カップをつけ、吸引圧をかけて引っ張り出す出産方法のことです。

必要以上に出産に時間がかかってしまい、赤ちゃんが危険な状態に陥る可能性がある場合に、吸引分娩となるケースがあります。

具体的には、

  • 胎盤の機能が悪くなり、赤ちゃんが酸素不足になる可能性がある場合
  • お母さんに合併症があり、分娩に時間がかかると母子ともに危険な状態が発生する恐れがある場合
  • 微弱陣痛の場合

などのケースがあります。

また、このような異常がない場合でも、分娩を楽に行うために使われたり、お母さんがうまくいきむことがむずかしい場合の補助として使われる場合もあります。

コープ共済は妊娠中でも加入可能

妊婦の方はそうでない方に比べて健康上のリスクがあるため、保険によっては加入できない場合や、条件付の加入になる場合があります。

そんな中で、コープ共済は妊娠中でも加入できる保険です。

ただし、申し込みから1年以内に入院した場合、共済金が減額されるので注意が必要です。

しかしながら、たとえ減額になったとしても保障があれば、精神的にも経済的にもかなり安心といえるのではないでしょうか。

コープ共済では吸引分娩時にいくら給付金を受け取れる?

コープ共済は妊娠中でも加入できるとご紹介しましたが、仮に吸引分娩となった場合、どのくらいの給付金を受け取ることができるのでしょうか。

例えば、コープ共済の「たすけあい 女性コース」という共済では、主な保障内容は以下のようになっています。

L2,000円コース L3,000円コース L4,000円コース
月掛金 2,000円 3,000円 4,000円
入院日額 5,000円 7,000円 10,000円
女性特定疾病入院 上記にプラス日額3,000円
手術 2・4・8万円 3・6・12万円 4・8・16万円

※ 吸引分娩の手術は、それぞれ2万円、3万円、4万円

この保障内容で、L2,000円コースで、入院日数が7日の場合で計算してみます。

入院保障:( 5,000 + 3,000 ) × 7 = 56,000円

手術保障:20,000円

合計:56,000 + 20,000 = 76,000円

合計76,000円の共済金がもらえるようですね。

また、吸引分娩は自然分娩とは異なるため、公的医療保険制度の健康保険の対象になります。

そのため、吸引分娩にかかった費用のうち、入院・手術・投薬などの費用は3割負担となります。

また、出産した場合、自然分娩でも異常分娩でも、出産育児一時金として一人あたり42万円がもらえます。

その他にも、出産手当金として、出産のため会社を休みその間に給与がなかった場合に、

標準報酬日額の2/3 × 休んだ日数分

がもらえます。

このように、公的な医療保険制度でも保障があり、さらにコープ共済の保障もあれば、仮に吸引分娩のような異常分娩となった場合でも、少なくとも経済的には安心できるといえるのではないでしょうか。

吸引分娩で給付金を受け取れないケースも

基本的に通常の自然分娩は病気ではないので、医療保険の保障の対象にはなりません。

しかし、吸引分娩は妊娠中の病気、つまり異常分娩とみなされるため保障の対象となります。

ただし、吸引分娩の場合も給付金を受け取れない場合もあるようなのです。

例えば、

  • 病院の領収書に吸引分娩の診療報酬の記載がなかった場合
  • 保険会社の解釈による場合

などが考えられます。

前者の吸引分娩の診療報酬の記載がない場合とは、どのようなケースが考えられるのでしょうか。

例えば、医師の判断で母子に危険が及ぶことを避けるために、予防的に吸引分娩を行ったが、結果として自然分娩と変わりない分娩になった場合などが考えられます。

また、後者の保険会社の解釈による場合とは、そもそも論なのですが、吸引分娩が行われたのは赤ちゃんであってお母さんではない、つまり、加入者の病気・手術ではない、という判断のことのようです。

なんだか釈然としない気もしますが、なるべくこのような状態を避け給付金を受け取るために、

  • 病院の領収書に、吸引分娩の診療報酬の記載があるか確認
  • 上記を確認後、保険会社へ問い合わせる
  • .保険会社からの連絡後に、病院へ診断書を出してもらうよう請求

の手順をしっかり行うことをおすすめします。

コープ共済で吸引分娩の給付金を受け取った人の声

現在準備中です。

まとめ:コープ共済で吸引分娩への備えは十分?給付金はいくら受け取れるの?

コープ共済の吸引分娩の保障に関して解説してきました。

もう一度、主なポイントをおさらいしておきましょう。

  • 吸引分娩とは、赤ちゃんの頭に吸引カップをつけ、引っ張り出す出産方法のこと
  • 妊娠中は加入できない保険もあるが、コープ共済は加入可能
  • 吸引分娩で共済金を受け取れない場合は、
    病院の領収書に吸引分娩の診療報酬の記載がなかった場合
    保険会社の解釈による場合
  • コープ共済で吸引分娩で受け取れる保障の金額は
    たすけあい女性コースで掛金2,000円の場合、合計76,000円
  • 公的医療保険制度でも、出産育児一時金や出産手当金がもらえる

妊娠している方にとっては、妊娠中だからこそさまざまな不安やリスクに備えておきたいものですよね。

他の保険の加入ができなかった妊婦の方も、コープ共済の加入を検討されてみてはいかがでしょうか。

参考:金融庁

吸引分娩は医療保険で保障される?

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